ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

約束

約束や決まり事を守り「ハイ」に責任を持つ

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モラール・クリエイター12ヶ条

第5条『約束や決まり事を守り「ハイ」に責任を持つ』

約束や決まり事を守るというのは、
ごく当たり前の人間としての基本である。

約束にもいろいろとあるが、1対1の約束と職場内での
約束とどちらが守られる率が高いだろうか?

意外と職場内の約束が守られない
(例えば報告書の納期、公共スペースの整理整頓など)。

これはなぜだろうか?

理由は3つである。
1)多少のことは許されるだろうという甘え
2)事の重大さが認識出来ない幼稚さ
3)その場をうまくつくろうズルサ
甘え、幼稚さ、ズルサが働くのである。

それではなぜこの3つの気持ちが働くのか?

2つの理由が考えられる。

1つは、皆が守っているのだから自分1人くらいは守らなくても
よいのではないか、と思ってしまう。

もう1つは、皆が守っていないのだから自分も守らなくて
いいだろう、という気持ちが芽生えてしまう。

職場の約束は、どのみち守られない性格をもっているのだ。

しかし、このようなことを許しているとどうなるか。
職場で何を信じ、何を頼りにしてよいか分からなくなる
のではないか。果たしてそれでよいのだろうか。

信じられる職場を作るために、せめてあなただけには
職場内の約束を守って欲しい。
そして「ハイ」に責任を持ってもらいたい。

60点主義

仕事には必ず「納期」がある。

納期を守ることはビジネスの常識であり、
これが守れなければ多くの他人に迷惑をかける。

そして、納期はタイトなものと相場が決まっている。
その中で、どこまで仕事のクオリティを高めることができるかが、
その人の仕事能力と言って差し支えないだろう。

最近の私は、
「もう少し時間をかければ、もっとまともな仕事ができるのに・・・」
と無言のつぶやきを発しながら仕事をしていたようだ。

そんな私の様子を見かねてか、最長老(?)の講師が声をかけてくれた。
「仕事なんてものは、60点取れれば合格なんだよ」

時間をかければ、誰だって良い仕事ができるのである。
「完璧な仕事をしたい自分の気持ち」と「他人との約束」、
どちらを優先すべきなのか?答えは後者なのだ。

講師のその一言で、多少吹っ切れた私である。
納期まであと30分しか残っていないこのブログ、60点は取れただろうか?
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