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unison2が、3日間にわたってレポートしていた
ユニゾンの新入社員研修公開コース『Business Base 2009』。


昨日から今年度2回目のコースがスタートしている。
その様子を、私も少し覗いてきた。

今回のコースには、高卒の新入社員さんも複数名参加している。
ちょっと前までは高校生だった彼らの姿を目の当たりにすると、
自分がいかに年をとったかという事実を突きつけられてしまう。
彼らはそれくらいに初々しく、生命力に溢れていた。

そんな彼らの様子をしばらく眺めていると…

そこには、やはりまだ18歳の彼・彼女たちの姿があった。
講師の話を聞くのも集中力が持続しなかったり、
今どきの若者言葉が口をついて出てしまったりと、
たいそう苦労をしている様子であった。

彼らの姿を見ていて私は、私たちの新入社員研修の最大の目的は、
彼らに『P−P転換』を図ってもらうことだという思いを強くした。

『P−P転換』とは、私たちユニゾンの造語で、
“パーソナル(Personal)からパブリック(Public)へ、
一個人としての人から公に生きる人の価値観に転換を図る”
という意味である。

極端なことを言ってしまえば、子供時代〜学生時代は
“自分にとって気持ちの良いことを追求できる”時代である。
ところが、ひとたび就職(就社?)してビジネス社会に出ると、
その人の人生における時代は否応なく大転換期を迎える。

すなわち、それはビジネス社会が、
“他人にとって気持ちの良いことを追求しなければならない”
というルールに基づいて機能している社会であるからである。

社会人になる、社会に出るということは、ある意味、
パーソナルな価値観を優先できない世界に足を踏み込む
といういうことと同義なのだと思う。

そのための覚悟を促すのも、私たちの大事なお役立ちである。

今年度2回目となる新入社員研修公開コースも明日が最終日。
明日も会場を覗いて、彼らの進化のほどをこの目で確かめてみたい。