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今朝、鳥取県の小学校で20年ぶりに学級委員長が復活した、
というニュースが流れていた。

「え?今どきの小学校には学級委員長がいないの?」

出社した私は、早速社内のママさんスタッフたちにリサーチしてみた。
その結果、彼女たちがお子さんを通わせている小学校にも、
“学級委員長はいない”ということが判明した。

驚いた私が「どうしてなの?」と彼女たちに尋ねると、
「“選ばれなかった子供が傷つくから”とか“平等じゃないから”
 という学校側の判断があるらしいのよ…」とのこと。

そういえば今朝のニュースでも、鳥取県の小学校が学級委員長を
置いてこなかった理由にも、そんなことが挙げられていたっけ。

それにしても、今どきの学校はどうなっているのだろう。

最近は運動会の徒競走に順位をつけない学校が多い、とも聞く。
これらを“平等”と言えば聞こえが良いのだろうけれども、
果たして、それを教育と呼んでしまって良いものか。

私たち大人は子供たちに対して、勝つことや負けることも含めて、
もっと他人に揉まれる環境を提供すべきなのではないだろうか。

そして何よりも重要なのは、学級委員長になる・ならないだとか、
徒競走で一等になる・ビリになるだとか、成績の良し悪しだとか、
そんなこの国の大人が喜びそうな画一的な価値観に染められずに、
多様な価値観を受容できる懐の深さを育むことだと思う。