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当ブログで何度かご紹介している『知るを楽しむ』。

現在、私は月曜日に放映されている宮城谷昌光氏の
『この人この世界〜孟嘗君と戦国時代〜』
を欠かさずにチェックしている。

先週(11/10)のテーマは“諸子百家の聖地・稷下(しょくか)”。
紀元前、中国戦国時代に興った様々な思想を宮城谷さんが語っていた。
中でも、宮城谷さんは孟子の思想に勇気づけられたそうだ。

その思想を象徴するのが、
タイトルの『井戸は水が出るまで掘るもの』という言葉。

宮城谷さん曰く、
“たとえ、どれだけ深く井戸を掘ろうとも水が出なければ意味がない”、
つまり、目的を達成しなければどんな努力も報われない、という思想が、
2300年以上も昔の孟子に宿っていたことは驚きだった、とのこと。

私もその通りだと思う。

現代においても、“夢が叶わないのは諦めてしまうからだ”
というような話を耳にすることがある。
これなどは、まさに孟子の思想そのものだと言ってしまっても良いだろう。

このような“いにしえの”哲人の言葉を知る度に、人間の精神構造は、
昔も今もさしたる違いはないものだと思い知らされる。

いまさらながら、四書を手に取ってみようかと考えている今日この頃である。