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先週木曜(4/16)の日経新聞夕刊に、
男性の更年期障害に関する記事が掲載されていた。
記事によれば、近年男性の更年期障害が増えているとのこと。

男性の更年期障害の原因は、女性の場合とほぼ同じであるらしい。
すなわち、女性ホルモンの低下が女性の更年期障害を引き起こすように、
男性ホルモンの低下が男性の更年期障害を引き起こすのだそうだ。

その症状も女性の更年期障害と重なるところが多く、
気力の低下、睡眠障害、うつ状態といった症状に表れる。

記事では、男性の中でも特に40代〜50代の“管理職”に更年期障害が
広がっているとしており、その主因を仕事のストレスに求めていた。

とまぁ、ここまでは “さもありなん”といった感じで
記事を眺めていたのだが、その後の内容を読んで驚いたことがあった。
記事をそのまま引用すると…
「一般的に物づくりに携わったり、営業で売り上げを追ったりする
 男性には、更年期障害の人は少ないといわれている。」

記事の文意を汲めば、プレイヤーには更年期障害が少なく、
管理職には更年期障害が多い、ということになる。

これ(管理職更年期障害説?)が事実かどうかはわからないものの、
もっともらしい推論が容易に思い浮かぶ話ではある。
つまり男性の脳と身体は、狩猟時代からさして進化しておらず、
未だに、何かを追いかけていないと身体的な男性らしさを失ってしまう、
という推論である。

この推論を裏付けるかのごとく、記事の後段には、
男性の更年期障害を乗り切るための方策が次のように紹介されていた。

「更年期を乗り切るには、男同士の付き合いも大切だ。
 特に仲間で勝負を伴う遊びをすることを勧める(記事原文引用)」

男はやっぱり戦わなくちゃ?遊ばなくちゃ?