ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

外食

当世バイト事情

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昨晩、テレビ東京系列で放映されていた『ガイアの夜明け』で、
外食チェーンの人手不足の問題が取り上げられていた。

先日このブログでも触れたのだが、
外食チェーンの採用難は想像以上の状況らしい。
とにかく、アルバイトが集まらないのだそうだ。

番組ではその原因の一つに、今どきの若者気質を挙げていた。
いわく、今日日この国の若者は“キツイ”イメージがある外食チェーンでの
アルバイトを敬遠する傾向があるとのこと。
そして、彼らに取って代わりつつあるのが外国人労働者やシニア世代の労働力。
私たちの身近な所でも、珍しくない光景だ。

そんな映像を見ていて疑問に思ったことがある。
今どきの若者はどんなアルバイトをしているのだろうか?

学生時代に自分や友人が、どんなアルバイトをしていたかを思い返してみると、
スーパー、喫茶店、コンビニ、ラーメン屋、居酒屋、スポーツ用品店…など、
接客を伴うお店でのアルバイトが定番だった。
時給は決して高くはなかったが、それが当たり前の選択だった気がする。
現代はもっと割の良いアルバイトが存在するのだろうか?

そんな話をスタッフたちとしていて気になったのが、
「最近の若者は、あまりバイトをしないのかも…」という意見。確かに、
裕福になった日本の多くの家庭では、子供が大学生になったからと言って、
自活を強要する親は少ないのかもしれない。加えて、お金を使わないでも
暇を埋めるだけの手立てが、現代の若者にはたくさんあるのかもしれない。

いずれにしても、今どきの若者のバイト事情はとても気になる。
ご存じの方がいらっしゃれば、是非教えて下さい。

今、お店で何が起きているのか?

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最近、小売り・流通・外食など、店舗でのビジネスを中心に事業を
展開している企業から、研修のご相談をいただく機会が増えている。

従前から、ユニゾンにはこれらの業界のお客様も少なくない。
しかし、ここ半年ほどの間で新規にお取引をいただいたお客様名を眺めてみると、
明らかに前記の傾向を裏付ける結果が見て取れる。

今なぜ、これらの業界から研修のご相談が増えているのか?

一つには、優秀な人材が採用できない、採用できても定着しない、
という人材難を挙げることができそうだ。そのような環境下で、
せめて採用できた人材には一定期間以上続けて働いてほしい。
お店で働くアルバイトを含む従業員を辞めさせない職場環境を作ることが
できる店長やスーパーバイザーを育成したい、というご相談は多い。

もう一つは、当の店長やスーパーバイザーといったお店を切り盛りする、
お店を束ねる管理職たちのモチベーションが低下してきていることも、
私たちへのご相談が増えている要因となっているようだ。
いわゆる“名ばかり管理職”の問題が、影響を及ぼしていることも否めない。

けれども、これら二つの要因はいずれもメディアでも取り上げられている、
“今どきの職場”における一般論的な問題と重なる要因でしかない。
そこで私たちなりにさらにもう一つ加えるならば、これらの企業が、
「今までの自分たちの社員教育のやり方に疑問を持ち始めたのではないか?」
という推論を挙げたい。

お店を展開している多くの企業に特徴的なのは、私たちのような外部企業に
委託して社員教育を実施する場合、同じ業界出身者であるコンサルタントが、
例えばお店の作り方や店舗経営の方法、販売・接客のやり方などのテーマを、
その業界に特化した味付けを前面に押し出して実施することが多いと聞く。
事実?そのような企業を当社の営業マンが攻めるのは、とても難しかったのだ。

もし私の推論が的を射たものであるとするならば、
私たちにとってはチャンス到来ということになる。

いずれにせよ、私たちが研修事業の中心に据えているテーマ、
『人と組織のマネジメント』は、どんな組織でも重要な課題である。
新たにご縁をいただいたお客様にとっても、必ずやお役に立てるものと確信している。

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