ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

大河ドラマ

名優死す

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緒形拳さんは、私が最も好きな俳優だ。
その緒方さんが亡くなった。

私が緒形拳さんを記憶に留めだしたのは意外に古い。
確か、小学校低学年の頃だったと思う。
テレビの「必殺シリーズ」、映画「復習するは我にあり」などの、
子供にはいささか刺激の強い映像が今でも脳裏に焼き付いている。

以来、もともと公共放送好きな家庭で育った私にとっては、
大河ドラマで彼の姿を見ないと、不安になるくらいの存在感を
緒形拳という役者に感じるようになっていた。

「峠の群像」の大石内蔵助役、「太平記」の足利貞氏(尊氏の父)役、
「毛利元就」の尼子経久役、「風林火山」の宇佐見定満役…
今となっては、いずれも私の記憶に刻まれる名演だった。

映画やドラマ以外でも、一昨年〜昨年にかけて放映されていた
「プラネットアース(地球の神秘を探るドキュメンタリー)」の
案内役として、自ら秘境を訪ねる姿が印象深かった。
70歳で真っ白なシャツがこれほど様になる男がいるものか?
と感心するやら、憧れるやらしたものだ。

報道によれば、既にこの頃には肝臓癌を患っていたらしい。
画面を通してそんな素振りを微塵も感じさせなかったのは、
緒方さんの役者魂の面目躍如、まさに名演と呼べるかもしれない。

ファンとしては、少なくとも後10年は活躍してほしかった。
心よりご冥福をお祈りしたい。

翔ぶが如く

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司馬遼太郎さんの「翔ぶが如く(全10巻)」を
第8巻まで読み進めた。

この作品は西郷隆盛、大久保利通を軸にして
明治維新後〜西南戦争に至る道程を丹念に描いている。
「どのようにしてこんなことを調べたのだろう?」と
思えるような逸話が満載で、この作品に賭ける司馬さんの
執念のようなものを感じる。そのため、読み手には気合い
が必要かもしれない。


ところで、最近京セラの稲盛和夫さんが
「人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ」という本を出された。
西郷隆盛の思想を紹介しつつ、現代人が失ってしまった精神の復活を
呼びかける内容であるとのことだ。

確かに「翔ぶが如く」に登場する西郷隆盛は、現代日本人が“とうの昔”に
失ってしまった美徳を備えた人物であったことを容易に想像させてくれる。
また“そのような西郷”であったがゆえに、この小説で描かれている
いくつもの悲喜劇が引き起こされたとも言えそうだ。

とまれ小説に刺激されて、この小説を原作とした大河ドラマ
(西郷役は西田敏行さん、大久保役は鹿賀丈史さん)をもう一度見てみたいと思った。
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(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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