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先日、満員電車に乗っている際、
急に咳が止まらなくなってしまいました。

慌てて少し残っていたお茶でのどを潤し、
周囲に迷惑をかけまいと、なんとか咳をこらえていました。

そんな時、少し向こうから腕が伸びてきました。
なんと、のど飴を差し出してくれる女性がいたのです。
周囲が“何事か?”というように不思議そうに眺める中、
その女性は少し恥ずかしそうな笑顔で「どうぞ」と言って、
私にのど飴を渡してくれました。

これには本当に助かりました。
そしてこの満員の電車の中で、見知らぬ他人に声をかける
というその方の勇気に感動を覚えました。

「果たして私に同じことができるだろうか?」
今までの自分を省みて、周囲に対する恥ずかしさや遠慮から
おそらく実際に行動を起こすことはできないだろうと。

けれども今回、自分が助けられる立場になって初めて、
少しの恥ずかしさや、もしかしたら拒否されるかもしれない
という恐怖心から、声すらかけられなかった今までの自分を
深く反省しました。

非常事態や明らかな問題が起こっている時などは、きっと
誰しも躊躇することなく、助け合うことができるのでしょう。
しかし、そこまで緊急な事態ではなくとも、一人ひとりが
もう少しずつ他人に関心を持って、協力しあえる社会になれば、
もっともっと生きやすくなるだろうなぁと感じました。