ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

削減

モノクロームな時代

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先日、某大手企業に勤めている友人から、
「ウチは、とうとうカラーコピーができなくなった」との話を聞いた。

コピー機が壊れたという話ではない。
経費削減策の一環として、コピー機のカラー印刷機能を
強制的に使えないようにされたそうなのである。

コピー機の利用が経費削減の対象となるのは珍しくない。
書類をコピーしたり、プリントアウトしたりするには、
結構なコストがかかっているからだ。

(以下はコピー機を提供しているメーカーや商社との契約によるので
一概には言えないものの)コピー機を利用する際のコストには、
用紙代、トナー代(昨今は無償提供されている契約も多い)に加え、
コピーしたりプリントアウトしたりする毎に発生する料金がある。

この1枚あたりで発生する料金は、白黒よりもカラーの方が高い。
カラー1枚のコストは、白黒1枚のコストの大体3倍程度になるだろう。
大手ともなれば、カラーを使わせない経費削減効果は馬鹿にならない。

さりながら…である。リーマンショック以前の数年間、
多くの職場でカラーコピー機(複合機)が使われるようになり、
カラーでアウトプットされた資料を見慣れてきた今この時分に、
いずこの資料も白黒だけでは、なんだか物足りなさを覚えてしまう。
いや、物足りなさと言うより物悲しさであろうか。

モノクロ全盛で“お先真っ暗”などとは、なってほしくないものだ。

夏の営業2007

クールビズも3シーズン目を迎えた今夏。
男性ビジネスマンのノーネクタイ・半袖シャツ姿も
すっかり定着した感があります。

オフィスワーカーの軽装が広がると共に、冷房温度を28度に
設定している職場も増えています。CO2の削減が世界規模で
叫ばれている昨今、当然の変化であると言えるでしょう。

しかし、このような変化が外回りの営業マンを苦しめているようです。
クールビズがどれだけ浸透しようとも、いまだに多くの営業マンは
ジャケットを羽織り、ネクタイを締めてお客様先を訪問しています。

うだるような暑さの中、お客様先に到着しても冷房温度は28度。
汗が引くどころか、次から次へと流れ出てくる汗を拭いながら、
涼しげな姿のお客様を恨めしく思っている営業マンもいるのでは
ないでしょうか。

多くの営業マンは、“きちんとした身なりでいなければならない”
という意識を持っています。「営業マンのくせにだらしがない」
などとお客様に思われることを恐れているのです。クールビズが
外回りの営業マンになかなか浸透しないのもうなずける話です。

いよいよ夏本番。営業マン泣かせの季節の到来です。
今年はどれくらいの営業マンがクールビズデビューをするのか?

「当社には軽装でお越し下さい」というようなスローガンを掲げる
企業は増えています。けれども、営業マンがクールビズデビューを
するには、お客様から「スーツ・ネクタイは固くお断り!」くらいは
言ってもらえないと難しいかもしれませんね。
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(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

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