現在、フジテレビで放送されているドラマ“アテンションプリーズ”。
新卒で入社したキャビンアテンダントの訓練生、美咲洋子(上戸彩)が、
訓練の中で、教官や同期の仲間との人間関係を通じ、人間として成長していく。

新入社員として入社するのは、人生で一度きり。
その時の直属の上司は、その新入社員の人生を左右する影響力を持つという。
責任は重大だ。

今年、新入社員として入社した方々も、多くの企業では研修が終わり、
実際に配属され始める時期。
受け入れる側も、チームが活気づく喜びとは別に、
多大な責任を感じておられることであろう。

新人を受け入れるのが初めてのマネージャーの方であれば、なおさらである。
ただ、難しく考えずに人間同士として、まずはマネージャーから“想い”を
伝えてみてはいかがだろう?
いくら年齢が離れて、最近の若者は…なんて言われていても、
相手は宇宙人ではないのだから。

ドラマを見ながら、私自身の新入社員時代を思い出してみた。
上司との距離感がつかめず、とまどいを感じた記憶がある。
迷惑をかけてはいけない、時間をとらせてはいけない、
でも良い関係を築きたい…などなど、
今考えると、とまどいを感じていたのは上司も同じだったかもしれない。

ドラマの中でも上司である三神教官(真矢みき)が、
口には出すことをせず、美咲洋子に自分で気づいてもらおうと心を砕いていた。

ただ、実際にはなかなかドラマの様にはいかないので、やはり
Face to Faceで、言葉に出してコミュニケーションをとることが必要であろう。
特に成長を実感できるような、コミュニケーションがとれれば、
おのずと人間同士の信頼関係が構築できるはずである。

しかし、上戸彩が部下だったら、かわいくて緊張しちゃうなぁ。
なんて、あり得ない心配でした。