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本日(5/18)時点で、139人の感染が確認された新型インフルエンザ。

今のところ、感染が確認されているのは兵庫と大阪だけのようだが、
遠からず、感染が各地に広がると想像しているのは私だけではないだろう。

不謹慎な物言いをお許しいただくなら、
この新型インフルエンザ騒動で嬉しい悲鳴を上げているのが、
マスクメーカーではないだろうか。

関西のJRや私鉄では、利用客にマスク着用をお願いする
アナウンスを流しているそうだし、首都圏の学校や企業でも
マスク着用を呼びかける所が出てきていると聞く。
中には、数万枚単位でマスクを備蓄する予定の企業もあるそうだ。

“このままだとマスクが品薄になる!”
買いそびれることを恐れた弊社のスタッフが、昼休みに、
会社近くの薬局やコンビニをくまなく回ってマスクを探してみた。
しかしどの店も品切れで、1枚のマスクも見つけることができなかった。

その話を聞いた私も、会社帰りに自宅近所を探してみた。
数件のドラッグストアを回ってみたものの、見つけることができたのは
1個数千円という高価な値付けの大仰なマスクが数個だけ。
それ以外のマスクは、すべて品切れ状態であった。

しばらくは、マスクを入手するのが困難な状態が続くかもしれない。

それにしても、この不況下でもマスクメーカーには追い風が続いている。
花粉症が一段落したかと思えば、それもつかの間、この騒ぎだ。
やっかみ半分に穿った見方をすれば、莫大な広宣費をかけることなく、
大々的に宣伝を流してもらっているようなものだとも言える。

こんな時だからこそ、メーカーは安定供給に一層努力してほしい。