ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

本を読まない管理職

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管理職研修を実施したお客様企業の経営者や人事部長から、
「彼らにどんな本を読ませたらよいのでしょう?」との
ご質問をいただくことが増えている。

このようなご質問が増えている原因を、
ビジネスマンの活字離れに求めてしまうのは早計に過ぎるだろう。
朝の通勤電車を見回せば、熱心に日経新聞を読んでいるビジネスマンや、
マーカーペンを片手に専門書を熟読しているビジネスマンは珍しくないし、
私の周囲にも“本の虫”と呼んでもいいくらいのビジネスマンが少なくない。

ただ、少なくとも前記のような質問を下さる方々の口からは、
「ウチの管理職は新聞すら読まないんですよ…」という話が聞かれるのである。
こちらとしては、ご質問をいただいた以上はお答えしないわけにはいかないので、
研修の理解を深めてもらえそうなビジネス書を紹介することも多い。

しかし、である。私たちがご紹介した書籍を“自発的に”手にとって下さる
のならまだしも、「勉強になるからこの本を読め!」とばかりに“強制的に”
読書を強いるのはいかがなものであろう。
聞いたところによると、定期的に課題図書を定め、その感想文を提出すること
を管理職に義務づけている会社も少なからずあるという。

もちろん、そのような読書のやり方であったとしても、
読み手にとって「まったく勉強にならない」などと言うつもりはない。
どんな読書であっても、根気強く活字をたどることで、読み手は書き手の
思考のプロセスを追体験することになるからだ。そのことによって、読み手の
想像力や共感力、批判力などが高められるのが、読書の“学び”だと思う。

それでも、強制される読書ほど苦痛なことはないというのが私の持論である。
ではどうすれば、本を読まない管理職が自ら読書をするようになるのか?
残念ながら、これと言った答えがあるわけではない。

ただ私自身の経験で言えば、ビジネス書に限定することなく、自分が読んで
面白いと思った本を、本を読ませたい人に紹介し続けることが有効そうだ。
小説であろうがエッセイであろうが、本人が活字をたどるプロセスに慣れて
さえいれば、いざというときに自ら欲する情報を本から得ようとするのは
それほど敷居の高いことではない。

私は今、根気強く私に本を紹介してくれた恩師に感謝している。

出版の効果

「はじめての管理職100問100答」が出版されて一月半が経過しました。

当初は“はたして売れるのだろうか?”との不安が拭えませんでした。
しかし、出版社の方の話では「まずまずの売れ行き」とのこと。
まずは“ホッ”と胸をなで下ろしている次第です。

また、ここにきて当社のビジネスにも出版の効果が出てきています。
書籍自体の話では、当社の研修を受講した複数の企業様からまとまった数
(50冊以上)のご注文をいただきました。誠にありがとうございました。

当社の管理職研修を受講いただいた皆さまにとっては研修の復習教材として、
研修を企画いただいた経営職の方や人事・教育のご担当者にとっては
研修効果のさらなる定着を図る教材として“最適なもの”となっています。
是非、手にとっていただければ嬉しい限りです。

ちなみに、当社では原則直接の販売を行っておりませんが、
まとまった数のご注文に関しては適宜対応いたしております。
書店での在庫にも限りがあるようですので、お気軽にご相談下さい。

さて出版の効果を再認識するのが、
この本がきっかけで当社にアクセスして下さるお客様がいることです。
先日も、この本を読んだという人事担当者様から管理職研修のご相談を
いただきました。出版の効果は“侮るなかれ”と実感しています。

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立ち読み?

いよいよ締切が近づいてきた執筆のお仕事。
まさに、お尻に火がついた状態で過ごしています。

というわけ(?)で、
宣伝の意味も含め少しだけ書籍のイメージをご紹介します。
(内容は変わるかもしれません・・・)

続きを読む

はじめての管理職

初めて管理職となった方たちに向けた本を執筆することになった。

奇特にも(?)ある出版社の編集者が、当社の業務とこのブログに
興味を持って下さり、お声がけをいただいたのだ。
研修業界に身を置くものにとって、出版物は魅力的な販促ツールである。

それでも、二ヶ月ほど前にこの話をいただいた時は手放しで喜べなかった。
もちろん、会社と自分たちの商売を考えればとても嬉しいことである。
それにしても、誰が書くんだろう・・・。

ブログを始めてからというもの、
物を書くのがいかに大変なことであるかを痛感している私である。
それが本を書くなどとは!想像しただけで気が重くなってしまったのである。

しかし、最終的にはトライすることに決めた。
覚悟を決められたのは、スタッフの強力な後押しがあればこそ。
腰砕け気味の私を鼓舞するかのように、
自ら協力を申し出てくれたスタッフとの共作で取り組むこととした。

さて、これから数ヶ月間は時間との戦いである。
今まで以上に忙しくなるはずだ。けれども、私たちには強力な武器がある。
研修という武器である。

私たちの本業である研修には、
正にこれから管理職になろうという方たちも大勢参加される。
彼らが現場でどんな壁にぶつかっているのか、
どんな悩みを抱えているのか、をリアルに捉えて、
現実的な解決策を提示できるようなものに仕上げたいものである。

このブログも活用していくことになる。

「はじめての管理職」カテゴリに投稿される記事については、
特に、忌憚ないご意見やご感想をコメントいただけると助かります。

ブックカバー

最近、ブックカバーが売れているらしい。
web上でもブックカバーで検索すると、プリントアウトして
ブックカバーとして使えるひな形などが多く公開されている。

私も最近、ブックカバーを探していて、そのことに気づいた。
今まで、本屋さんで本を買うと、必ずその本屋さんのブックカバー
を掛けてくれた。
しかし、最近はアマゾンで本を購入するので、ブックカバーがないのだ。
また、少し古い本なら、ブックオフで買ったりもするが、
これもブックカバーがない。

電車の中などで、読んでいる書籍のタイトルが丸見えなのは恥ずかしいと
いう感覚を持つ人は多いようである。
気を付けて観察していると、電車の中でも本屋さんのブックカバーではなく、
布製や革製のブックカバーを使っている人が多くなっていた。

風が吹いたら桶屋が儲かるとはこのことか。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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