ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

仕事

社長の仕事

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この仕事の醍醐味の一つは、色々な経営者と経営談議ができることだ。

今日も関西方面の中小企業の社長と、
研修企画の打ち合わせを兼ねて2時間ほど語り合った。

その中で印象深かったのが「社長の仕事とは何なのか」という話。

中小企業の社長には、プレイヤーとしての仕事が少なくない。
わけても従業員数が20名に満たない小規模企業では、
社長自らがトッププレイヤーでなければ経営が立ち行かない所も多いと思う。
とは言え、いつまでもそのままでは企業としての成長はおぼつかない。

私が知る限りにおいても、いかにして幹部社員を育成し、
自身の権限と責任を委譲していくのかが喫緊の経営課題だ、
とおっしゃる中小企業の経営者は枚挙にいとまがない。

今日お会いした社長も、自分はどこまで現場仕事に携わるべきか、
幹部に何をどこまで任せるべきか、悩みながら走っているとのこと。

その社長に「社長は何をすれば良いんでしょうかね?」と問われた。

憚りながら私も、経営者の端くれとして同様の課題と向き合っている。
だからと言って、無論私自身が正解を持ち合わせているわけではない。
それでも、日々悶々としながら格闘している弊社の課題に対して、
私がどのように取り組んでいるかということなどをお話しした。

この問いに対する結論は出なかったものの、その社長と意見の一致を見たのが、
社長業はエバンジェリスト(伝道師)であるという点だ。
以下、今日の経営談議の備忘を兼ねて記しておく。

社長たる者、マーケットに対しても、社内に対しても、
この会社をどのように経営していきたいのか、自分自身がどんな考え方や
価値観を持ってビジネスに臨んでいるのか、を伝え続けなければならない。
そしてこの仕事は、マーケットに対してよりも社内に対しての方が難しい。

だからこそ、特に中小企業の社長は、
幹部に対してのみならず、同じ釜の飯を食うすべての従業員に対して、
面倒くさがらずに、粘り強く、できれば上手な伝え方で、
自分の考えや価値観を伝え続けることが重要なのだろう。

ドライブ感

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私の数少ない趣味の一つはドライブである。
近頃はまとまった時間がとれないので、週末に近場を回遊(?)する程度
ではあるが、それでもハンドルを握っている時間はとても楽しい。

この“楽しい”という感覚を分析すると、自分の意思通りに自動車を
コントロールできるという“ドライブ感”に尽きるのではないかと感じる。

同じように、仕事にも“ドライブ感”が欠かせない。
担当者であろうが、管理職であろうが、経営者であろうが、
自分の思うように仕事がコントロールできたらさぞ楽しかろう。もちろん、
仕事の場合は 100% 自分の意思通りにコントロールできることなどない。

しかし、仕事が順調にいっている時に感じる“うまく乗りこなしている”
という感覚はドライブに通じるものがある。逆に、仕事が楽しくない、
うまくいっていない、と感じる時にはドライブ感のかけらもない。
これは、自分以外の何ものかにコントロールされてしまっているからであろう。
例えばそれは、注文の多い顧客であったり、口うるさい上司であったり、
あるいは、社内の様々な仕組みやルールであったりするかもしれない。

翻ってみれば、現実のドライブも然りである。
道路には速度規制もあれば赤信号もある。予期せぬ渋滞に巻き込まれる
こともあれば、不機嫌なパッセンジャーが同乗していることだってある。
仮にそんな制限があったとしても、ドライブ好きな人は車で出かける。
自分でコントロールできる“車の運転”という行為自体を楽しめるから、
とは考えられないだろうか。

そのように考えてみると、どんな時でも仕事が楽しめるという人は、
何かしら自分でコントロールできることを見つけるのが上手な人である、
とも言えそうである。

ジャブ・クロージング

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今から20年近く前になるが、
駆け出しの営業マンだった私はクロージングが苦手だった。
「買って下さい」の一言がなかなか言えなかったのだ。

反面、商品のセールスポイントを挙げ連ねるのは得意だった。
「かくかくしかじか、この機能はこんなに便利なんですよ」などと
言葉を重ね、今から思えばお客様の話など聞いていなかった。
当然売れるわけなどない。そんな私を見かねたのだろう。
営業所長がロープレや営業同行を通じて私に特訓をしてくれた。
おかげで早いタイミングでクロージングへの苦手意識はなくなった。

クロージングが下手な営業マンは結構多い。彼らに共通しているのは、
“お客様に断られることを極度に恐れる”ということである。
断られるのが怖いから言葉を重ねる。お客様の心情などお構いなし。
(今より)若き日の私も然りである。

「営業マンは宣伝マンではない。
 商品をPRするだけなら営業マンはいらない。
 お客様の背中を押すのが営業マンの仕事だ」
これは当時の所長が私に教えてくれた言葉である。

営業マンたるものクロージングの腕を磨かなければならない。

クロージングに苦手意識を持っている営業マンなら、まずは
「いかがでしょう?」というトークを使ってみてはどうだろう。
これなら、「買って下さい!」「決めて下さい!」「注文して下さい!」
などの決め言葉よりは相当敷居が低いはずである。
ボクシングで言えば“ジャブ”を打つ程度のクロージングトーク。
ジャブを打つことでお客様が反応し、お客様の心情がわかるようになる。

無論、何ら提案をしない前から「いかがでしょう?」はご法度である。

納期と責任

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“QCD”という言葉をご存じでしょうか?
Q(Quality:品質)・C(Cost:コスト)・D(delivery:納期)
を表すもので、製造現場の方には馴染みがある言葉かもしれません。

私たちの研修では、この“QCD”に V(数量)を加えた“VQCD”
という言葉を紹介することがあります。
“VQCD”とは「仕事の責任を生じさせる原理」です。

つまり V・Q・Cのいずれか、もしくはいくつかに“D”が設定される
ことで責任が発生するわけです。例えば、ある営業マンに対して
「1億円(Volume)を売り上げなさい!」と上司が命じるだけでは
その営業マンに責任は発生しません。
「今月(Delivery)、1億円(Volume)を売り上げなさい!」と
V(数量)に D(納期)が設定されて初めて、その営業マンに責任が
発生するわけです。

同様に“製品化の基準を満たす品質(Quality)を 3ヶ月先までに確保する”
ですとか、“10%の コストダウン(Cost)を今期末までに実施する”
などというように、納期(Delivery)がなければ仕事の責任を発生させる
ことはできません。仕事に納期が欠かせないのは、納期がなければ責任も
発生しないからなのです。

私の趣味は

今週は土曜日も仕事だった。
このところ、週休一日という週も少なくない。

普段から私は、「趣味は仕事!」と公言して憚らないので、
周囲から奇異の目で見られることも多い。
しかし、一日の大半を過ごす仕事の時間が充実していなければ、
人生楽しいはずがない。これが私の持論である。

とは言え、最近ちょっとお疲れ気味の私。
そんな私に、一服の清涼剤を与えて下さったお客様がいた。

偕楽園の梅
写真は「偕楽園」の梅である。
金曜に、茨城のお客様先で商談を終えた後、
お客様の粋な計らいで連れて行っていただいた。



梅で名高い偕楽園、園内には三千本の梅の木があると言う。
見頃は過ぎてしまっていたが、その雰囲気を十分に満喫できた。

千波湖
千波湖を見下ろすことができる眺望を
携帯のカメラに収めつつ、「来年は
梅の見頃に訪れたいので、その頃に
仕事を下さい!」などと言ってしまった。


やはり、私の趣味は「仕事」のようである。

覚悟を決める

先日、unison1の記事でも取り上げていた
「プロフェッショナル 仕事の流儀」。
先日放送されたのは、海獣医師の勝俣悦子さん。

数ヶ月前に鴨川シーワールドへ遊びに行った時、
“海獣医療センター”と書かれた建物が気になっていた
私にとって、非常に興味を引かれる放送内容だった。

世の水族館で多く飼育されているイルカやアザラシなどの海獣は
生態や飼育・治療方法が明らかになっているものだと思っていた。
ところが、ほとんど勝俣医師が鴨川シーワールドに勤務してからの、
個人の経験で対応されていると知って、まず驚いた。

勝俣医師が「野生の生物は、衰弱していることが、周囲に悟られると
食べられてしまう。従って、ギリギリまで兆候を出さない。
調子が悪そうだと思った時にはすぐに手を打たなければ死んでしまう。」
とおっしゃっていた。

悩んでいる暇も、絶対的な治療方法も無い中で、命を預かっている。
そんな大変なプレッシャーの中で、明るく仕事をしている
彼女の姿に、また驚いた。

かっこいいなと素直に思っている私に、TVの中の彼女が
明るい笑顔で「覚悟、決めてますから」とおっしゃった。
彼女があきらめた段階で、命を落としてしまう海獣たち。

私も仕事や人生のターニングポイントで、何度か
「ハラを決めた」「覚悟を決めた」と言ったことはある。
しかし、勝俣医師の「覚悟を決めた」という言葉を聞いた時、
私はこの言葉の本当の意味を知らないと感じた。

いつか私に、この言葉の本当の意味を理解する日が来るのだろうか?

New Born!

babyプライベートな話で恐縮だが、赤ちゃんが産まれた。
もちろん、私にでは無く友人に。

お祝いに駆けつけた私たちは、産まれて4日目の
彼女の一挙手一投足、全てに大騒ぎ。

集まった友人たちは40代、30代、20代の女ばかり。
業種・職種は違えども、それぞれの組織で部下を持ち、
プレイングマネージャーとして第一線で活躍している。

皆、仕事はもちろんのこと、出産や結婚、趣味も
個々のペースで楽しんでいる。


hand世の多くの企業では、“女性管理職の創出”や
“育児休暇取得率の向上”などが、声高らか叫ばれている。
そんな声とは関係なく、今日集まった友人たちは、
普通に管理職や母親、それぞれの役割を果たしている。

このような女性たちは、社会全体で見れば、ごく一部かも
知れない。
しかし、新しい時代がすぐそこまで来ていると実感した。

そして、彼女の小さな手が、なんだかたくましく思えた。

やっぱり、仕事は

ここ一ヶ月で、転職を決断した複数の友人がいる。

二十代後半〜四十代半ばの彼らは、
歩んできたキャリアも異なるが、“転職は慎重に!”
などと忠告される必要はまるでない、いずれ劣らぬ猛者どもだ。

彼らが選んだのは、
憧れの大手企業へのリベンジ転職、畑違いの新興事業に夢を託した転職、
古巣企業への出戻り転職、次期社長への野望を秘めた転職など。
転職の形も実に様々である。

異なる選択をしながらも、
彼らに共通していることが二つある。

一つは、“仕事に対して貪欲である”ということ。
仕事に対して、己の満足を常に求めるという姿勢である。

そして、もう一つは、
彼らが実際の年齢よりも“若く見える”ということである。
これは、彼らが仕事を楽しもうとする姿勢に起因するのであろう、
と私はにらんでいる。

そんな彼らを眺めていると、やっぱり
仕事は人生の重要なファクターなのだ、
とあらためて実感するのである。
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『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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