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先日、久しぶりに結婚披露宴の司会を頼まれた。
私にとっては、十数回目となる結婚披露宴の司会である。

友人や同僚からは酔狂だと言われ続けながらも、
私は今まで、結婚披露宴の司会を率先して引き受けてきた。

私がそんな風になってしまった?そもそものきっかけは、
親友の披露宴で、友人代表のスピーチか司会のどちらかを
選択しなければならなかった20代半ば頃にまで遡る。

その時、オリジナルのスピーチ原稿を考えるよりは、式次第が
決まっている司会の方が楽だろうと判断したのが運の尽き。
以来、この仕事?の魅力にはまってしまい、一時はプロとして
身を立てることを真剣に考えたこともある程であった。

結局プロの司会業という道は選ばなかったものの、
結果的には、当時は想像だにしていなかった今の仕事、
研修の講師業という仕事においても活かすことができるノウハウを
身につける貴重な経験をさせてもらったのだと思う。

ノウハウなどと大仰に言うのは憚られるものではあるが、
そのノウハウを一言で言ってしまえば、その場の雰囲気を
主に自分の“声”だけでコントロールする術のようなものである。

人間の“声”には、実は大きな力がある。
すなわち、その人が話すスピードやリズム、声の大小や高低、
間といった要素が場の雰囲気に及ぼす影響は極めて大きいのだ。

そのことに気づいて、色々と実験することができたのも、
結婚披露宴の司会の場があればこそ。

司会を頼まれれば、出番?の1ヶ月前くらいから、自分の声を
何度も録音して聞き直す、時には親しい他人に聞かせるなどという、
今から思えば恥ずかしく、はた迷惑な練習を重ねていたっけ。

そんな練習も今の仕事の糧になっていると思えば、
不思議な巡り合わせみたいなものを感じないでもない。

いずれにしても、久々の司会業である。
ご指名いただいたなりの良い仕事をしなければなるまい。