東京消防庁の昨年中の実態調査で、
心肺停止となり、AED(自動体外式除細動器)を救急車到着前に
使用し蘇生した人数が、処置を受けなかった場合と比べて約7倍
高かったとのことです。

厚生労働省は「実際にAEDを使用したのはその場に居合わせた医師ら
医療関係者が多く、一般市民へはまだ浸透していない」と発表しています。

AEDには音声案内がついていて、その通り行えば良いとのことです。
しかし、実際にその場面にいて自分が落ち着いて使えるかは自信がありません。
私見ですが、このように思っている一般人の方は多いかと思います。

AEDは駅や空港などの公共施設を中心に全国で7万台以上が
設置されています。各地の消防署や日本赤十字社で使用方法を学べる
救命講習が開かれているそうです。なかなか講習会に参加することは
難しいですが、日本赤十字社のホームページなどでも使用方法が
掲載されています。

AEDにより助かった方のニュースを見ると「本当に助かってよかったなぁ」
と思います。AEDが“そこにあるだけ”の存在にならいよう
意識を高く持とうと思いました。