ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

読書

私の1冊 日本の100冊

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昨年秋から、NHKのBSを中心に放映されていた
『私の1冊 日本の100冊』という10分間の番組がある。

各界で活躍する著名人が大切にしている1冊を紹介する番組で、
先日(3/27)放映された、女優・吉永小百合さんの1冊をもって、
紹介した書籍がついに100冊目を迎えた。

私はこの番組を毎回とても楽しみにしていた。

登場する著名人たちは、思い入れたっぷりに自分の1冊を語る。
番組中に1冊を一部紹介する朗読陣も素晴らしい。

私はこの番組に影響されて、今まで読んだことのない本や、
食わず嫌いで手に取ったことのない本を何冊か購入してしまった。
ここ最近、私の読書のコンシェルジュ的な番組でもあったのだ。

しかし、とうとう『日本の100冊』を紹介しきってしまった。
“番組編成のこの時期、お気に入りの番組が終わってしまうなぁ…”
と大変残念に思っていた矢先、嬉しいニュースがあった。

この番組、4月から隔週土曜の深夜に総合テレビで再放送される。

私がこの番組に気づいたのは、実は年が明けてから。
既に50冊程度を紹介し終えた時点だった。
途中見逃してしまった回も何回かある。

4月からの再放送では、全回じっくり楽しもうと思っている。

本を読まない管理職

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管理職研修を実施したお客様企業の経営者や人事部長から、
「彼らにどんな本を読ませたらよいのでしょう?」との
ご質問をいただくことが増えている。

このようなご質問が増えている原因を、
ビジネスマンの活字離れに求めてしまうのは早計に過ぎるだろう。
朝の通勤電車を見回せば、熱心に日経新聞を読んでいるビジネスマンや、
マーカーペンを片手に専門書を熟読しているビジネスマンは珍しくないし、
私の周囲にも“本の虫”と呼んでもいいくらいのビジネスマンが少なくない。

ただ、少なくとも前記のような質問を下さる方々の口からは、
「ウチの管理職は新聞すら読まないんですよ…」という話が聞かれるのである。
こちらとしては、ご質問をいただいた以上はお答えしないわけにはいかないので、
研修の理解を深めてもらえそうなビジネス書を紹介することも多い。

しかし、である。私たちがご紹介した書籍を“自発的に”手にとって下さる
のならまだしも、「勉強になるからこの本を読め!」とばかりに“強制的に”
読書を強いるのはいかがなものであろう。
聞いたところによると、定期的に課題図書を定め、その感想文を提出すること
を管理職に義務づけている会社も少なからずあるという。

もちろん、そのような読書のやり方であったとしても、
読み手にとって「まったく勉強にならない」などと言うつもりはない。
どんな読書であっても、根気強く活字をたどることで、読み手は書き手の
思考のプロセスを追体験することになるからだ。そのことによって、読み手の
想像力や共感力、批判力などが高められるのが、読書の“学び”だと思う。

それでも、強制される読書ほど苦痛なことはないというのが私の持論である。
ではどうすれば、本を読まない管理職が自ら読書をするようになるのか?
残念ながら、これと言った答えがあるわけではない。

ただ私自身の経験で言えば、ビジネス書に限定することなく、自分が読んで
面白いと思った本を、本を読ませたい人に紹介し続けることが有効そうだ。
小説であろうがエッセイであろうが、本人が活字をたどるプロセスに慣れて
さえいれば、いざというときに自ら欲する情報を本から得ようとするのは
それほど敷居の高いことではない。

私は今、根気強く私に本を紹介してくれた恩師に感謝している。

猪突猛進型読書

私は間違えて日本語を覚えていることがよくある。

「猪突猛進」を「緒突猛進(しょとつもうしん)」だと思っていたり、
「会社の沿革」を「会社の変革(へんかく)」だと思っていたり。

特にブログに文章を掲載するようになってから、間違いに
気付くことが多くなった。

ブログに掲載すると理論上では全世界に発信している文章なので、
間違えた日本語を使用する訳にはいかない。
そこで、最近のお友達はもっぱら、webサービスの辞書・辞典。

前述の言葉などを入力→検索→結果0件…。。
当たり前である、入力している言葉が間違えているのだから。
そこで、やっと勘違いして使っていたことに気付く。

読書が好きなので、決して活字に触れていないわけではない。
それでも間違いが多い。
似たような漢字や音を、思いこみで処理をしていた結果だと思う。

物語を読んでいると、ついつい先が気になり、一つ一つの言葉を
なおざりに取り扱い、読み進んでしまうことがある。
本当に読書を楽しむ為には、“猪”突猛進ではなく、それぞれの言葉を
“緒(いとぐち)”に言葉を大切に読むことも必要だと感じた。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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