8月15日付の日経新聞に、
マイクロソフトやSAP、オラクル、デルなどの日本法人が、
300人以上の中途採用を計画しているとの記事が掲載されていた。
記事によれば、主に営業力強化を狙った増員計画であるとのこと。

ソフトウェア業界に限らず、営業マンを増員したい企業は多い。身近でも、
「景気回復の兆しを感じる今こそ、営業マンを増員して勝負を賭けたい!」
そうおっしゃる中小企業経営者にお目にかかる機会が明らかに増えている。

実は、かく言う私もその一人である。

ところが、これがなかなか難しい。
当社に出入りいただいている人材紹介会社の方に話を伺うと、
半年ほど前から慢性的な営業マン不足の状況が続いているそうだ。
特に、若手(二十代半ば〜三十代前半)にその傾向が顕著とのこと。

いずこの企業も、中途採用の営業マンには即戦力となる優秀な人材が欲しい。
優秀な人材にオファーが集中するという二極化の流れは当然であろう。
ところが、若手営業マンの中途採用を難かしくさせているのは、
二極化だけが大きな要因ではない、と私は考えている。

「そもそも、若手営業マンの絶対数が減っているのではなかろうか?」

まったく根拠のない推論ではあるが、
新入社員のいかほどが営業職を希望するだろう?と考えてみると、
あながち間違っているとは思えない。

私が社会人となった17年前でさえ、営業職は不人気職種であった。
翻って現在、当時とは比較にならないほど幅広い職種が存在する。
以前にも増して、営業職のなり手がいないのではなかろうか。

営業職はれっきとした専門職である
この仕事の面白さや魅力をもっとアピールしていかなければ、
日本の国技よろしく、海外の人材に頼らなければならない時代が来るかもしれない。

しかし、このような状況も、視点を変えて見れば、
営業マンを志す若手にとっては、チャンスが増えたと言えないだろうか。
なんとなれば、この世界で横綱となる可能性が高くなるからである。

さて、志を持つ営業マンの皆さん、
当社で、そのチャンスを掴んでみませんか?
ご興味ある方は、何なりとお問い合わせ下さい