ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

情報

ノート vs. レポート用紙

【PR】『はじめての管理職100問100問』こちらから購入できます!【PR】

営業マンの最大の武器は情報である。
中でも、商談時にお客様の口から語られた情報は宝物と言ってもよいもの。
ひとかどの営業マンであれば、
商談時にメモを取らないなどということは、決してないはずである。

さて、そのメモをどこに書き留めるかという話。
ノートやシステム手帳、中にはノートPCやPDAを利用しているという
営業マンもいるだろう。かく言う私は、最近A4版のレポート用紙に
商談のメモを書き留めている。これが至って便利なのである。

以前は私もノートを利用していた。
ところが、両面開きのノートの片側1ページにお客様との商談メモを
記入すると、その隣のページに別のお客様との商談メモが記入できない。
つまり、ヨソのお客様情報が記入されたページを開きながら(ひょっと
すると別のお客様に見られているというような状態で)隣のページを
利用することができなかったのだ。
レポート用紙を利用すれば、そのような心配はない。

また一枚一枚が簡単に切り離せるので、お客様が必要とする情報を
その場でメモして切り離し、そのままスマートに手渡すこともできる。
その分離簡便性(?)は、情報を整理する際にも有効だ。

私は商談後、レポート用紙に記入した商談メモを「ビリッ」とやって、
そのまま複合機の自動紙送り装置の上に置き、スキャナーでPDF化する。
これをPC上で整理するようになってから、過去の商談メモを探すのに
苦労するということもなくなった。

かように便利なレポート用紙だが、気になることもある。
少々“カジュアルな雰囲気”に過ぎるのである。
お客様から「コイツはきちんとメモを取る気があるのか?」などと
思われてしまうのではなかろうか、と気になってしまうのだ。
「私はお客様の話をしっかり“聴く”営業マンである」ということを
演出するには、ノートを利用した方が良いかもしれない。

いずれにせよ、商談で得た情報は後で活用できなければ意味がない。
「宝の持ち腐れ」とならないようにしたいものである。

エゴサーチ

インターネットの検索サイトで、
自分の名前を検索してみることを「エゴサーチ」と呼ぶらしい。

11月17日(金)付けの日経新聞夕刊に、
この「エゴサーチ」に関する記事が掲載されていた。

自分のあずかり知らないところで、
自分にとって好ましくない情報が一人歩きする怖さを取り上げて、
ネット上に名前を掲載するには注意が必要である、との論調であった。

この記事中で目を引いたのが、都内在住の三十代女性とされる方のコメント。

「合コンで知り合った人の名前をネット検索するのは日常茶飯事」
だそうで、その一例として、見合い相手を検索した経験談が掲載されていた。

以前は毛むくじゃらだったのに、実際に会ってみると違っていたそうだ。
彼女は、「(彼が)脱毛したんだと考え、努力してるんだと思った」とのこと。

私には、男性の体毛に関する好みを云々する気は毛頭ない。
けれども、この記事を読んだ私は、

・公開されている情報を鵜呑みにしてしまう
・固有の人間が持っている感性や価値観を尊重しない

という風潮が、私の想像以上に広がっているのではないか?
との大げさな危機感を持ってしまった次第である。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

QRコード
QRコード
最近のコメント
twitter