4月の最後の土曜日の前の水曜日は、秘書の日。
日本ではあまり一般的ではないが、米国では有名らしい。
今年であれば、明日(25日)がその日である。

1952年、全米秘書協会のマリーバレット会長が秘書週間の
提案をしてから、この日はセクレタリーズデーとなっている。
ボスが秘書やスタッフに感謝の気持ちを込めて
食事をごちそうしたり、プレゼントをしたりするのだそうだ。

私が、各企業の重役の方々にアポイントをお願いしたり、
ご面談いただく際、秘書の方々のお心遣いやその差配に
感心することが多い。
自分のことならいざ知らず、自分以外の人間の影武者として、
また広告塔として、はたまた頭脳として動かれる姿には
頭が下がる。

そんな彼ら彼女らに、気持ちよく働いて貰いたいという
ことからか、この日が定着しているのであろう。

外資系、特に米国系企業で働く友人に聞いてみると、
多くがセクレタリーズデーの存在を知っていたり、
実際に秘書を食事に誘っていたりしていた。

国や文化が違えども、人と人が感謝したりされたりしながら、
仕事をしていることは変わらない。
しかも、お世話になっている人に何かお返しをしたいと
考えるのも万国共通なのであろう。

秘書のいらっしゃる方は、明日「いつもありがとう。」と
声をかけるだけでも試みてはいかがでしょうか?