2001年9月11日、TVから流れてきた映像に目を疑ったのは
私だけではないはず。
つい最近のことだと思っていたら、もう5年も経っていた。

風化させてはいけないなどという前に、まだまだ傷跡は癒えていない。
粉塵での健康被害も伝えられ、未だイラク戦争も終焉を迎えたとは
言い切れない。

心情としては、苦しんでいる人がいなくなって、風化するのであれば
その方が良いとも思う。

今も世界中で悲しい事件や事故は起こっている。
政治・宗教・民族…どんなに乗り越えることが困難な問題があったとしても、
人が人の命を奪うこと、特に大量無差別殺人というテロリズムだけは、
どうか二度と起こらないでほしい。

その為に私には何ができるだろうか?
きっと、私一人の力では何もできない。
しかし、一人一人が真剣に考え続ければ、大きな力となるかも知れない。