「明るい方ね」とか、「元気でいいね」とか、他人から
いつも同じような表現をされることが多くないだろうか?

しかし、どんな人でも、365日朝から晩までいつも同じ状態ではない。
明るい人だって落ち込むことはあるし、暗い人だって笑うこともある。
優しい人だって怒ることがあるし、仕事へのモチベーションにしても
日々刻々変わるものではないだろうか。

「○○な人ね」というのは、その人の特徴として特に印象深い要素を捉えて、
他人がラベリングしたものである。

これを逆手にとって、
例えば、他人に対して、明るく元気な要素を印象づける努力をすれば、
周囲の自分に対する印象が変わってくる。
自分にネガティブな印象を持っていた人からでさえ、
「最近、明るくなったね!」などと言われるようになったりする。

仮面と言うなかれ。これは、自己変革のきっかけになるのである。
最初は、強く意識しないとそのように(明るく)振る舞えないが、
周囲から「明るいね!」などと言われ続けると、本来の自分が変わってくる。
落ち込んだ時などにも、自分は明るいんだ!と立ち直りやすくなる。

良い状態と悪い状態は、寄せては返す波のように自分の中を行き来する。
出来るだけ良い状態がキープできるよう、常に意識をしていたいものである。
特に辛いときほど、ポジティブな意識を心がけることで、
好循環のスパイラルへ入ることができる。

自分に対してだけではなく、他人にもどんどんポジティブな声をかけて、
社会や会社、チームや仲間としての好循環を増やす機会を作りたいものである。