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普段何気なく使っている言葉でも、
実はその組織に固有の言葉であることが少なくない。
その業界や会社でしか通じない専門用語や略語の類はもちろんのこと、
一般的なビジネス用語ですら組織固有の言葉となっているケースも多い。
例えば、営業の“見込み”に関する言葉は実に多用である。
“見込み”自体を“芽(あるいは目)”と呼んでいる組織や
“プロスペクト”、“フォーキャスト”などと呼ぶ組織もある。
また、見込みの度合い(ランク)を表す言葉に至っては、
アルファベットで「ABC」と表現したり、逆に後ろから「XYZ」で表したり、
「Must・Want・Will」と表記したりする組織などさまざま。
このような組織固有の言葉にもトレンドがあるようだ。最近の傾向としては、
外資系企業に限らず横文字言葉を用いる組織が増えている気がする。前記した
“プロスペクト”という言葉は、私が転職した際に面食らった言葉の一つ。
「下期プロスペクトのフォーキャストはどう?」と上司に尋ねられ、
「“プロスペクト”、フォーキャスト”って何ですか?」と尋ねた覚えがある。
ほかにも“アジェンダ”“フィックス”などの言葉は転職後に覚えた言葉だ。
「今日のアジェンダは、あれでフィックスだよね?」と使ったりする。
これらの言葉は英和辞書を引けば意味がわかるので解読不能ではない。
困るのは広くビジネスで利用されるものでありながら、組織固有の横文字を
与えられているローカル言葉である。
皆さんは“パワーポイント”で作成したデータ、
もしくはスライド自体を何と呼んでいるだろうか?
“スライド”“パワポ”“PP(PPT)”と呼ぶ方が多いかもしれない。
これを、私の前職の組織では“ピッチ”と呼んでいた。
誰もが普通に“ピッチ”と表現するので、新入社員がお客さんの前で
「それでは、ピッチをご覧下さい」と言ってしまったりする。
この程度の言葉の違いだけであれば大きな問題ではない。
しかし、これが組織固有の価値観や考え方であればどうだろう?
私たちが“普通だ”と思っていることが、組織の外に出てしまうと
まるで通用しないということも起こりうる。
組織は外に対して開かれていなければならない、という所以であろう。
普段何気なく使っている言葉でも、
実はその組織に固有の言葉であることが少なくない。
その業界や会社でしか通じない専門用語や略語の類はもちろんのこと、
一般的なビジネス用語ですら組織固有の言葉となっているケースも多い。
例えば、営業の“見込み”に関する言葉は実に多用である。
“見込み”自体を“芽(あるいは目)”と呼んでいる組織や
“プロスペクト”、“フォーキャスト”などと呼ぶ組織もある。
また、見込みの度合い(ランク)を表す言葉に至っては、
アルファベットで「ABC」と表現したり、逆に後ろから「XYZ」で表したり、
「Must・Want・Will」と表記したりする組織などさまざま。
このような組織固有の言葉にもトレンドがあるようだ。最近の傾向としては、
外資系企業に限らず横文字言葉を用いる組織が増えている気がする。前記した
“プロスペクト”という言葉は、私が転職した際に面食らった言葉の一つ。
「下期プロスペクトのフォーキャストはどう?」と上司に尋ねられ、
「“プロスペクト”、フォーキャスト”って何ですか?」と尋ねた覚えがある。
ほかにも“アジェンダ”“フィックス”などの言葉は転職後に覚えた言葉だ。
「今日のアジェンダは、あれでフィックスだよね?」と使ったりする。
これらの言葉は英和辞書を引けば意味がわかるので解読不能ではない。
困るのは広くビジネスで利用されるものでありながら、組織固有の横文字を
与えられているローカル言葉である。
皆さんは“パワーポイント”で作成したデータ、
もしくはスライド自体を何と呼んでいるだろうか?
“スライド”“パワポ”“PP(PPT)”と呼ぶ方が多いかもしれない。
これを、私の前職の組織では“ピッチ”と呼んでいた。
誰もが普通に“ピッチ”と表現するので、新入社員がお客さんの前で
「それでは、ピッチをご覧下さい」と言ってしまったりする。
この程度の言葉の違いだけであれば大きな問題ではない。
しかし、これが組織固有の価値観や考え方であればどうだろう?
私たちが“普通だ”と思っていることが、組織の外に出てしまうと
まるで通用しないということも起こりうる。
組織は外に対して開かれていなければならない、という所以であろう。