ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

陽転思考

“明るい”ということ

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研修の際には、受講者の方から色々なご質問をいただきます。

中でも、最近目立って多いのが、
「良い営業マンにはどんな“スキル”があればいいのでしょう?」だとか、
「できる管理職とは、どんな“力”を持っているべきですか?」などと
いうご質問です。

このような質問が増えているのは、
“人間力”などの言葉に象徴される“○○力”とか“○○術”といった考え方、
すなわちビジネスマンの能力を、定量化(数値化)できる明確なパッケージと
して捉える傾向が強まっていることが、その背景として考えられます。

しかし、ビジネスマンに求められる能力を、
『“これらの力”が“このくらい”必要』と計測することはできません。
営業力やマネジメント力、ましてや人間力などを計測できる“ものさし”は
存在しないのです。ですから前記のようなご質問に対して、明快な答えを
ご提示するのは非常に難しいと言えます。

そんな中で、唯一確信を持ってお答えできることがあるとすれば、
それは“明るい”ということ(能力)です。質問に対する答えとしては、
あまりに素っ気ないと感じる方も多いでしょうが、私は、経営者であれ、
管理職であれ、新入社員であれ、営業マンであれ、ビジネスの世界に
身を置く者にとっては、なによりも大切な“力”であると考えています。

ここで言う“明るい”ということは、単に他人に与える印象が
“明るい”ということだけを指しているのではありません。
物事を前向きに捉えられる、つまりピンチをチャンスと捉えられる
ような“陽転思考”を持っているというのも“明るい”ということです。

あれこれとスキルや手法に縛られてしまうよりは、
“明るい”ということに注力して仕事に臨んでみることをお勧めします。
明るいということは、どんな場面においても大きな力になってくれると、
私は強く思っているからです。

先楽?後楽? or 常楽?

先日投稿した先楽・後楽の観点から言えば、
“人には「常楽思考」という思考傾向もあるのではないだろうか?”と、
ふと、そんなことを考えた。

「常楽(じょうらく)」。漢字を分けて眺めてみると、
大きく二つの意味づけができそうだ。

一つ目は、“常に楽をしていたい!”という思考傾向の意。
世の先達たちが眉をひそめるような思考傾向である。

ところが、この意味で「常楽思考」を考えてみると、
先楽・後楽という二つの考え方も、常楽という考え方があって
初めて成り立った考え方である、という気がしてならない。

すなわち、人間は常に楽をしたい生き物である、という前提に立って、
「先に怠けると後で苦しくなるよ。でも、先に苦しむと後で楽になるよ。」
という教訓を説いているからである。

先楽思考と後楽思考を並べて、「後楽思考であるべし」とする考え方も、
“人間はもともと怠け者である”というマグレガーのX理論に近似した
人間観に基づいたものと言えなくもない。


私は、同じ「常楽思考」でも二つ目の意味を持論としたい。
漢字の読みからすれば、“常に楽しければいい!”との意味にも取れる。
しかし、“常に快楽を求めること”と同義ではないと考える。

つまり「常楽思考」とは、
“常に楽しむことができる(苦しみも楽しめる)思考”
と解釈したいのである。

そして、その意味での「常楽思考」は、
自分で定めた目標に立ち向かっていく強い意志を持つ、
そんな人たちに多く見受けられる思考傾向であるとも言える。
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