ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

研修

だからやるのか、だからやめるのか

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

巷には「不況」の二文字が飛び交っている。

すべての企業が不況であるかどうかは別としても、
多くの企業が業績不振にあえいでいるのは事実だろう。

そのような不況にあえぐ企業の過半が何をするのかと言えば、
それは言うまでもなく経費の削減である。

企業における最も大きな経費は人件費だ。
しかし一般的な経営者の感覚からすれば、そして世間の関心が
“労働者の雇用確保”に向いている今の時勢からすればなおのこと、
人件費を削減することは難しい。

となると、削減しやすい経費は自ずから絞られてくる。
不況時の3K(広告費・交際費・教育費)とか、
4K(3K+交通費)とか呼ばれる変動経費がそれに該当する。

そうなると、企業の教育に携わる我々ユニゾンのような研修事業者は、
不況のあおりを真っ先に受けることになるはずなのではあるが…
必ずしもそうはならないのが、この事業の面白いところでもある。

もちろん、当社にも不況の影響はある。
業績の悪化を理由に、予定されていた研修の数を減らされたり、
延期されたり、最悪の場合は中止されたりすることもある。
さりながら、その反対に「こんな状況だからこそ…」と
従業員の教育に熱を入れて取り組もうとする企業も少なからずあるのだ。

恐ろしく乱暴な物言いをお許しいただけるのであれば、
両者の違いはその企業のトップの人材教育に対する価値観に根ざしている。
教育熱心なトップがいる企業では、他の経費はどんなに削減しても
「教育研修費だけは削減しない」というところが珍しくない。

先日、そのような企業のトップにお話を伺う機会があった。
その経営者は、従業員教育を続ける意義を次のように話してくれた。

「貧しいからと言って、子供たちに教育を受けさせないとどうなります?
 その国の将来はますます希望が持てないものになってしまうでしょう。
 
 私たちの会社は、こんな時だからこそ研修に力を入れていくことで、
 “将来の我が社を支えるのはあなたたちである”というメッセージや
 “我が社の将来には明るい希望がある”というメッセージを、
 従業員たちに伝えていきたい、そんな意味合いもあるんです」
 
私たちにとっては、とても嬉しく、そして勇気づけられる言葉だった。
同時に、教育という事業に携わる重責を思い知らされる言葉でもあった。

冬期休業のお知らせ

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

今宵はクリスマスイブ。

巷には不況を伝えるニュースが溢れ、街を彩るイルミネーションも
心なしか寂しげな雰囲気を醸し出しているように感じますが、
皆さんはどんなイブを過ごされているのでしょうか。

さて私どもユニゾンも、今日で年内の研修はすべて終了いたしました。
お陰様で、今年も大過なくすべての研修を終了することができました。
お取引いただいたお客様には、少なからずお役立ちができたと思います。

来年はより一層パワーアップしたサービスをご提供できるよう、
また暗い世相を吹き飛ばすような明るいムードをお伝えできるよう、
スタッフ一同、気合いを入れ直して臨んでいきたいと思っています。

そのための充電期間として?誠に勝手ながら弊社は、
12月27日(土)から2009年1月4日(日)まで冬期休業とさせていただきます。
新年は、1月5日(月)より営業いたします。


例年であれば、海外で年末年始を過ごすスタッフが誰かしらいるのですが、
今年はなぜか、皆、国内でゆっくりと過ごす予定とのこと。
もちろん私、unison2も寝年末、寝正月で英気を養う予定でいます。

とは言え、私の目下の課題は残り2日でいかにやり残した仕事を完了させるか。
例年以上にバタバタとした年末になりそうな気配です。

ここに来て、やっと到来した冬らしい寒さに震えながらもう一頑張り。
皆さんも、お風邪など召されぬよう良い仕事納めをお迎え下さい。

社長の仕事

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

この仕事の醍醐味の一つは、色々な経営者と経営談議ができることだ。

今日も関西方面の中小企業の社長と、
研修企画の打ち合わせを兼ねて2時間ほど語り合った。

その中で印象深かったのが「社長の仕事とは何なのか」という話。

中小企業の社長には、プレイヤーとしての仕事が少なくない。
わけても従業員数が20名に満たない小規模企業では、
社長自らがトッププレイヤーでなければ経営が立ち行かない所も多いと思う。
とは言え、いつまでもそのままでは企業としての成長はおぼつかない。

私が知る限りにおいても、いかにして幹部社員を育成し、
自身の権限と責任を委譲していくのかが喫緊の経営課題だ、
とおっしゃる中小企業の経営者は枚挙にいとまがない。

今日お会いした社長も、自分はどこまで現場仕事に携わるべきか、
幹部に何をどこまで任せるべきか、悩みながら走っているとのこと。

その社長に「社長は何をすれば良いんでしょうかね?」と問われた。

憚りながら私も、経営者の端くれとして同様の課題と向き合っている。
だからと言って、無論私自身が正解を持ち合わせているわけではない。
それでも、日々悶々としながら格闘している弊社の課題に対して、
私がどのように取り組んでいるかということなどをお話しした。

この問いに対する結論は出なかったものの、その社長と意見の一致を見たのが、
社長業はエバンジェリスト(伝道師)であるという点だ。
以下、今日の経営談議の備忘を兼ねて記しておく。

社長たる者、マーケットに対しても、社内に対しても、
この会社をどのように経営していきたいのか、自分自身がどんな考え方や
価値観を持ってビジネスに臨んでいるのか、を伝え続けなければならない。
そしてこの仕事は、マーケットに対してよりも社内に対しての方が難しい。

だからこそ、特に中小企業の社長は、
幹部に対してのみならず、同じ釜の飯を食うすべての従業員に対して、
面倒くさがらずに、粘り強く、できれば上手な伝え方で、
自分の考えや価値観を伝え続けることが重要なのだろう。

コンフリクト・マネジメント

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

『組織とは、共通目標達成のため、
 有機的な活動を行う人間集団である』

世に様々な組織論がある中で、
私たちユニゾンは“組織”をこのように定義している。

種々の研修において私たちは、この定義を持ち出すことがあるのだが、
前段の“共通目標達成のため”に異論を挟む受講者はいない。

一方で“有機的な活動”という表現には、ピンとこない方も多いようだ。
「“有機的な”という表現にはどんな意味があるのですか?」
などいう質問が、担当講師に投げかけられることもある。

私たちは、この“有機的”という表現に、
『結びつく・協力し合う・こすれ合う』という3つの意味を言外に込めている。
先の2つ『結びつく・協力し合う』は、イメージしやすいと思う。
問題?は、『こすれ合う』である。

ひとまとまりの組織(例えば、企業組織)は、
様々な役割と責任を担う組織と、そこに集う様々な人間の集合体である。

それぞれの組織が担う役割と責任は異なり、その組織に属する個人の
役割と責任(加えてパーソナリティ)が異なる以上、たとえ同じ組織の
構成員であっても、お互いの主張が重なることばかりではない。
むしろ、意見が対立することの方が多いはずだ。

その際に意見の対立を避けたり、長いものに巻かれたりしようとする
集団性格を有する組織が、こすれ合わない組織だ。

他方、こすれ合う組織では、共通目標を達成するために、あるいは、
自らの役割と責任を果たすために、同じ組織の仲間たちとぶつかる。
そこには当然、精神的・肉体的な衝突や摩擦が生ずる。
こすれ合って、熱を帯びるのである。

組織には、この“熱(熱さ)”が不可欠であるというのが、
“有機的”という言葉に込めた私たちの想いなのだ。

近頃よく見かける『コンフリクト・マネジメント』
(衝突や対立を組織の活力につなげるマネジメント)なる言葉は、
まさに、我々が言うところの“有機的な活動”を表現してくれている。

ブログをサボタージュ

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

正味3日間、エントリーをサボタージュしてしまいました。

当ブログに毎日お運びいただいている皆さまには、
大変申し訳なく、この場を借りてお詫びを申し上げます。

エントリーをサボった理由は…
重大事件があったとか、健康を害したとかいうような、
取り立てて大きな理由があったわけではありません。

ただエントリーをしなかった日には、
研修が立て込んでいたとか、研修の合間に忘年会が入っていたとか、
他にプライオリティの高い資料作りに追われていたとか…
それなりに自分を納得させるだけの理由を“こさえた”ワケです。

思い返すまでもなく、このブログを始めた頃から今に至るまで、
もっと忙しかったり、もっと疲れていたりした日が何度もありました。
それでも、“怠け心に鞭を打って”何とか続けてきたものを、
こうもたやすく途切れさせてしまうとは、我ながら情けない限り。
己の意志の弱さを痛感いたしております。

できない理由はすぐに思い浮かぶもの。
そして、その理由の大半は他律的な要因です。

「自律的な要因に目を向けよ」
というのが、私たちの研修に一貫しているメッセージでもあります。
まずは、私自身が実践しなければ!

明日からは、きっちりカレンダー通りのエントリーを再開します。

来年2月10日(火)に『営業マンのための財務諸表の見方』が開催されます!

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

前回、7月16日に開催された際にはご案内できずじまいだった

『営業マンのための財務諸表の見方[入門編]』
(リンク先:東京商工会議所様イベント案内)

を、来年 2月10日(火)東京商工会議所様主催にて開催いたします。
ちなみに今回も、講師は前回同様 unison1が担当いたします。

以前、当ブログでもご紹介しました通り、
前回のセミナーが受講者に大変好評だったため、
予定通り、年明け早々の開催が決定いたしました。

さてこのセミナー、敢えて誤解を恐れずに申し上げれば、
財務の知識をアカデミックに学びたい方には不向きかもしれません。
そのような方は、本を読んで勉強したり、会計士や税理士の先生方が
開催しているセミナーに参加したりなさった方が良いと思います。

このセミナーは、営業マンのための…と銘打っているところがミソ。
あくまでも現場の営業マンを対象に、“営業の仕事で使える”
基本的な財務知識を習得するためのセミナーです。

では、“営業の仕事で使える”とはどんなことなのか?

すぐに思い浮かぶのが、顧客の与信管理かもしれません。
もちろん当セミナーでは、顧客の与信管理を大きなテーマとして、
扱っていきます。しかし、単に顧客の“与信管理をどうするのか?”
ということを習得していただくことが目的ではありません。

大げさに言ってしまえば、ご参加下さる営業マンお1人おひとりに
“経営感覚”を磨いていただくことが大きな目的なのです。

つまり、信用できる顧客とそうでない顧客の財務状況を知ることで、
企業を経営するとはどんなことなのか、自社の利益構造はどうなっているのか、
あるいは、自分の1日の経費はどの程度かかっているのか…など、
自分自身を起点にして、一般的には敷居の高い“財務”の観点から
“経営”を感じてもらおうというのです。

いまだに業種・業界によっては、
実は数字に一番弱いのが営業マンだ、などいう所もあります。

「営業はKKD(勘・経験・度胸)だ!」と信じている方はもちろん、
「今さら恥ずかしくてこんなことは聞けない…」と思っている方には、
特にお役に立てる内容だと思います。

ご興味のある方は、是非、東京商工会議所様にお問い合わせ下さい。

手前味噌なご報告

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

誠に手前味噌ではございますが、
本日は unison2の嬉しい出来事を投稿させて頂きます。

昨年、私はある会社の1事業部の若手リーダーを対象とした
リーダー研修の講師を担当させてもらいました。

先日、その研修の企画者であった事業部長とお目にかかった際、
事業部長が私に“ある書類”を手渡して下さいました。

その書類というのは、その事業部のリーダーたちからの
事業部長宛の上申書でした。上申の内容は、リーダーたちで
討議してとりまとめた事業部の課題と、その課題解決のための
プロジェクト立ち上げ・実行に関して許可を求めるものでした。

事業部長の話によれば、
この上申書は研修に参加した若手リーダーの皆さんが中心となり、
先輩のリーダー方を巻き込んでまとめ上げたものだそうです。
現在、このプロジェクトは事業部長の許可を受けて既に進行しており、
具体的な成果が上がってきているとのこと。

昨年の研修終了後、受講者の皆さんが自主的に定期的なミーティングを
実施しているという報告は受けていましたが、ここまでの実行力を持って、
具体的なアウトプットを出す活動にまでつながっているとは…。
正直想像していませんでした。

事業部長も彼らからの上申を喜ばしく受けとめていらっしゃる様子で、
『研修を受講して若手リーダーたちが変わった!』と、研修に対する
とても嬉しいご評価を頂きました。

「思い上がりは講師の大敵」。
そのように先輩講師陣からきつく戒められている私としては、
己の慢心を厳に慎むべきと気を引き締めています。

けれども、私どもがご提供したプログラムや、講師としての私自身の
言動やメッセージが、受講者の皆さんの中で化学反応を引き起こし、
今回のような具体的なアクションにつながったとするのであれば、
これは素直に講師冥利に尽きると感じる、とても嬉しい出来事でした。

クロス・ウェーブ梅田

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

昨日、大阪出張との記事を投稿しましたので、ついでと
言っては何ですが、久しぶりの研修施設紹介です。

本日の研修会場は最寄り駅の扇町からは徒歩3分、
大阪駅(梅田駅)からも徒歩10分程度の好立地にある
クロス・ウェーブ梅田です。

この施設は、クロス・ウェーブという名称で、
東京にも数施設、大阪にはこの梅田があります。

この大阪のクロス・ウェーブ、完成してまだ2年程のため、
とにかくキレイで使いやすく、いろいろな研修施設を
利用させていただいている中でも、1位・2位を
争うだろう居心地の良さです。

もちろん、研修施設の中では比較的高価格帯の施設と
いって差し支えないと思います。
しかし、多くの企業でも再び経費削減が叫ばれている
昨今においても、予約が取れないほどの人気だそうです。

もちろん、古き良き施設で、寝食・お風呂を共にするのも
研修の1つの在り方ですが、ビジネスホテル以上の宿泊環境と
快適な会議室を好む方が多いのも事実のようです。

実施会場1つ、これほどに選択肢が増えてくると、研修企画を
ご担当される皆様は、経費削減と受講者の声、立地や予約状況
など、頭を悩ませることは増える一方のようです。

写真は、最上階の部屋の窓から撮影した、梅田の様子です。
有名な梅田の商業ビルの観覧車が近くに見えています。
梅田

任意の課題

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

私たちの研修では、
受講者の方に“任意の課題”をお出しすることがある。

任意の課題とは、文字通り、
取り組むか取り組まないかは、ご本人の意思次第。
研修が終わってしまえば、何らの拘束力も持たない。

そのような課題なので、
研修後は「ハイ、サヨウナラ」とばかりに梨の礫ということもある。
しかし、この任意の課題に懸命に取り組んで下さる受講者も多い。

研修講師として非常に嬉しいのは、
任意の課題に取り組んで「成果が上がった!」という報告をもらった時である。
そんな時には大抵、こちらへの感謝の言葉が添えられる。

例えば、「先日の研修で、自分の○○に気づきました」とか、
「研修で学んだことを実践したお陰で成果が上がりました」とか、
「研修に参加したことで、自分の決意が固まりました」などといった具合である。

このような言葉を頂戴すると、
研修講師としてはとても嬉しく、素直に喜びたい気持ちはあるものの、
同時になんだか申し訳ないような複雑な気持ちになることもある。

なぜならば、ほとんどの場合、彼らが取り組んだ任意の課題は、
もともと自分自身が「これは問題だ」と思っていたテーマから、
導き出した課題だからである。つまり、研修を受講する前から、
取り組むべき課題の方向性は決まっているからだ。

誤解を恐れずに申し上げれば、我々が研修でご提供するのは、
その方向性に然るべき考え方のヒントを与える程度のこと。
我々の研修の本質は、「きっかけづくり」に尽きる。

その意味で言えば、
研修後に“任意の課題”に取り組んで下さる受講者が何人いたか?ということは、
その研修の出来不出来を評価する重要な“ものさし”になるのである。

新入社員のフォローアップ研修

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

10月は新入社員のフォローアップ研修が多い時期です。

当社でも、普段は主に管理職研修を担当している講師も総出で、
新入社員のフォローアップ研修のため、全国を飛び回っております。

この時期に、新入社員のフォローアップ研修が集中するのには理由があります。

一昔前までは、新人が会社や仕事に慣れてくるこの時期に、
主に“中だるみ”を防止する目的で研修を実施する企業がほとんどでした。
これに加え、最近では、新入社員の離職防止、
いわゆる“リテンション”を目的に研修を実施する企業も増えています。

そのような(リテンションのために新人フォロー研修を実施している)企業の
人事ご担当者にお話を伺うと、ここ2〜3年内に入社した新入社員の傾向として、
この時期に大きくモチベーションを下げてしまい、そのことが引き金となり、
そのまま離職してしまう1年生社員が目立つようになってきたとのこと。

実際、私たちの研修に参加された当の新入社員の声からも、
そんな傾向を裏付けるような話が、ちらほらと聞こえてきます。
代表的な声を、いくつかご紹介すると…。

・自分はチームの役に立っていない気がする
・自分は組織に必要とされていない気がする
・思ったように自分が成長できずにジレンマを抱えている
・成長のために勉強する機会や時間が持てない

頭で思い描く自分の姿と、現実の自分の姿とのギャップに悩み、
精神的に疲れてしまいモチベーションを低下させてしまうのが、
今どきの新人の特徴と言えるかもしれません。

これら新人が抱える悩みの多くは、
職場の上司や先輩が彼らの感情の状態にアンテナを張って、
日常的なコミュニケーションを欠かさないようにすれば、
大方の場合、大事に至ることはありません。

けれども、昨今の忙しい職場においては新人にとって十分と言える
コミュニケーションの量が確保できていないのが現状のようです。

そんな状態に置かれた新人にとって、この時期のフォロー研修は、

・Off-JTによって、業務から一度引き離して自分自身を俯瞰する
・同期で集まり、現状(悩みや問題、成長感)を共有する

という2点からだけでも、大きな意味があるようです。

研修講師としては、このフォローアップ研修を終えて、
彼らがもう一度「目的意識を持って仕事に取り組んでいる」という話を、
担当させていただいた企業の人事担当者から伺うことができて、やっと、
「今年の新入社員研修も一区切りがついた」と感じることができるのです。

チーム力を高める研修

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

私たちユニゾンで最近イチ押しの研修が、
『TPD(Team Power Development)研修』です。

この研修を一言で言えば、『チーム力を高める研修』。
同じチームの管理職から現場社員までを一堂に集めて実施する研修で、
最近では、少数精鋭のベンチャー企業などで、社長も含めた全社員が
参加して実施するケースも珍しくありません。

なにゆえ、この研修がウケているのか、
実際にご導入いただいたお客様企業の声をまとめてみると、
『階層別研修とは異なり、チーム全体の底上げに“即効性”がある』
ということになりそうです。

それもそのはず。
例えば、管理職がマネージャー研修を受講してレベルアップしたとしても、
“即”チーム全体が“変わった!”と感じられるようにはなりません。
管理職のレベルアップが、目に見えてチーム全体に現れてくるのは、
研修後3ヶ月〜6ヶ月の猶予を待たなければならないのが通例だからです。

それに対して『TPD研修』は、チームを構成する全メンバーに対して、
具体的な気づきと課題設定を与えるため、研修後にチームを構成する
1人ひとりに変化が現れます。研修後すぐにチームが“変わった!”と
感じられるようになるのは、そのためです。

この研修の流れを簡単にご紹介すると、以下のようになります。

(1)そのチームの方針を徹底的に具体化する
(2)1人ひとりの具体的な役割と責任を明確にする
(3)チーム全体の問題点、それぞれの問題点を共有化する
(4)つまびらかになった問題点をもとに課題を形成する
(5)それぞれの課題をチームの1人ひとりに分担する
(6)分担した課題をチーム全体で約束事にする
(7)課題の進捗をチェックする仕組みをつくる

標準的なプログラムでは 2日間をかけて、上記の流れに沿った討議を
チーム全体で進めていただきます。
弊社の講師は、長年のマネジメント研修で培ったノウハウをもとに、
参加者の本音を引き出し、メンバー間の感情のやり取りを促しつつ、
解決可能な課題形成に導くファシリテータ役として機能します。

研修を進めて行く中では、
『言われてみれば当たり前の指摘を、外部から言われてハッとした』
『初めて同じチームの人と真剣に話をすることができた』
『普段いかにコミュニケーションが少ないかわかった』
『苦手な人を避けるように仕事をしていたことに気づいた』
『上司(部下)を我慢させ、苦しめていたことに気づいた』
などのご発言が、参加者からは多く聞かれます。

同じチームのメンバーだけだと“水掛け論”に陥ってしまいがちな、
人と人との感情に触れるような指摘も、外部の人間が入ることによって、
比較的冷静に受け止めることができるようになるのも、この研修の特長です。

“組織がなんだか暗い”“最近なぜか問題が頻発する”
“今までと同じように仕事をしているのに成果が出ない”…

こんなお悩みをお持ちの経営者や管理職の方がいらっしゃれば、
是非一度、私たちにご相談下さい。きっとお役に立てるはずです。

『はじめての管理職100問100答』再びの増刷が決定!

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

ユニゾンの書籍『はじめての管理職100問100答』。
今年2月の増刷に続き、第9刷となる増刷が決定しました。

出版社の方の話によると、
昨年8月の出版から1年が経過しても地道に売れ続けているそうで、
「100問100答」シリーズ中のロングセラーとなっているとのこと。

これもひとえに、ご購入いただいた皆さまがいらっしゃればこそ。
読者の皆さまに、この場を借りて衷心より御礼を申し上げます。
お読みいただき本当にありがとうございます。

最近では、当社の研修をご採用いただいたお客様企業が、
研修の予習・復習用の副読本としてご購入下さるケースも多く、
受講者の方からも「研修の理解が一層深まった」との嬉しいお言葉を
いただく機会もあります。

そのようなお言葉を下さった皆さまには大変申し訳ないのですが、
書いた本人たちからすれば、正直な話、“ここは書き直したい!”
というような個所も少なくありません。

それでも、感想を下さった読者の方の多くが、

「管理職の仕事を、小難しい理論やアカデミックな話ではなく、
 極めて実践的なハウツーとして紹介してくれているので、
 日々の業務にとても役立っています!」
 
という主旨のことをおっしゃって下さるのを真に受ければ、
“多少はお役に立てているのかしら”と心持ち溜飲が下がります。

この時期、多くの企業で新しい管理職が誕生するはずです。
そんな“はじめての管理職”の方はもちろん、ベテラン管理職の方にも、
『はじめての管理職100問100答』を手にとっていただければと願っています。

管理職は“勘”が命!

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

『管理職は“勘”が命!』

こんなことを言ってしまうと多くの方から、
「今さら何を言い出すのか!“KKD(勘・経験・度胸)”で
 管理職が務まったのは、せいぜい昭和までじゃないのか?」
などと、お叱りを受けてしまうかもしれない。

もちろん、常日頃から“考えなし・行き当たりばったり”の“山勘”に
頼った意思決定を下すような管理職なら、私もごめん被りたい。

ここで言う“勘”を、敢えて定義しようとするならば、
主に私たちの目や耳から入ってくる情報以外の情報を掴む力、
乱暴に言ってしまえば、“空気を読む力”という表現が近いかもしれない。

この力が乏しい管理職を今風の言葉を借用すると、
さしずめ、『KY(空気が読めない)管理職』とでもなろうか。

ともかくも、この力を具体的に説明するのはなかなか難しい。
しかしながら、管理職に求められる力としての“勘”を考えてみると、
大体、次の3つの力にまとめることができると思う。

(1)ビジネスの勘[先の見通しを読む力]
   −例えば、先行きをいつも読み間違え、打つ手打つ手が
     ことごとく外れる管理職では責任など果たせない
        
(2)人間心理の勘[他人の感情を読む力]
   −例えば、管理職が一人ひとりの部下の感情に“音痴”では、
    組織を束ねることなど望むべくもない
    
(3)集団心理の勘[組織の感情を読む力]
   −例えば、職場全体がどんな雰囲気にあるのかを掴めなければ、
     文字通り“KY管理職”などと陰口を叩かれてしまう

これら3つの力は、本を読んだり、研修などを受けたりすることで、
セオリー自体は理解できると思う。されど、これらの力を実践の場で
遺憾なく発揮できるか、となると話は全く別だ。
だからこそ、管理職には“勘の良さ”が求められるとも言える。

管理職たる者、同じ“KY”でも、
『KY(勘が良い)管理職』と呼ばれたいものだ。

部下を“敢えて”皆の前で叱る!

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

 『部下を褒める際には皆の前で、叱る際には2人の場で』

一般に言われている、部下を褒める・叱る際のセオリーである。

今日日、多くの管理職方がこのセオリーに従っているようだ。
私たちの研修に参加される管理職方を見ても、
このセオリーが私の想像以上に浸透していることを実感する。

皆の前で褒められれば部下も悪い気はしないはずだし、
皆の前で叱られることを喜ぶ部下は多くはないはずだから、
管理職としてこのセオリーに従うことは、無論間違いではない。

しかし昨今、このセオリーに忠実であろうとするがあまり、
部下を叱ることができない管理職が増えていると感じる。

彼らの多くが、部下の意思を尊重したいと思い、部下が自発的に
仕事に取り組むことができる環境を提供したいと願っている。
それゆえだからだろうか、彼らは自分が管理職だからと言って、
上からものを言うような態度は好まない。そのような彼らが、
部下を叱ることに苦手意識を持つのも無理からぬことと言える。

では実際、彼らはどのように部下を叱っているのか?

大方の場合、相手と2人の場をセッティングする。
そして、その部下の心情に理解を示しながら感情的にならぬよう、
それこそ腫れ物に触るかのごとく諭す。そう、諭しているのだ。

傍目からはもちろん、当の部下からも、その管理職が“叱る”ことを
意図して話しているとは気がつかないような“叱り方”なのである。
これでは“労多くして功少なし”だ。

そのような叱り方では、その管理職は、普段から叱られる対象者の
言動を苦々しく思っていた周囲の人間(その他の部下や上司)から、
管理職失格の烙印を押されてしまうかもしれない。

せっかく?叱るのであれば、部下を叱るために奮い起こした勇気を
無駄にしないような叱り方をしたいもの。そのためには、ときには
前記のセオリーを無視して、“敢えて”皆の前で叱るということも
有用である。これには、周囲に管理職の気構えを示す効果がある。
また皆の前で叱られたことで、その部下が奮起して一層成長する
という効果が期待できることも少なくないのだ。

皆の前で部下を叱ることは、決してタブーではない。
本人と面と向かって叱るのがどうも苦手だ、という管理職の方々には、
是非、試していただきたい。

日報に顔文字は・・・(-公-)

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

この4月に入社した新入社員のフォロー研修が始まる時期となってきました。
この時期は様々なお客様先で、今年の新入社員は…という話題が多くなります。

そんな話題の中で出てくるのは、
毎年のことながら、彼らの想像を超える言動の数々です。

人事の方々はその点も見越して?新人研修などでしっかりと教育を実施して、
彼らを現場に送り出しているはずです。それなのに彼らの驚くべき言動は、
配属先からの報告やクレームや相談として人事に寄せられます。

ここ数年、unison2が聞いてビックリしているのは、
日報などの報告書に“顔文字”や“(笑)”などを使う人がいるということです。
顔文字とは言うまでもなく、笑っている顔を (^o^) とか、
泣いている顔を(T-T)などと記号やアルファベットを使って表情を作る文字。

今年その話をして下さった人事の方によると、新入社員同士のメールで
顔文字を頻繁に使っている様子を見て、「気にはなった」とのこと。
それでも、「さすがに報告書に顔文字を使うまい…」と思ったので、
ビジネス文書に顔文字を使うな!とは注意をしなかったそうです。

その方が「どうして顔文字をわざわざ使うのか?」と尋ねると、
彼らからは「顔文字などがあった方が伝わりやすいと思うから…」との
回答が多く返ってきたそうです。

“顔文字や絵文字などに頼らなくてもいいだけの表現力を身につけて!”
と小言を言いたくなってしまう先輩社会人は少なくないことでしょう。

8月22日無料セミナー開催レポート 〜セミナーって難しい〜

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

8月22日(金)、3ヶ月連続のユニゾン・無料公開セミナー
『対話が変われば部下は育つ 〜現場リーダーが若手を育てる〜
 [ユニゾン MIP(統合対話力強化)研修紹介セミナー]』を開催いたしました。

お盆休みが終わって間もないこの時期、
企画者サイドからすれば、集客に若干の不安があったにもかかわらず、
ほぼ定員のご参加者のお越しを賜りました。ご参加の皆さまには、
ご多用の折、ご参加を賜り、誠にありがとうございました。

さて、この無料セミナーを開催する度、当ブログでは開催レポートを
エントリーしています。
振り返ってみれば毎回、ご参加の皆さまに、
「私たちのセミナーが、どれだけご満足いただけるセミナーか?」
という視点でご報告させていただいておりました。

もちろん今回も大半の方にご満足いただけた様子ではあるものの、
今回の開催レポートでは少し趣向を変えて、「少し期待外れだった…」と
アンケートにご記入いただいた方のコメントをご紹介したいと思います。
セミナーの内容に関するものとしては、
以下2つの貴重なご意見を頂戴いたしました。

「貴社の研修紹介が中心だったので、実際の業務にどのように
 適用させるのかが、イメージできづらかった…」


「無料セミナーなので仕方ないのでしょうが、ご紹介されている内容は
 どこかで聞いた話も含まれている気がしました。どこのセミナーでも
 同じようなことをしているとは思いますが…」


また開催会場に関するもので1つ、
「私は煙草が苦手なので、会場の環境がよろしくなかった…」
というご意見もいただきました。(※開催会場は比較的喫煙スペースが多いのです)

貴重なご意見・ご感想を本当にありがとうございました。
いずれも真摯に受け止めて、次回以降の企画に反映して参ります。

それにしてもセミナーって難しい…というのが私 unison2の本音です。
毎回毎回、社内で改善テーマを挙げて取り組んではいるものの、
まだまだ工夫の余地はありそうです。セミナー後、社内からも
「話しているときに足が開きすぎ!男らしすぎ!」との指摘がありました。

次回のセミナーは、パンツスーツで臨もうかしら(そうじゃないか…)。

会議の後に飲みニケーション!

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

今日は、営業主体の企画会議の日でした。

日頃のお客様の声や、お邪魔した組織で感じる肌感覚や、
我々のサービスに対するお客様の評価などを持ちよりました。

今までの研修プログラムを更に良くすることはもちろん、
新たにお客様のお役に立てるプログラムは無いかなど、
白熱した議論をすることができました。

そして、頑張った日には、みんなで飲みニケーション!
ということで、今日は(今日も?)都合のあうメンバーで近くの居酒屋さんへ。

お邪魔したお店は以前にも当ブログでご紹介した、
千代田区平河町の『南州酒場 てげてげ』

てげてげにて
 宮崎・沖縄の郷土料理を
 主とした、創作料理のお店。
 サービスも、味も、価格も、
 大変満足なお店の一つです。


とはいえ、明日はユニゾンがほぼ毎月行っている無料セミナーの開催日。
講師や営業が二日酔いで、お客様をお迎えするわけにはいきませんので、
しっかりとタイムマネジメントをし、20:30には帰路につくことができました。

セミナーにお申込み頂きました皆様。
明日、お目にかかれることを楽しみにしております。

ベンチャー企業の強みって何だろう?

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

先週から今週にかけて、いずれも創業から5年未満とまだ日も浅い
ベンチャー企業の管理職研修を担当させてもらった。

ベンチャーのお客様の研修を担当していて何よりも楽しいのは、
参加される方々のモチベーションが極めて高いということ。

今回担当させてもらった2社の皆さんも、こちらがビックリするほど
学習意欲が高く、素直な若手(20代〜30代半ば)管理職の方ばかり。
お陰でいつも以上に密度の濃い研修を実施させていただけたと思う。

ここ半年ほどの間、今回のようなベンチャー企業様とのお取引が
目立って増えてきている。大手企業とは異なり、比較的小規模な
ベンチャー企業は、従業員の教育にかける予算が限られている。

そんな中で、私たちのような外部研修企業のサービスを利用する
には、トップが相応の覚悟を決めなければならない(はずだ)。

それでも敢えて、私たちユニゾンにお声がけをいただけた理由を、
トップの方々に尋ねてみると、ほぼ似たようなお答えが返ってくる。
それは「創業から順調に業績を伸ばして、従業員数も増えてきた今、
何となくしっくりいかなくなってきた…」というもの。
 
それぞれのトップが、しっくりいかないと感じる理由は様々あれど、
いずれも創業当時に掲げた理念や考え方が、昔のように従業員たちに
浸透していないと感じているようだ。そして彼ら創業社長の多くは、
話の最後に必ず、判で押したように同じ言葉を語る。

「我が社の財産は“人”。社員一人ひとりの“やる気”がなければ、
 我が社の“強み”はなくなってしまいます…」と。

彼らの話には、私自身、強く共感を覚える。

折しも、8/13付けの日経新聞一面に『情的資本』の話題が掲載されていた。
ヒト、モノ、カネだけでなく、従業員の情熱や感情も経営資源である、
ゆえに従業員のモチベーションを向上させることが企業のトップたる
経営者の大きな課題である、という論調の記事である。

この情的資本は、大企業にとっても今後ますます重要視されてくるだろう。
しかし規模の限られたベンチャー企業にとっては、この情的資本こそ
事業存続の命綱となる唯一の経営資源だと私は思う。

8月22日 無料セミナー開催決定!

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

6月、7月に引き続き8月の開催日程が決定いたしましたので、
ご報告申し上げます。

8月は22日、金曜日に開催いたします。
前回、前々回と満席でお申込みいただけなかった皆様も、
日程が合わなかった皆様も、是非この機会にご参加
頂ければ幸いです。

セミナータイトルは、

『対話が変われば部下は育つ』
〜現場リーダーの部下育成力を
   強化する「MIP」研修のご紹介〜

現場リーダーの苦しい現状、昨今のビジネス環境等々を
踏まえた上で、部下といかに接するか、部下をどのように
育成するのか、をお話できればと思います。

研修企画ご担当の皆様、経営者の皆様、各層管理職の皆様
その他、このテーマにてお悩みの皆様、きっとお役に立てる
内容になっておりますので、是非ご参加下さいませ。

セミナーのご案内はこちら →→→ クリック
お申込はこちら →→→→→→→→ クリック

リーダーは揉まれてなんぼ

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

ここ数ヶ月の間、
パチンコ店を経営する企業の管理職研修を担当していた。

意外に思われる方もいらっしゃるかもしれないが、
パチンコ業界は従業員の教育にとても熱心な企業が多い。

事実、私たちユニゾンにも、
長くお取引をいただいている業界のお客様が複数いらっしゃる。

この業界の企業が従業員の教育に熱心なのは、
一つには、業界の経営者の多くが『パチンコ業=究極のサービス業』と
自認していることが挙げられそうだ。『事業の浮沈を握るのは従業員たち』
との常識がこの業界には浸透していると感じる。

今回研修を担当させてもらった企業さんも然り。
従業員を大切にする経営理念がしっかりと根づいていると感じた。
感心したのは、研修に参加された管理職の皆さんのレベルが高いこと。
特に“対人関係”におけるコミュニケーション能力の高さは、
他業界と比べると頭一つは抜きん出ているとの印象を持った。

彼らの多くは、20代後半〜30代半ばの若手のリーダーたち。
彼らの姿を見ていると、マネジメント能力やリーダーシップは
リーダー本人の年齢には左右されない、との思いを強くさせる。

彼らの口からそのような苦労話は一切聞くことができなかったものの、
きっと彼らの多くが、若い頃から人に揉まれ、人で苦労を重ねたきたはず。
その経験が、リーダーにとっては何物にも代え難い、他人に対する耐性、
寛容さと厳しさ、多様な個性を受け入れる懐の深さを養ってきたのだろう。

リーダーは揉まれてなんぼ。
あらためて彼らから教えてもらったことである。

創立記念日

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

本日7月26日は、弊社の創立記念日。

私たちユニゾンは 1988年の今日、産声を上げました。
今年はユニゾンにとって節目となる20回目の創立記念日になります。

規模は小さいながらも、ここまで事業を継続してこられたのは、
弊社のサービスを採用して下さったお客様がいらっしゃればこそ。
過去から現在に至るまで、弊社にご用命を下さった多くのお客様に、
この場をお借りして、あらためて厚く御礼を申し上げます。

また弊社の事業発展に力を尽くしてくれた都合80名近くの先達方、
ならびに、現在のユニゾンを支えてくれているスタッフたちにも、
感謝の言葉を申し述べたいと思う。

考えてみれば早いもので、私がこの会社を父親から継いでから三年が経つ。
当初よちよち歩きだった社長業も(まだまだ足りない能力ばかりだが)、
最近では自分なりにペースが掴めてきた実感もある。

21年目を迎えたユニゾンがこの先10年、20年と、お客様からの信頼を
獲得し続けることができるよう、社業の発展に尽くしていきたい。
来年の今日が、今年よりも素晴らしい一日として迎えられるように。

しゃべりとメールとブログのお供に

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】


心を伝える達人になる〜言葉の事典〜
最近知人に勧められて読んだ?一冊。
『心を伝える達人になる〜言葉の事典〜
 監修:学習院大学教授・長崎善郎』。

 
この本をひと言で紹介するとすれば、
うれしい、あきれる、くやしい、寂しい
などの感情を表す言葉を集めて、分類した
(タイトルの通りの)言葉の事典である。


事典なので、読んだという表現は実は相応しくない。
ページをめくりながら「へぇ、こんな言葉があるんだ」とか、
「この言葉はこんな風に使うんだ」などと、新しい言葉の知識に
触れる作業を楽しんだ、というのが適当だった。

しかしこの本、ページをめくって“ハイおしまい”とするのは、
もったいない気がする。しゃべる、メールを書く、ブログを書く、といった
仕事には大変重宝すると思うので、常に身近に置いておきたい一冊だ。

私が個人的にこの本を気に入ったのは、なんと言っても自分の感情を
表す語彙が感情別に集められている点である。
例えば、感謝を表す言葉だけでも30近くの語彙が紹介されている。

メールで相手にお礼を述べる際にいつも表現が同じになってしまう…
相手を嫌味なく持ち上げたい時にどんな表現を使えば良いのだろう…
などと一度でも思ったことのある方すべてにお薦めだ。

特に、研修講師というような言葉を多用する仕事に就いている私にとっては、
うってつけの参考書となってくれそうである。

営業職のための財務研修

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

久方ぶりの unison neo です。

私が新規のお客様に我が社をご紹介する場合、
私たちユニゾンは管理職研修や営業研修に定評があります!
と申し上げることが多いのですが…、実はこんな研修にも
ご評価をいただいています!ということでご紹介したいのが、

今日のタイトルに冠した『営業職のための財務研修』。

「基本的な財務の知識を営業視点で学べる研修はないの?」
とのお客様の声を多くいただくことから、特に営業職の方向けに
財務の基礎を学ぶ研修として、5年前から弊社の研修メニューに
加えているものです。

“営業職のための”と銘打っている以上、
営業職に携わっている方のお役に立たなければ意味がありません。
そのためこの研修では、顧客の与信管理にはどんな点が重要なのか?
自社に利益貢献するにはどのような財務知識が必要なのか?という
視点に立った“使える財務知識”の習得を目的としています。

もちろん、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)の読み方といった
基本的な知識もユニゾンならではのアプローチで取り上げています。
ご興味をお持ちいただける方がいらっしゃれば、是非、私 neoに
ご相談をいただければと存じます。

また先日(7/16)、この研修をベースにした
『営業マンのための財務諸表の見方[入門編]』
という公開セミナーを東京商工会議所様の主催で開催いたしました。


当ブログでもご紹介をしようと思っていた矢先に満席となってしまい、
ご案内できずじまいだったのですが、先日のセミナーがご好評につき、
来年早々にも同公開セミナーを開催する運びとなりそうです。
こちらも日程が決まり次第、あらためてご案内いたします。

久しぶりの登場で宣伝ばかりしてしまった unison neoでした。

全部は喋らない

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

両方の仕事を生業とする者として、私が日々感じているのは、
研修講師の仕事と営業マンの仕事に求められる能力には、
多分に共通点が多いということだ。

どちらも相手(聴き手)が存在しなければ成り立たない、
その相手に何かを伝えなければならない、という仕事なので、
求められる能力に共通する点が多いのも当たり前かもしれない。

そんな共通点の中で、最近特に大事だと感じているのが、
『全部は喋らない』という能力(作法?)である。

顧客に評価される研修講師や営業マンのタイプは様々あれど、
彼らの多くに共通するのが、この『全部は喋らない』ことだと思う。

一般に、デキない研修講師や営業マンほどよく喋る。
相手が関心を持って聴いている時だけならまだしも、
相手の関心が薄らいだ様子が見えても、一向に喋りやまない。
むしろ再度、関心をこちらに向けようとして畳みかけてしまう。

デキる研修講師や営業マンは決してそのようなことはしない。
相手が関心を示した時には、あまり喋らないようにする。
これは、自分が伝えたいことこそ、相手の口から喋らせるのが
効果的であると心得ているからだ。

この両者の差が、相手の満足度に与える影響は極めて大きい。

もちろん、研修講師も営業マンも喋らなければ始まらない仕事ではある。
けれども、伝えたいことの全部を、自分が喋ることで相手に伝えようと
するのは、伝えることの難しさを知らない証拠だと思う。

人は自分で考えて答えを出したことでなければ、具体的な行動(研修で学んだ
ことを実践するとか、買うために上司を説得するとか)には繋がりにくい。
これを知らずして、顧客に評価される研修講師や営業マンにはなれないだろう。

私なぞは日々、反省の連続である。

夏が来れば…

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

ここのところ真夏のような蒸し暑さが続いている。
私は夏生まれということもあってか、冬よりは断然夏の方が体調は
良いのだが、ここ数年はさすがに暑さが堪えるようになってきた。

加えて近年はなぜか、この時期が特に忙しい。
昨年の今頃を思い返してみても、初めての執筆に四苦八苦していた。
今年も、新たに弊社のお客様となった企業様向けの研修企画が重なり、
講師業の合間を縫っての不得手な頭脳労働に悩まされている。

「まったく、なんでこの暑い時期に…」とぼやきかけて気がついた。

昨年の執筆にせよ、今年の研修企画にせよ、
3ヶ月前には決まっていたことではないか!

私はギリギリまで追い込まれないとエンジンがかからない性分。
例年夏場にピークを迎える仕事の負荷を想定しつつも動かない。
よって自業自得の夏場を迎えるのである。

成長のない男だ、と半ば自暴自棄になりながら、
「来年こそは、余裕のある夏を!」と備忘のためここに記す。

7月11日(金)開催!ユニゾン無料セミナーレポート

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

昨日(7/11)、ユニゾンの無料セミナー、
『対話が変われば部下は育つ!〜現場リーダーが若手を育てる』
を開催いたしました。

いつもはセミナー風景の写真を掲載したレポートをお届けしていますが、
今回は趣向を変えて、ご参加いただきました皆さまのアンケート結果を
元にレポートしようと思います。

今回のセミナーには、15社20名の方がご参加下さいました。
まず本セミナーへのご参加の動機は…

ご回答で最も多かったのが「セミナーのテーマに興味があったため」、
次いで「マネージャー層への教育に問題や課題を抱えているため」、
「研修導入の企画、検討のため」…と続きます。聴講中の皆さまの
真剣なご様子からも、セミナーから何かヒントを持って帰ろうという
姿勢がビンビン感じられました。

次にセミナーの評価は…

「期待以上だった」とお答え下さった方が6名、
「期待通りだった」とお答え下さった13名と、ほとんどの方に
ご満足いただける内容だったと判断ができそうです。

また「少し期待はずれだった」とお答え下さった方も、
「自己啓発のために参加したので、少々物足りなさが残ったが、
 有償の研修はタメになりそう!と感じました」とご丁寧に
コメントをお書き下さっていたので、少しホッといたしております。

アンケートの自由記述欄には…

「気軽に眠くならずに受講できました」
「貴社の強み、売りとしている部分が再認識できました」
「内容はもちろん、セミナーの進行自体も参考になりました」
「すぐに実践で使える有益な内容だったと思います」など、

とても嬉しいコメントを頂戴いたしました。中には、今回のセミナーで
初めて採り入れた“講師と私(unison2)との簡易ロールプレイング”に
触れて、「お二人の掛け合いが面白かった」との感想も。

主催者側としては反省事項は多々あれど、アンケートを拝見する限り、
今回のセミナーも成功裏に終わったとひとまず安堵しています。

次回の無料セミナー開催予定日は未定ではございますが、
今後も、さらにご満足いただけるセミナーをご提供できるよう、
スタッフ一同知恵を絞って臨んで参ります。是非、ご期待下さい!

職業病

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

研修講師という仕事には、この仕事ならではの職業病がある。

我が社の複数の講師にも、いくつかの症例が散見される。
代表的な症例を挙げると…

・声が大きくなる
・話がくどくなる
・身振りが大げさになる
・パーソナルエリアが狭くなる
 (会話をする際、やたらと相手の近くに寄る)
・赤ら顔になる
 
いずれも本人が研修を終えて、数時間を経ても症状は軽減されない。
一晩睡眠を取って、やっと普段の本人に戻ることができるようだ。

やっかいなことに、これらの症状に対する自覚症状はほとんどない。
だから、彼らに発現した講師病が猛威をふるうのは、主に周囲に対してだ。
研修直後の講師とお酒を飲みに行くとエライ目に遭う、というのは、
この業界(我が社?)の常識となっている。

とは言え、講師たちにそのような症状が現れるのは、
彼らがどれだけ真剣に受講者たちと向き合ったか?の証でもある。
(というコンセンサスが社内にはある)

研修講師の仕事は、複数の受講者を相手に1人で向き合う仕事だ。
それも長い場合は、1週間ぶっ通しでそのような環境に置かれる。
大きなプレッシャーと闘いながら、常にハイテンションな状態を
保っておくことができなければ、講師の仕事は務まらない。

先に挙げたいくつかの症例は、研修中に引き上げたテンションは
容易には下がらない、ということを物語っている。

講師病を持つ複数の先達を間近に見ていた私としては、
自分に講師病が現れて周囲に迷惑をかけることがないよう、
細心の注意を払ってきたつもりでいた。

ところが最近、家人から気になる忠告を受けた。
「研修が終わって帰ってくると、表情と相づちが大げさすぎ!」
私も発症してしまったようである。

7月11日(金)開催のユニゾンの無料セミナー、会場変更のお知らせ

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

7月11日(金)開催の無料セミナー『対話が変われば部下は育つ』
〜現場リーダーの部下育成力を強化する「MIP研修」のご紹介〜

多くのお申込みを頂戴し、誠にありがとうございます。

当初予定の定員数を超えてのお申込みを頂戴しましたため、
お伝えしておりました会場を変更させていただきます。
本当にありがとうございます。

本セミナーは、6月6日開催時に、早々に定員オーバーとなり、
追加開催のご要望を頂戴したため、、急遽再設定いたしました。
しかし、今回もセミナー運営の都合上、お断りする
お客様が多く出てしまいましたことをこの場を借りて
お詫び申し上げます。

会場は、下記のとおり、同じ会場内の別の部屋となりますので、
ご参加の皆様には、ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご確認のほど、
よろしくお願いいたします。

【変更内容】
 旧:食糧会館 2F 2C会議室
 新:食糧会館 1F 小ホール

※今回のセミナーにつきましては、既に満席となっております。
 ご参加を希望されるお客様につきましては、大変申し訳ありませんが、
 次の開催(未定)をお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。

研修体験デモを試してみませんか?

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

今さら申し上げるまでもなく、
私たちユニゾンが販売しているのは『研修』です。

『研修』というサービスには形がありません。
そんな目に見えないサービスをお客様にご説明差し上げて、
ご理解、納得していただくためには、種々の営業ツールが欠かせません。

最もポピュラーな営業ツールは提案書です。
目に見えないサービスを販売している私たちのような業界では、
この提案書のできばえが“売れる・売れない”を大きく左右します。

その他の営業ツールとしては、研修の際に使用するテキストや資料、
実績データ、講師のプロフィールなど。しかし、それらの営業ツールだけで
首を縦に振っていただけるお客様は決して多くありません。
ですから、さらに強力な営業ツールも必要になってきます。

研修を販売する際に最も強力な営業ツールとなるのは“講師その人”です。

特に新規のお客様とお取引をいただくためには、
講師自身をご覧いただくのが極めて有効な営業手段となるのです。
そのため、私たちも公開セミナーを実施したり、ビデオ映像を使ったりして
講師自身の姿をご覧いただく機会をご提供しています。

そして、講師をご覧いただく極めつきの営業ツールが、
『研修体験デモンストレーション』です。

これは、実際に研修を体験してもらうというデモンストレーションのこと。
1時間〜半日程度の時間と数名の参加者、それに会議室などの場所を
ご準備いただければ、実際に講師が出向いて研修のデモを実施しています。
弊社としては営業活動の一環ですので、費用は一切かかりません。

講師の空き日程を調整の上、という前提条件はつきますが、
各種研修の導入をご検討している皆さまには、是非お気軽にご相談下さい。

今、お店で何が起きているのか?

【PR】7月11日(金)に無料セミナーを開催!詳細はこちらをご覧下さい!【PR】

最近、小売り・流通・外食など、店舗でのビジネスを中心に事業を
展開している企業から、研修のご相談をいただく機会が増えている。

従前から、ユニゾンにはこれらの業界のお客様も少なくない。
しかし、ここ半年ほどの間で新規にお取引をいただいたお客様名を眺めてみると、
明らかに前記の傾向を裏付ける結果が見て取れる。

今なぜ、これらの業界から研修のご相談が増えているのか?

一つには、優秀な人材が採用できない、採用できても定着しない、
という人材難を挙げることができそうだ。そのような環境下で、
せめて採用できた人材には一定期間以上続けて働いてほしい。
お店で働くアルバイトを含む従業員を辞めさせない職場環境を作ることが
できる店長やスーパーバイザーを育成したい、というご相談は多い。

もう一つは、当の店長やスーパーバイザーといったお店を切り盛りする、
お店を束ねる管理職たちのモチベーションが低下してきていることも、
私たちへのご相談が増えている要因となっているようだ。
いわゆる“名ばかり管理職”の問題が、影響を及ぼしていることも否めない。

けれども、これら二つの要因はいずれもメディアでも取り上げられている、
“今どきの職場”における一般論的な問題と重なる要因でしかない。
そこで私たちなりにさらにもう一つ加えるならば、これらの企業が、
「今までの自分たちの社員教育のやり方に疑問を持ち始めたのではないか?」
という推論を挙げたい。

お店を展開している多くの企業に特徴的なのは、私たちのような外部企業に
委託して社員教育を実施する場合、同じ業界出身者であるコンサルタントが、
例えばお店の作り方や店舗経営の方法、販売・接客のやり方などのテーマを、
その業界に特化した味付けを前面に押し出して実施することが多いと聞く。
事実?そのような企業を当社の営業マンが攻めるのは、とても難しかったのだ。

もし私の推論が的を射たものであるとするならば、
私たちにとってはチャンス到来ということになる。

いずれにせよ、私たちが研修事業の中心に据えているテーマ、
『人と組織のマネジメント』は、どんな組織でも重要な課題である。
新たにご縁をいただいたお客様にとっても、必ずやお役に立てるものと確信している。

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

QRコード
QRコード
最近のコメント
twitter