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有名な本であっても、何となく読みそびれてしまっている。
皆さんにも、そんな作者・作品があるのではなかろうか。

私にとって、その代表格が、
村上春樹氏・村上龍氏の“W(ダブル)村上”作品である。
両名とも私が最も多感な時期にブレイクした作家であるのに、
前記した通り、本当に何となく読む機会を得なかったのだ。

その“W村上”の作品を手に取るきっかけとなったのが、
先日当ブログでも紹介したNHKの『私の1冊 日本の100冊』。

ノルウェイの森

番組では、

女優の佐藤江梨子さんが

村上春樹氏の『ノルウェイの森』を、



コインロッカー・ベイビーズ

 作家の金原ひとみさんが

 村上龍氏の

 『コインロッカー・ベイビーズ』を



それぞれ紹介していた。
単純な私は“これは読まねばなるまい”と今さらながら思い立ったのだ。

新入社員研修が一段落した先週末、
両作とも上下巻の計4冊を一気に読み終えた。
その感想が今日のエントリータイトルである。

『ノルウェイの森』は、サラサラと入ってくる感じで読みやすかった。
『コインロッカー…』は、ザラザラと引っかかってくる感覚だった。

いずれも80年代に発表された“W村上”の代表作とも言われるこれらの作品。
20年以上を経た今、私自身の青臭い時期を追体験したかのような妙な気分に
させられた“W村上”の初体験となった。