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今朝の通勤電車内のこと。
ディズニーランドにでも遊びに行くのだろうか、
4人の若い母親と乳飲み子を含む6人の子供たちが、
シルバーシートとその周辺に座っていた。

子供たちは大はしゃぎで奇声を発し続けている。
母親たちは母親同士の話に夢中なご様子で、
近隣のお得なホテルランチの話に興じていた。
やがて車内はすし詰め状態に。

驚いたことに、それでもこの一団の状態は変わらない。
どころか、子供たちは混雑している車内を移動し始めるは、
「ママー、ママー、どこー?」と泣き出す子供も出る始末。

私は読書に集中することもできないまま、他の乗客たちと
トラブルになりはしまいか?とずっと冷や冷やしていた。
幸い、私が乗車している最中にはトラブルは起きなかった。

けれども、何か釈然としない。

そこで、弊社のママさんスタッフたちにこの話をしてみた。
すると全員が「あり得ない!」という反応を示してくれた。

彼女たちの話によれば、
「余程の事情でもない限り、通勤時間帯に小さい子供を連れて
 電車に乗るようなことはしなかった」とのこと。

もし仮に、そのような電車に乗らなければならないとしても、
子供が騒いで他の乗客に迷惑がかからないようにしていたそうだ。

例えば、子供は座らせず、自分がそばに付いて、なるべく狭い
範囲に留め置く(頻繁に開かないドアの手すり近くが有効らしい)、
ぐずり出した際のツール(お菓子、おもちゃ)を用意しておく、
ことなどは、複数のママさんスタッフが実践していたことだ。

私には育児の経験はないものの、育児の大変さは想像に難くない。
世の親たちのご苦労は多少なりともわかるつもりである。
それゆえ、今朝のような場面に遭遇したとしても、極力
目くじらを立てることなどないような大人でありたいと思う。

さりながら、今朝のような場面には出くわしたくないのも本音だ。
子供とはそもそも社会性に乏しいもの。
そんな子供たちを、ラッシュ時の通勤電車に乗せ放置する大人たちの
“社会性の乏しさ”が苦々しく感じられてしまうからだ。