先日、荒木経惟の“東京人生”という展示会に行った。

悲しいかな、私は“芸術のセンス”がない。
友人が、「画質がどうだ」、「構造がどうだ」、etc
と説明してくれるがよくわからない。

なんとなく好き、なんとなく良い、と思いながら見ている。
そんな私に、またもや友人がひとこと。
「アメリカではどこがどう良いか説明できないとダメらしいよ」

私は日本人だ!と叫びたくなった。

確かに感じたこと、良いと思った理由‥自分の思いをしっかりと、
他者に伝えられることは大切だと思う。
私もそうできるようになりたい。

だが反面、自分の直感を大切に、ごたくを並べず
良いものは良いと言い切れる人でも在り続けたい。