ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

男女雇用機会均等法

ゆとり世代は男子も「一般職」

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日経ビジネスの最新号(4月12日号)に本日のタイトル、
『ゆとり世代は男子も「一般職」』という記事が載っていた。

昨年の就活、すなわち今年の新人が就職活動をしていた頃から、
男子学生の一部が一般職を希望しているとの報道がなされている。
今回の記事によれば、来年春の採用に向けた学生の就活においても
同様の傾向が見られ、しかもこの傾向が広がりつつあると言う。

彼らが一般職を志望する最大の理由として挙げられていたのは、
「遠方への転勤がないこと」。他には、今までは派遣に流れていた
学生たちの正社員志向が背景にあるとの見方も紹介されていた。続きを読む

パーソンな時代

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“ビジネスマン”と“ビジネスパーソン”、
皆さんはどちらの呼称がしっくりとくるだろうか?

昨今の研修業界では“ビジネスパーソン”とするのが一般的。
多くのメディアでも“ビジネスマン”の使用頻度が減っている。
この背景には、1999年に実施された男女雇用機会均等法の改正がある。

当時の改正で、募集・採用・配置・昇進・定年・解雇などにおいて、
男女差を設けることが禁止された。法改正によって身近なところでは、
看護婦を看護士に、スチュワーデスを客室乗務員(キャビンアテンダント、
もしくはフライトアテンダント)などと呼ぶようになったのである。

さて、くだんの“ビジネスパーソン”という呼称についてである。
当社の研修講師が数年前の新入社員研修において、“ビジネスマン”と
いう呼称を用いて研修を進めていたところ、ある女性の新入社員から
「私たちはビジネスマンではありません!」との猛烈な抗議を受けた。
以来、私たちもビジネスマンをビジネスパーソン、営業マンのことを
営業パーソンなどと呼ぶようにしている。

そもそも“マン(man)”には“人”という意味も含まれているので、
そこまで神経をとがらせる必要もないのではないか?とは思うものの、
ドラマ化された「働きマン(モーレツに働くOLを主人公とした漫画)」
に象徴されるように、“マン=男”という観念が多くの人の中で固定化
されていることを感じるのも事実である。

とは言え、いまだ巷には、○○マンという表現が少なくない。
これらをすべて“パーソン”に置き換えなければならないとすると、
違和感を感じるものもある。例えば、「カメラマン→カメラパーソン」
「アイデアマン→アイデアパーソン」「商社マン→商社パーソン」など。

そんな中でも私の極めつきは、「サラリーマン→サラリーパーソン」。
「リーマン」などいう短縮語も一般に使われることもある今日日、
「リーパー」や「リーソン」ではビジネスマン、否、ビジネスパーソン
のイメージダウンにもつながりかねないと思うのだが…。
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(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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