拝啓 unison2 様

昨日、貴殿が投稿した記事に関して、
読者の皆さまに誤解をいただかぬよう一言申し上げます。

“寒々おやじギャグ”と貴殿が称した類は一体何を指しているのか、
私を含めた講師陣で協議をいたしました。結果、講師陣の誰一人として
研修中にギャグを発していると認識している者はおりませんでした。

しかし、貴殿のご指摘をさらに深く検討してみると、
我々講師が、受講者の皆さまに注意を喚起していただくために用いる
“語呂合わせ”や“連想記憶術”を指しているのでは?との結論に至りました。

卑近なところで思い当たるものを挙げてもらうと・・・

・「魚は鯛がいいけれど、 仕事では○○し“たい(鯛)”より、
  ○○してみせ“ます(鱒)”と決意することが大切!」と
  意識付けを図っている

・“タラレバ”(営業のクロージングで有効な推定許諾話法)を
 紹介する際に「ニラレバではないですよ!」と丁寧に紹介している

・納期意識を高めていただくために、
 「その仕事は短期集中でやるの?“牛のよだれ(ダラダラ)”でやるの?」
 と質問したことがある

上記のような話が、複数の講師から出てきました。
けれども、これらを“寒々おやじギャグ”と呼ばれるのは心外である、
というのが講師陣の大勢でした。

我々は、決して“うけよう”と思っているのではありません。

貴殿が魚の小骨に例えた通り、
受講者の皆さまの記憶と心に残る研修とするために、
インパクトある話ができるよう工夫を重ねているのです。

追伸:協議の最後に、ある講師がポツリとつぶやきました。
   「この前の研修では、このネタで笑いが取れなかったんだよなぁ・・・」