ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

ユニゾン

東京と大阪で無料セミナーを開催します!

皆さま、大変ご無沙汰いたしております。unison2でございます。
ブログの投稿も久しぶりなら、本日ご案内差し上げたい件も久しぶりでございます。

タイトルの通り、無料セミナーを東京と大阪で開催することになりました!

ユニゾンとしてオープンな場でのセミナー開催はおよそ2年ぶり。
今回は東京地区での開催に加え、初の関西地区での開催も予定いたしております。
詳細なご案内は、追ってホームページやメールマガジンでお知らせいたしますが、
ブログにお越しの皆さまには、一足お先にご案内を申し上げます。

今回のセミナータイトルは…

「すべて見せます!ミドルマネジャーの経営品質を高めたいなら
 〜管理職研修のプロが伝えるマネジメントの骨法とその定着手法のご紹介〜」


開催日時・会場は…

【東京地区】
 開催日時:2011年7月5日(火)14:30〜17:00(受付開始14:10〜)
 開催会場:厚生会館「銀杏」
      ※東京メトロ麹町駅1番出口から徒歩2分、半蔵門駅1番出口から徒歩5分
 会場URL :http://www.dokenpo.or.jp/health/recreation/kousei/index.html

【関西地区】
 開催日時:2011年7月13日(水)14:30〜17:00(受付開始14:10〜)
 開催会場:チサンホテル 新大阪
      ※JR新大阪駅から徒歩6分、地下鉄御堂筋線西中島南方駅から徒歩5分
 会場URL :http://mtg.solarehotels.com/

いずれも定員は20名様で、ご参加の皆さまには特典として(最近また売れています)
「はじめての管理職100問100答」をプレゼントいたします。

この記事をお読みになって「是非、参加したい!」と思われた方は、ホームページの
「お問い合せ」 にアクセスいただければ先行してお申込みいただけますので、
必要事項をご記入の上、お問い合せ欄に【東京地区】【関西地区】の別を明記して
お送り下さい。皆さまのお申込みをお待ち申し上げております。

まずは先行のご案内まで。久々のunison2でした。

今般の大震災について

まさか、このような形でブログを再開することになるとは…

まずは今回の大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。また、被災された皆さまや
そのご家族の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

3月11日の震災当日、私自身(unison1)は大阪で研修中でした。

続々と入ってくる被害を伝えるニュースに戦慄を覚えつつも、
当初は会社や家族への連絡も繋がらず無力感を感じていました。
幸い当日の深夜までには、社員および社員の家族全員の無事を
確認することができました。続きを読む

人と組織のマネジメント

私たちユニゾンは、
『企業の“人と組織のマネジメント”におけるお役立ち』を
事業の大きな柱として据えている。

私たちが直にお客様と接する研修の場、あるいは営業活動の場
において稀に、この“人と組織のマネジメント”とは何ですか?
というご質問を頂戴することがある。

それらの問いに対して、私たちは次のようにお答えしている。
「業績・業務に焦点を合わせた管理主体のマネジメントではなく、
“人と組織”という経営資源をいかに活用し進化させるかに焦点を
 合わせたマネジメントが“人と組織のマネジメント”である」と。続きを読む

とにかく動いてみる

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ここ数ヵ月間、私が痛感していることである。

「下手の考え休むに似たり」
逆風下に立ち止まれば、今より後ろに飛ばされるだけ。

「金がないなら知恵を出せ、知恵がないなら汗をかけ」
良いアイデアが浮かばなければ、今できることをするしかない。
今まで以上の量を、今まで以上のスピードで。

先達は良い言葉をたくさん遺してくれている。
動いている中で突破口が見えてくることは、間違いなくある。

そんなことを考えていたら、このブログを始めた頃にアップした
「3匹のカエル」の話を久しぶりに思い出した。

18年前、バブルが崩壊して世の中が不況の大合唱をしている頃に、
弊社講師がお客様への通信書面でご紹介した話である。
自らの備忘のためにも、以下に再度引用させていただく。
……………………………………………………………………………………
「3匹のカエル」
楽天型、悲観型、現実型の3匹のカエルがミルクの中で溺れかけた。

楽天ガエルは、
「なんとかなるさ」と何もしないでいるうちに溺れ死んだ。

悲観ガエルは、
「どうしようもない」と諦めてしまって溺れ死んだ。

現実ガエルは、
「とにかく何とかしなくちゃ」とバタバタもがいているうちに、
なんと足元がバターになりそれを踏み台にしてミルクの中から
脱出を果たした。
……………………………………………………………………………………
そんなバカな!というたとえ話である。
しかし、現実のビジネス界ではよく見かける話でもある。

今、営業組織にこそマネージャー教育を!

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営業組織が“手っ取り早く”業績を上げるためには、
どちらの手がより有効だろうか?

(A)部下たちの営業力強化に力を注ぐ
(B)マネージャーのマネジメントを改善する

研修屋としての答えは、本日のタイトル通り(B)である。

当然ながら、部下たちの営業力強化に力を注ぐことも大切だ。
しかし“手っ取り早く”、いや“手っ取り早く”では表現が悪い。
より“スピーディー”に業績を上げようとするなら、
まずはマネージャーのマネジメントを点検・改善すべきである。

例えば、プレイングマネージャーである自分がチームの中で
最大の業績目標を抱え、その業績目標を達成するためだけに
時間を使ってしまっている、というようなことはないだろうか?

営業マネージャーの仕事は、言うまでもなくチーム全体の業績達成である。
それこそ天才的プレイングマネージャーでもない限り、自分1人の力など
高が知れている。チーム全体の業績達成をするために営業マネージャーが
なすべき最も重要な仕事は、部下たち1人ひとりの“目標設定”である。

その最も重要な“目標設定”という仕事を、
なおざりにしてしまっているマネージャーがなんと多いことか。

例えば、伸び悩んでいる部下の面倒を見ることに時間と労力を使い、
エースプレイヤーの部下には“任せている”という大義名分の元、
何らの注意も払っていない、というようなことはないだろうか?

伸び悩んでいる部下の成長には、ある程度の時間が必要だ。
くどいようだが営業マネージャーの仕事は、チーム全体の業績達成である。
チーム全体の業績を上げる近道は、“できる部下”により大きな負荷を
引き受けさせることである。

自チームのエースプレイヤーに、
より大きな負荷をかけ切れていないマネージャーがなんと多いことか。

例えば…と挙げていけば、
営業マネージャーに点検してもらいたい重要なポイントは他にもある。
それらは、知っているのと知らないのとでは大違いとなるポイントだ。

今、私たちの営業マネージャー研修を採用して下さっている営業組織は
“すべて”業績が向上している。その要因のすべてが、私たちの研修に
起因しているなどと申し上げるつもりは毛頭ないが、営業マネージャーの
マネジメントを見直せば業績は必ず上がる。そう断言してしまっても良い。
私たちが知る成功事例は、枚挙にいとまがない。

今、営業組織にこそマネージャー教育を!
必ず成果が出るはずである。

2010年のスタートにあたって

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皆様、あけましておめでとうございます。
本年もユニゾン、ならびに当ブログをよろしくお願いいたします。

私たちユニゾンは今日が仕事始め。
スタッフの面々はそれぞれ、新しい年に期するものがあるようです。

さて、私自身が年頭にあたって考えたのは、
「今年はとにかく“自己チュー”でいこう!」ということ。
もちろん一般的に言われている“自己チュー”のネガティブな意味、
すなわち“自分勝手に振る舞おう!”などと言うのではない。

それは、すべての事象、とりわけ自分にとって不都合な事象をも、
“自分にとって都合が良い事象として捉えていこう!”ということだ。
下手の考え休むに似たり。要は“ポジティブシンキング”である。
ただし“徹頭徹尾ポジティブシンキング”なのが、
年頭にあたって私が定義した“自己チュー”の意味である。

明るいだとか暗いとか、楽しいだとか苦しいだとか、
これらすべての表現は極めて主観的な見解を表している。
自分にとって好都合であるとか不都合であるとか、という見解も然り。
我々は一般的に、自分にとって不都合な事象を受け入れたがらない。
そして他人や社会、時代のせいにしたくなる。

それも人情だとは思うし、私もそんな一般的な人間ではあるけれども、
今年こそ、私はそんな思いを振り切るぞ!と決意している。
たとえ、自分にとってどんなに不都合な事象が発生したとしても、
「神様は乗り越えられない試練は与えない(by“JIN -仁-”)」はず。
どんな事象も“自己チュー”に捉えてみれば、そう見えるだろう。

はてさて、始まったばかりの2010年は一体どんな年になるのやら…
いずれにしても、私にとっては素晴らしい1年となるに違いない!

冬期休暇のご案内

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まったく早いものです。2009年もいよいよ押し詰まり、
ユニゾンも本日が今年の最終営業日となりました。

誠に勝手ながら、2009年12月29日(火)〜2010年1月4日(月)まで
冬期休暇とさせていただきます。新年は 1月5日(火)〜の営業です。

今年1年お世話になったお客様に、改めて御礼を申し上げるとともに、
良いお年をお迎え下さいますようお祈り申し上げております。

本日は納会を兼ねたユニゾンの忘年会。
お決まりの焼肉とカラオケで1年の憂さ?を晴らす予定です。

来るべき2010年が良い1年となりますよう。
2010年も私たちユニゾンをよろしくお願い申し上げます。

河村 亜紀 拝

マネージャーが果たすべき責任とは?(ケース編)

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前回、unison2が予告いたしました通り、
公開研修で利用したコンテンツの一部をご紹介しながら、
今回の研修の解説を順次アップしていこうと考えています。

本日は第1回目のエントリーとして、公開研修のグループワークで
利用したケーススタディ(第1部)のコンテンツを掲載いたします。
このケーススタディは、“マネージャーが果たすべき責任とは?”
を考えていただく題材となっています。

……………………………………………………………………………………
【Prologue 1】『プレイヤーからマネージャーへ』
……………………………………………………………………………………

9月の下旬、ABC商事(株)新宿営業所の課長代理・内田公男(37歳)は、
10月1日から千代田営業所へ、営業所長として異動する旨の内示を受けた。
千代田営業所の業績は最近低迷しており、社内にも「千代田営業所は雰囲気
が悪い」という噂が広がっていた。

「そんな営業所に自分が責任者として…」

内田は一瞬、貧乏くじを引かされたような気持ちになったが、彼が信頼を
寄せている上司の小山部長に、「近藤本部長とも相談して、千代田営業所
を建て直せるのは内田君しかいないということになったんだよ。君は新宿
営業所で3年間トップクラスの業績を残しているし、プレイングマネージャー
として営業所のマネジメントの経験も積んできている。それに初めて所長を
務めるのなら、千代田くらい問題を抱えている営業所を任せる方が、
もともと負けず嫌いなタイプの君はチャレンジ意欲が湧くと考えてね」
と言われ、「よし、やってやるか!」 と思い直し、千代田営業所長の職責を
引き受ける覚悟を決めた。

しかし、自分にプレイングマネージャーの経験があるとは言っても、
新宿営業所にはマネジメント経験豊富な久保所長がいた。彼がいたからこそ、
自分は所長補佐、兼プレイヤーとしての責任を果たしてこられたのであって、
自分自身がマネジメントをしてきたという実感はない。

小山部長からは、「営業所の運営は君に全部任せるから、君の思うように
マネジメントしてくれていいよ。困ったことがあれば、サポートするから」
と言われたものの、そもそも"マネジメント"とは一体何をすることなのか?

「これからは、もっと勉強しなければならないな…」
内田は心の中でそうつぶやいた。

……………………………………………………………………………………
【設問】内田が期待されていることを列挙してみよう!
……………………………………………………………………………………

公開研修レポート

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『会社の上司“元気化”プロジェクト』企画の第一弾として
スタートした公開研修『速効!目からウロコのマネジメント術』。

先日(12/15)に今年の全日程を終了いたしました。
ご参加をいただきました皆さま、本当にありがとうございました。

公開研修の様子091215 最終日の研修風景はこんな様子でした。
 皆さん、熱心に受講して下さっています。
 今回の公開研修は、
 “1日(7時間)”でマネジメントの基本から
 個別の具体的なお悩み解決までカバーしたい、
 という壮大な?構想で企画いたしました。
 結果、かなり欲張りな研修となりました。

限られた時間で多くのテーマを扱う内容となったため、
受講者の皆さんは、ちょっときつい思いをされたかもしれません。

研修後に受講者の皆さんからいただいたアンケートにも、
“あの時間であの内容は詰め込みすぎでは…”という声が
多くございました。この点は企画者サイドの反省事項として、
今後の企画立案に活かして参ります。

逆に、私たちにとって何よりも嬉しかったのは、
“目からウロコは本当でした!”という感想が多くあったこと。
欲張りな内容ながらも“実践でこれは役に立つ!”というポイントを、
具体的なハウツーを交えご紹介差し上げた点をご評価いただけたものと、
こちらはホッと胸をなで下ろしております。

今後の企画といたしましては、まだ検討段階ではあるものの、
公開研修は引き続き開催する方向で社内で揉んでおります。
具体的なご案内は年明けになると思いますが、是非ご期待下さい。

また当ブログにおいては、
今回の公開研修にご参加下さった皆さんへのフォローを意図して、
研修で扱ったケーススタディとその解説を順次掲載していく予定です。
もちろん、研修にご参加いただいていない方にもご覧いただきたいと
思っておりますので、こちらもお楽しみに。

最近すっかり滞ってしまっていたブログ更新のお詫びも兼ねて、
久々のunison2でした。

今、マネージャー受難の時

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11月から推進している『会社の上司“元気化”プロジェクト』

その第一弾企画として開催している無料セミナーと公開研修も、
先週で予定していたスケジュールの折り返し地点を迎えた。

折り返しを超えたところで、私が感じているのが今日のタイトル。

今、まさにマネージャーにとって受難の時がやってきている。
これは今企画にご参加下さった100名近くのマネージャー方や、
人事・教育ご担当者の声を伺うにつけ痛感するところだ。

多くの企業が業績不振にあえいでいる昨今、それぞれの組織で
十分な武器・弾薬を持たないマネージャーたちが悪戦苦闘している。
私たちの専門分野から言えば、彼らの武器・弾薬はマネジメントや
リーダーシップにまつわる知見である。

今から思えば、景気は決して悪くなかった昨年末までの数年間、
自社のマネージャーに対して積極的に教育を展開していた企業が
どれほどあったのだろう。いや、教育はしていたのかもしれない。
問題はその中身である。

その多くがコーチングに代表されるコミュニケーション術の習得や、
アカデミックな香りがする思考方法の習得など、主にハウツーを
扱う内容に偏っていたと言ってしまって良いと思う。
誤解を恐れずに申し上げれば、マネージャーが学ぶ内容としては、
少々“軽かった”のである。そう考えると、皮肉なことに当時は、
やはり景気が良かったのだろうとも思える。

ところが今は、そんな悠長なことを言っておられる企業は少ない。
正真正銘の生き残りをかけて、全従業員に重い負荷をかけている。
中でも大きな負荷をかけられているのはマネージャー層である。
部下たちに“やり切らせる”ことができないマネージャー方には、
たいそう辛い日々が続いているはずだ。

マネージャーとしての責任を果たすには、相応の覚悟とマネジメント
(特に“人と組織”にまつわるマネジメント)の知識が欠かせない。
今回の企画を通じて、この分野に対する武装ができていない、換言すれば、
学んできていないマネージャーが想像以上に多いことがわかった。

翻って考えれば、私たちがお役に立てる機会がまだまだたくさんある、
ということにもなるわけだ。『会社の上司“元気化”プロジェクト』も
まだまだ終わらせるわけにはいかないようだ。
第二弾、第三弾の企画の検討も始まっている。
乞うご期待願いたい。

インタラクティブなセミナーとなりました!

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11/13(金)に無料セミナーを開催いたしました。

今回の無料セミナーは、当ブログでも繰り返しご案内している
『会社の上司“元気化”プロジェクト』の第一弾となる企画です。

無料セミナー『リーダーがグッと“らしく”なるマネジメントのツボ』
詳細情報はこちらから。


今回は、今まで開催してきたセミナーとは趣向を変え、
ご参加いただく方をグッと絞っての実施。その趣向が、
吉と出るのか凶と出るのか、一抹の不安を抱えておりました。

結論から申し上げれば、その不安は全くの杞憂に終わりました。

10名様限定という規模のセミナーであれば、ご参加下さった皆様、
お1人おひとりと非常に近い距離感でセミナーを進められることが
実感できました。実際、講師も皆様の表情を身近にうかがいながら
話をすることができたので、20名〜30名規模のセミナーよりも、
遙かに“グリップ感”を得られたとのこと。

ご参加下さった皆様からも、“参加して良かった!”という
いつもより生々しいご感想の声をいただけました。
ご参加下さった皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

同様の無料セミナーは、来週以降も開催いたします。
とてもインタラクティブなセミナーになることは実証済みで、
休息に来られる方には馴染みませんが、非常に満足感の高い
内容になることは請け合いです。

次回、今週金曜(11/20)開催分もまだ余席がございます。
ご興味のある方は、是非、こちら↓からお申込み下さい。

無料セミナー『リーダーがグッと“らしく”なるマネジメントのツボ』
お問い合わせ・お申込みはこちらから。

※弊社ホームページ問い合わせサイトにリンクしています。

ECOリーダー

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ユニゾンにとって久しぶりとなる無料セミナーが、
今度の金曜日(13日)からスタートする。
この週末、その資料をまとめていて思いついたことがある。

『時代の要請は、ECO(エコ)一辺倒という印象すらある昨今、
 企業のリーダーにも“新しいECO”の要素が求められるようになってきている』

これからのリーダー育成における重要なポイントを、
そのように説明してみるのはどうだろうか?という思いつきだ。

すなわち、この経済危機が発生した以降から現時点に至るまで、
企業のリーダー方に際立ってきた特徴をまとめてみると…

・とにかく多忙である
・業務には極めて真面目に取り組む
・他人との摩擦や衝突を避ける
・論理的(評論家的)思考能力が高い
・組織の筋目を重視している
・意思決定をしたがらない
・「私がやります!」とはなかなか言わない

というようなことが挙げられる。

彼らの仕事には安定感が感じられるものの、
企業のトップや事業責任者からすれば、正直、物足りなさを感じさせる。
端的に言ってしまえば、リスクを取らないリーダーなのだ。

このようなタイプのリーダーを、『省エネ型のECOリーダー』と呼んでみる。

対して、これから求められるタイプのリーダーには、

・多忙を言い訳にしない
・成果責任を果たすことに全力を尽くす
・より良い成果を上げるために積極的に他人と擦れ合う
・“べき”論ばかりを振りかざさない
・時には“出る杭”となることも厭わない
・意思決定をする勇気を持っている
・チャレンジングな仕事を買って出る

というような、前記の特徴と対極的な要素が挙げられる。

一見すると、昭和の良きリーダー像と重なる要素もあれど、
これを今風に昇華させた新しいタイプのリーダーを、
『自家発電型のECOリーダー』と表現してみるのはどうだろう?

後から考えてみると、たぶんにこじつけめいているようにも感じるのだが、
キャッチーなワードとして、今度のセミナーで使ってみることを、
スタッフに提案してみようと思う。ボツになっていたら、あしからず。

無料セミナーの開催概要決定!『リーダーがグッと“らしく”なるマネジメントのツボ』

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『会社の上司“元気化”プロジェクト』企画の第一弾、
“少人数限定の無料セミナー”の開催概要を決定いたしました。
本無料セミナーは、ご参加者を各回10名様に限らせていただきます。

本来であれば、私たちもより多くの皆様にご参加いただきたいのが本音です。
しかしながら、これは“セミナー”というイベントの特性なのでしょうか、
ご参加者が10名を超える規模となると、どうしても主催者からの一方的な
情報提供の場となってしまいがちです。

今回は“インタラクティブなセミナーにしたい”という願いから、
新しい試みとして、敢えてご参加者を絞らせていただきました。
少人数限定のセミナーのメリットを活かし、講演後には、
ご参加者の皆様と講師を交えた意見交換の時間も設ける予定です。

相当に中身の濃いセミナーとなる予定ですので、ご興味のある方は、
お早めにお申込み下さい。以下、セミナー開催概要をご案内いたします。

………………………………………………………………………………………………
◆セミナータイトル
『リーダーがグッと“らしく”なるマネジメントのツボ』

◆セミナーの概要
「時節柄、教育に経費や時間はかけられないけれども、
自社のマネージャー・リーダー層のレベルアップは図りたい!」
そんな人事ご担当者、事業責任者の想いにお応えする無料セミナーです。

厳しい経済情勢下、最も大きな負荷がかかっているのは現場のリーダー層。
そんな彼らが『ここさえ押さえられれば、リーダーとして機能する』
というとっておきのポイントを短時間でご紹介いたします。

◆ご紹介するテーマ(予定)
リーダーがグッと“らしく”なるための5つのツボをご紹介します。

(1)「リーダーの仕事の8割はスタート時で決まる」
(2)「部下には方針で“差”をつける」
(3)「マネジメントのPDCAは1ヶ月で回す」
(4)「“たい”より“ます”で上役から権限を引き出す」
(5)「支援の安請け合いを減らして部下の育成を図る」

◆開催日程・場所・時間
・11月13日(金)15:00〜17:30 於:平河町VISIX 2Fカンファレンスルーム
・11月20日(金)15:00〜17:30 於:平河町VISIX 2Fカンファレンスルーム
・11月26日(木)15:00〜17:30 於:平河町VISIX 2Fカンファレンスルーム
・12月 4日(金)15:00〜17:30 於:平河町VISIX 2Fカンファレンスルーム
※平河町VISIXの会場情報は こちらから

◆お問い合わせ・お申込みについて
こちらよりお問い合わせ・お申込み下さい。

お問い合わせ・お申込み確認後、セミナー事務局よりご連絡差し上げます。
………………………………………………………………………………………………

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


『会社の上司“元気化”プロジェクト』始動!

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やおら何を言い出したのか?と思われるかもしれません。

昨日、弊社メールマガジン『ユニゾンTOPICS』を配信したところ、
思いがけず、多くの方から激励のメールを頂戴しました。
その中で複数の方が、同じようなご意見を寄せて下さいました。

そのご意見は概略、

“このような厳しい経済状況下で、管理職層の教育をしたくても、
 思うようにコストや時間がかけられない。しかし将来を考えると、
 この層の教育に力を入れなければならないのはわかっている。
 こんな時だからこそ、オープンな情報提供を続けてもらいたい。”

という主旨でございました。
具体的にはメルマガや無料セミナーなど開かれた媒体や機会を使って、
積極的に情報提供してほしいというご意見でございました。
 
本当にありがとうございました。
貴重なご意見をスタッフで検討してスローガンを作りました。
それが本日のタイトル、『会社の上司“元気化”プロジェクト』

このスローガンの元、今後積極的に企画を打って参ります。
まずは、既にご案内を差し上げている公開研修と並行して、
“少人数限定の無料セミナー”を開催いたします。

詳細情報は追ってご案内差し上げますが、取り急ぎ、
開催スケジュール(予定)を先行してお知らせいたします。

・11月13日(金)15:00〜17:30
・11月20日(金)15:00〜17:30
・11月26日(木)15:00〜17:30
・12月 4日(金)15:00〜17:30

会場は、平河町VISIX「カンファレンスルーム」の予定です。
※平河町VISIXの会場情報は こちらから

各回とも定員は限定10名様。ご参加者を絞らせていただくことで、
より密度の濃いセミナーにしたいと考えております。
ご興味のある方は こちらよりお問い合わせ下さい。

公開研修の開催概要をお知らせいたします。

当社ホームページ更新前に公開研修の詳細情報をお知らせいたします。

スライド1

2009年度下期公開コースのご案内2

★お問い合わせは → こちらから
★お申込みは   → こちらから

ご要望にお応えして

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およそ1年ぶりとなる“公開研修”を実施いたします。

私たちが言うところの“公開研修”とは、
不特定多数の企業様から受講者を募り実施する研修で、
業界では“オープンコース”と称している同業者もあります。

さて、今回私たちが企画した公開研修は、
昨今のマネージャー・リーダー方の多忙な現状を踏まえ、
“たった1日”でご参加いただくマネージャー・リーダー方の
お仕事の進め方を変革することを狙ったチャレンジングな内容です。

研修のタイトルは、
『即効!目から鱗のマネジメント術〜基本からお悩み解決まで〜』

1日という非常に限られた時間ではございますが、そこは、
“とにかく実践で役に立つ”とのご評価をいただくユニゾンの研修。
生々しいケーススタディを題材として、今どきマネジメントの勘所を
しっかりとお持ち帰りいただける、そんな中身の濃い公開研修です。

詳細情報はあらためてご案内いたしますが、
当ブログにお越しの皆様には、一足お先に大事な所をお伝えします。
開催日程と場所は下記の通りです。
----------------------------------------------------------
11月17日(火) 9:30〜17:00 於:弘済会館(麹町)
11月25日(水) 9:30〜17:00 於:弘済会館(麹町)
12月 3日(木)  9:30〜17:00 於:厚生会館(麹町)
              ※この回のみ、開催場所が異なります
12月 9日(水)  9:30〜17:00 於:弘済会館(麹町)
12月15日(火) 9:30〜17:00 於:弘済会館(麹町)
----------------------------------------------------------
そして、このご時世、特に気になられるであろう費用は、
お1人様 39,000円(税別)とリーズナブルな価格設定といたしました。

さらに?担当講師はすべて、弊社の看板講師であるunison1こと、
ユニゾン代表取締役:堤幸政が登壇する予定です。

経費削減で研修企画に頭を悩まされている人事ご担当者様、
配下のリーダー・リーダー候補者のレベルアップを期待されている
上位管理職の皆様、そして自身の仕事に悩みを抱えているリーダー方、
そんな皆様にお役に立てる研修でございます。

この機会に是非、ご検討、お申込み下さいませ。

★お問い合わせは → こちらから
★お申込みは    → こちらから

秋の100問100答祭り

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久方ぶりの unison2です。

以前、当ブログで『はじめての管理職100問100答』が、
またまたの増刷!というご案内をさせていただきました。

過去記事はこちらです→ 「またまた増刷決定!(7月30日)」

その際、明日香出版社さんのキャンペーンが行われる旨を
お知らせいたしておりました。追ってキャンペーンの詳細を
ご案内差し上げるつもりでいたのですが、申し訳ございません。
すっかり忘れてしまっておりました。

昨日、書店に立ち寄った時に、
「ん?どこかで見たような本が…見慣れない帯が付いている…」
「あっ!」と思い出した次第でございます。
と言うわけで、遅まきながら明日香出版社さんのキャンペーンについて。

キャンペーン期間は 9月〜12月で、キャンペーンのタイトルは、
『秋の100問100答祭り〜疑問が納得に変わる!』というもの。

帯に付いている“質問カード”を添付して、その書籍のテーマに
まつわる質問を明日香出版社さんに送っていただくと、著者が
その質問に対して直接答えてくれるというキャンペーンです。

キャンペーン期間中に、帯付きの書籍を購入して下さった方が
対象となるようですので、『はじめての管理職100問100答』に
興味はあるけどまだ購入していない方や、unison1・unison2と
つながってみたい!という酔狂な?方がいらっしゃいましたら、
是非、この機会にご購入をいただけますようお願いします!

ご報告

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9月に入って最初のエントリーが、
極めて私的な内容になってしまいますことご容赦下さい。

先日、唐突かつ勝手にご報告申し上げました通り、
私こと unison2は、先月末に結婚式を挙げました。

当日は残暑厳しい天候にもかかわらず、
多数の方々にご列席を賜り、お祝いをしていただきました。
ご参列下さいました皆さまに、心より御礼申し上げます。

また、ユニゾンのお客様方よりも祝電を多数頂戴いたしました。
私のような半人前にも満たない若輩に対して、
お心のこもった温かいお言葉を下さった皆さまに、
重ねて深謝いたします。本当にありがとうございました。

正直申しますと、私は結婚式で感激などしないだろうな、
と何となく思っていたところ、その予想は見事に裏切られ、
皆さま方の温かいお心遣いに目頭が熱くなることもしばしば。

「私はたくさんの人に支えられて生きているんだな」
当たり前のことながら、あらためて、そのことを痛感しました。
これから先の人生、皆さんに少しでもご恩返しができるよう、
精一杯、頑張っていくことを決意いたしました。

一足飛びに成長はできないまでも、
少しずつでも皆さんのお役に立てる人間になっていきます。

ユニゾンの面々と
ちなみに仕事は、旧姓のまま、
今まで通り、いや今まで以上に、
頑張っていきます!

引き続き、
unison2をよろしくお願いいたします。

(ユニゾンの面々との写真をちょっとだけ)

隗より始めよ

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自分の会社や組織はこうあるべきだと自分は思っている。
けれどもトップや上司、関係部署の責任者がわかってくれない。
だから、私にはどうしようもないんです。

自分が責任を果たせていない理由を、
このような論法で導き出す人は結構多い。
よくよく話を聞いてみて、同情できるケースもある。

“隗(かい)より始めよ”という故事成語がある。

大事業をなそうとするならまず身近なことから始めよ、あるいは、
物事はまず言い出した者から始めよ、という意味で使われる。

ただ、隗から始めたからと言って必ずしも大成するとは限らないし、
そのことで得をするなどいうこともそんなにないだろう。
むしろ苦労をすることの方が多いのかもしれない。

しかしビジネスにおける自らの力を高めるためには、
有用で含蓄のある言葉であると思う。

本日よりブログも再開

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お盆休みも終わり、ユニゾンは今日から再始動。

お盆休み中、お休みをいただいていた当ブログも、
本日からエントリーを再開いたします。

さて、久方ぶりとなるエントリーに何を書こうかしら?
あれこれと考えあぐねて、結局、こんな時だからこそ、
“サラリ”と私事をご報告することにいたしました。

実は私ことunison2は、今月末に結婚いたします。

全く大勢に影響がない私事で恐縮でございました。
(ちなみに寿退社の予定はございません)

ユニゾン夏期休業のご案内

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8月に入ったというのに、梅雨時のような天気が続く東京。

すっきりと晴れ上がらないのに湿度だけは高い。
そんな不順な天候に、夏休みの予定をどのように過ごすか、
計画の見直しをされている方もいるのではないでしょうか。

夏生まれの unison2は、早く夏らしい天気が続かないかなぁ、
と心待ちにしている今日この頃です。

さて、本日はユニゾンの夏期休業のご案内を申し上げます。

弊社は 8月10日(月)〜8月14日(金)を夏期休業といたします。

お客様各位にはご迷惑をおかけいたしますが、
なにとぞ、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

今年の夏休み、unison2は週末から帰省の予定を立てております。

お盆のこの時期、私の故郷、徳島が最も熱い時期。
本来であれば、久しぶりに一踊り!といきたいところなれど、
間近に迫った一大イベントの準備と、なぜか夏休みの初日に
予定されている「ユニゾン暑気払いの会」への出席のため、
とんぼ返りしなければなりません。

後ろ髪引かれる思いがありつつも、それは、普段なかなか顔を
合わすことができない講師やスタッフとの親睦を目的とした会に
私が出席しなければユニゾンの士気にかかわろうというもの!
と勝手にミッションを帯びて、しっかり戻って参ります。

皆さまは、この夏、どのようにお過ごしになるのでしょうか。

いずれにしましても、皆さま、ご健康にはくれぐれも留意され、
良い夏をお過ごしになりますよう祈念いたしております。

牛にひかれて…

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私はなぜか、昭和12年生まれの大先輩にご縁がある。

今宵はそんな大先輩のお1人の慰労会。
その方は私たちのお客様企業の顧問だったNさんである。

Nさんとの出会いは数年前にさかのぼる。
当時、私たちは、Nさんが顧問を務めていた会社に
管理職研修を提案していた。その際、微に入り細にわたり、
私たちに的確なアドバイスを与えて下さったのがNさんだ。

以来、そのお客様企業には研修を定期的にご採用いただいている。
すなわち、Nさんは私たちユニゾンの恩人にあたる。
かてて加えて、個人的にもNさんには多くの薫陶を受けた。

そのお礼と言っては恐れ多いのだが、
この6月に顧問の職を引退されたNさんに、
今宵はささやかながら、御礼の場を設けさせていただいたのだ。

Nさん以外にも、私が恩師として崇めるMさん、そして番外?
として、ユニゾンの先代である私の父も昭和12年生まれである。

彼らの干支は『牛』。
“牛にひかれて善光寺参り”よろしく、彼らの一言一言は、
私をより良い方向に導いてくれていると感じている。

この場を借りて御礼を申し上げるとともに、
引き続き、ご支援をお願い申し上げる次第である。

もうすぐ見納め

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当ブログのトップページにもリンクを張っております
『賢者.tv』に取材を受けた unison1の動画情報は、
今月一杯(7/31)でクローズすることにいたしました。

取材を受けてから早1年。
当初は広告媒体としての効果も期待していましたが、
弊社へのセールス電話は劇的に増えたものの、
肝心の新規顧客開拓に向けた宣伝効果は低かったのかと…

ただ既存のお客様にはご覧いただけたようで、
「動画見たよ!」とお声がけいただくこともしばしば。

現在の看板講師である unison1の肉声をお聞きいただいたり、
弊社の様子をちょっと垣間見ていただいたりすることで、
お客様の間で多少は話のネタになったかも?と思えば、
それなりの宣伝効果はあったものと思っています。

unison2も少しだけ出演しているので、
個人的に付き合いのある方たちからは「元気そうだねぇ」などと、
お声がけをいただいたりしました。

それにしても、1年という月日はあっという間に感じても、
人間はしっかりと年齢を重ねているのだと実感します。
久しぶりに動画を見ていて痛感しました。

unison1は、さらに丸く?なり、
出演していたスタッフ全員にそれなりの変化が見られます。
そうやって見てみると私も…マズイかもです。

unison1が出演している『賢者.tv』はもうすぐ見納め。
1年前のユニゾンの面々がどんな様子だったか?
ご興味がおありになる方は、是非ご覧下さいませ!

コミュニケーションがないのも“組織文化”

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私たちの研修では『組織文化』を題材として取り上げることがある。

“組織文化”を私たちユニゾン流に定義すると、

『その組織に固有の文化であり、その組織に属している8割方の
 メンバーが共有している基本的な考え方や言動習慣のこと』となる。
 ※関連する過去記事も、併せてご覧下さい。
  『「横の統制」とリーダーの役割』

昨今研修において、この“組織文化”をテーマに議論をしていると、
次のような発言をする受講者(主に管理職)が目立つ。

「ウチは“組織文化”が育つほどコミュニケーションがありません…」

まさに、それこそが“組織文化”なのである。

本音の議論を交わすことなどない、それどころか、
お互いの関わり合いを極力避けるのがウチ(自組織)の流儀。
そんな“組織文化”を有する組織は間違いなく増えている。

このような組織文化は、決して好ましいことではない。
組織の業績(成果)が上がり続けている時ならまだしも、一旦、
下りに転じてしまえば、様々な問題が噴出してくるのである。

どのような人間関係においても、他人との関わり合いは、
一面では煩わしいものであり、不快なものでもある。
とりわけ、職場における人間関係は利害が絡むだけに面倒なもの。

できることならば、関わり合いを持ちたくない、
せいぜい、うわべだけの良好な雰囲気が作れればいい。
そう考える人の感情を、私も理解できないわけではない。

しかし、今のところ、そのような組織文化を有する組織が
業績(成果)を上げ続けている事例を私は知らない。
このような“組織文化”は早急に変えるべきであろう。

“Twitter的”気楽さで再開宣言!

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5月の後半から2ヶ月近く、
当ブログのエントリーが滞りがちになってしまっている。

サボタージュの言い訳なら、いくつかは挙げることができる。
けれども、所詮はそれらも言い訳に過ぎない。

当ブログを立ち上げてから約4年、これだけの期間にわたって
エントリーが滞りがちになってしまったのは初めてのことだと思う。

このような状況に陥ってしまって、今さらながら気づいたのだが、
私のような堪え性がない人間にとって、ブログをエントリーする
などという行為は苦痛以外の何ものでもない。

そのことに気づいてしまうと、生来の怠け心が勢い付く。
“もうやめてしまおうか…”
この2ヶ月間ほど、何度そう思ったことか。

しかし、お客様というのはありがたいものである。
まるで私の怠け心を見透かし、私の決意を試すかのように、

「いつも、ブログを楽しみに読んでいます」
「この前、投稿されていたあの話、当社も同じです」
「最近、お忙しいのですか?ブログの更新が減っていません?」

などと温かい言葉をかけて下さるのだ。

本当にありがとうございます。私は改めて覚悟を決めた。
もうちょっと粘ってみよう、
エントリー数が1,000を超えるまでは続けてみようと…。

というわけで、今日から“ほぼ毎日”のエントリーを再開します。
しばらくは、今流行りの“Twitter(ツイッター)”よろしく
“つぶやき”程度のエントリーでリハビリしていくつもりです。

引き続き、当ブログをよろしくお願い申し上げます。

研修の適正価格

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世の中、安いから売れるものばかりではないようだ。

その最たるものは、医療・教育分野のサービスではなかろうか。
これはサービスを受ける側に、安いものよりも高いものの方が
効果があると(信じたいと)いう心理が働くことに一因がある。

自分や家族の命を守るためなら高額な医療費を支払うのも惜しくない…
子どもの成績が伸びるならどんなにお金がかかっても構わない…
人間がかような心理に至るのは不自然ではないように思われる。

程度問題から言えば、そこまで真剣な動機からではないにしても、
私たちが提供している研修というサービスにも同様の傾向がある。

研修は“安いから”という理由だけで、売れるものではない。
逆に“高いから効果があるはず”という理由で売れることもあるのだ。

さて、その研修の値段である。
複数の企業から広く受講者を募るオープンコース(公開研修)は、
当然ながら 1人当たりいくらという価格が明示されている。

しかしながら、1社で実施する階層別研修や職能別研修の場合、
その価格はホームページなどに明記されていないケースが多い。
ほとんどは「営業担当者にご相談下さい」などいうメッセージが
記されている程度で、実際の価格はオープンにされていない。

これはサービスを“提供する立場”からすれば理解できる。
1社で企画される研修の場合、様々な個別事情に応じたサービスを
提供することが求められる。それらの個別事情を勘案しなければ、
具体的な価格が提示しづらいのである。
(あくまでもサービス提供者の言い分ではあるが…)

それでも、そのような 1社で実施する研修の価格にも大体の相場がある。
その相場は 1日あたり、下は 5万円程度から上は 100万円程度。
ピンとキリの差は、サービス提供者の規模にほぼ比例すると考えても良い。
大ざっぱに言ってしまえば、個人事業主の講師が提供する研修は安く、
大手研修企業の研修は高いという傾向がある。

ちなみに、私たちユニゾンが提供している研修は、1日あたり
25万円〜45万円程度、平均を採れば 30数万円と言ったところになる。
あくまでも他社との比較論ではあるものの、管理職研修に軸足を
置いて会社組織で研修サービスを提供している事業者の価格としては、
“やや安い”レベルにあるのではないかと認識している。

もちろん、価格が高いか安いかを決めるのは私たちではない。
顧客が見出す価値に見あう適正な価格でサービスを提供できなければ、
市場から退場せざるを得なくなるのは、私たちの業界も同じである。
ただ、教育分野の端くれには類されるかもしれない私たちの業界には、
“高いから効果があるはず”という顧客の思いこみが作用して、
適正価格とは呼べないようなサービスも存在している。

高い研修だから良い研修である、ということは決してないというのが、
門外漢からこの業界に飛び込んだ私の率直な感想である。

メールサーバのトラブルが発生しています。

昨日(7/3)の16時半頃〜
弊社がレンタルしているメールサーバにトラブルが発生しています。

日付が変わった本日、現時点もトラブルは解消いたしておりません。

弊社側でメールが受信できないだけではなく、
弊社宛にメールを送信いただけない状態が続いております。
そのため、弊社担当者宛にメールをお送りいただきましても、
弊社担当者に届いていない恐れがございます。

大変お手数をおかけいたしますが、昨日(7/3)16時以降、
弊社担当者宛にメールをお送りいただきました皆さまには、
ご確認をいただけますようお願いいたします。

以下、サービス提供会社のアナウンスを転載します。

『当サービスでは、現在新規メールを受け付けておりません。
 そのため、当サービスのお客様宛にメールが送信された場合、
 送信元サーバでメールの再送処理を繰り返し、一定時間(※)
 が経過すると送信元にエラーでメールが返送されます。
 ※送信元サーバの設定によって異なります。』

サービス提供会社の情報によれば今回のトラブルは、データセンターの
電源設備障害が原因とのことで、現在設備の交換を実施しているそうです。
復旧予定は本日(7/4)昼頃ということです。

お客様各位には大変ご迷惑をおかけいたしますが、
なにとぞ、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

“明るい展望”を書き出してみる

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私たちの管理職研修やリーダー研修では多くの宿題を受講者に課す。
それらの宿題の中でも、受講者が最も手こずるのが、自分が預かる組織、
あるいは自分の会社に対する“明るい展望”を書き出すというものである。

ほとんどの受講者が、自分の組織や自分の会社に対する“問題点”は
数多くの事項を列挙できるにもかかわらず、“明るい展望”を即座に
挙げることができる受講者は限られている。

これは、彼ら管理職やリーダーが、自分の組織や自分の会社に対して、
“暗い展望”しか持っていないということではないように思われる。
彼らの多くは、自分の組織や自分の会社の“明るい展望”をじっくりと
考えたり、語ったりすることに慣れていないようなのである。

組織の長たる管理職やリーダー職は、
自分の組織や自社に対する“明るい展望”を示さなければならない。
これは、私たちユニゾンの基本的な考え方である。

組織の長が“明るい展望”を示すことができなければ、その組織の
士気は決して上がらない。私たちはそう考えているからである。

「この先は崖だよ、このまま進めば崖から転落するよ…」と語る上司、
言ってしまえば、先行きに暗い見通ししか示さない上司に対して、
リーダーシップを感じて、その指揮に納得してついていくことが
できる部下は果たしているのだろうか?その答えは明白であろう。

だからこそ、組織の長は“明るい展望”を示さなければならないのだ。

ところが、これがなかなか難しいことであるのは、私たちの研修に
参加して下さる管理職やリーダー方の様子を見ていればよくわかる。
そんな彼らに、私たちが“明るい展望”を書き出す宿題を課すのは、
“なぜこの組織に留まって仕事をしているのか?”という“問い”を
自らに対して投げかけてほしいと願っているからである。

管理職やリーダーが示さなければならない“明るい展望”は、
その企業のトップが示すビジョンの受け売りである必要はない。
むしろ、トップが語れない等身大の“明るい展望”が望ましい。

すなわち、その管理職やリーダーが預かる自組織の部下たちから、
「○○さんは、どうしてこの会社で仕事をしているんですか?」と
問われた際に、自らの言葉で答えられるものでなければならないのだ。
「あなたはどう考えているのか?」が極めて重要なのである。

このブログにお越し下さる管理職やリーダーの皆さんは、
自分の組織や自分の会社の“明るい展望”をいくつ書き出せるだろうか?
私たちの研修では、最低5項目以上というハードルを設けている。
一度、試してみることをお勧めしたい。

父親の仕事

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まずは 10日ぶり!のエントリーとなってしまいましたこと、
当ブログにお越しの皆さまに深くお詫びを申し上げます。

久々のエントリーは、サボタージュの言い訳にかこつけて…。

正確には色々な経緯があるものの、私は 2代目社長である。
父親からこのユニゾンという会社の“経営”を引き継いだわけだが、
もう1つ、父親から引き継がなければならなかったものがある。

それは父親のプレイヤー業である“研修講師の仕事”である。

息子の目から見れば、私の父親はユニゾンの経営者である以上に、
ユニゾンの本業を支えている看板講師であった。

私がユニゾンに転職した当初は、この仕事に魅力を感じられず、
“新しい事業を興したい”などいう青臭い想いが強かったため、
自らが講師という仕事をすることに対して激しい抵抗感があった。

しかし、世の中そんなに甘いものではない。
私が入社して1年も経たない時期に、ベテランの講師が相次いで
この会社を去り、本業の存続すら危ぶまれる状況になった。

これは今だから言えることだが、当時の苦境がなかったら、
私は社長業を引き継ぐ覚悟を固めることはできなかっただろうし、
自らがユニゾンの看板講師となろうという決意もできなかったと思う。
もっと言ってしまえば、ユニゾンの経営を存続させるためには、
自らが売れっ子の講師にならなければならなかったのだ。

以来、父親を含めた先達に師事して“講師という仕事”を
学びながら、自らも研修講師としての場数を踏んできた。
ここ数年は、お客様から名指しでご指名いただく機会も増え、
この仕事で身を立てていくことに確信が持てるようにもなった。

しかしながら、まだ越えきれていない壁もある。
それは、ユニゾン創業以来ずっと、プレイヤーとしての
父親の仕事に信頼を寄せて下さっているお客様企業からの、
研修講師としての私に対する信頼の引き継ぎである。

先代は元気に講師業を続けてはいるものの、
次代の経営を確固たるものとしていくためには、いつまでも
彼に“看板講師”としての仕事をさせるわけにはいかない。

従って、3年前から彼の講師としての仕事を私が担当することで、
ほぼ順調に先代のプレイヤー業を引き継いでこられている。
それでも、「どうしても堤先生(先代)にお願いしたい!」
というお客様もいらっしゃって、そのようなお客様に対しては、
無理に他の講師(主に私)をお薦めすることはしないできた。

だが、先代も今年で72歳。
この2月に彼が非常勤顧問に就任したことを機に、前記のような
お客様に対しても、講師としての私を積極的に提案している。

そしてこの2週間、先代の看板研修を私が講師として引き継ぐ、
という複数の大仕事が立て込んでしまった…、
というエントリーをサボタージュした長い長い言い訳である。

さて、それらの大仕事の成否はお客様がお決めになるものとして、
私自身は、父親のプレイヤー業を自らの仕事としたことによって、
余人があまり味わうことのないであろう仕事の厳しさと面白さを、
今まで以上に感じることができた貴重な経験となった。

休日の研修に思う

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私たちユニゾンの研修は、
金曜・土曜の2日間を使って実施されることが多い。

これは、私たちユニゾンが管理職層やリーダー層を
対象とした研修を得意としていることと無縁ではない。

なぜ、管理職研修やリーダー研修が休日絡みで実施されるのか?
その最大の理由は、平日に彼らを研修に出席させると業務が
滞ってしまうという恐れが、企画者サイドにあるからだ。

本当に業務が滞ってしまうかどうかは別としても、実際に
彼ら管理職やリーダーが現場を離れられない職場は多い。

彼らが“名ばかり管理職”やプレイングマネージャーだから
現場を離れられないなどと言っているのではない。
部長、本部長、事業部長という肩書きを持った上級管理職ですら、
現場を離れられなくなっている職場が少なからずあるのだ。

どうして、彼らはこうも忙しいのか。
私は“行きすぎた内部統制”が1番の理由ではないかと考えている。

コンプライアンス、情報セキュリティ、種々の労務管理…
時代の要請だから仕方がない、と言ってしまえばそれまでだが、
上級管理職がすべての意思決定に目を光らせていなければならない
というような職場が、そこで働くメンバーの意欲をかき立てる環境
であるとは到底思えない。

私は、参加して下さる方々が休日を返上しなくても良い
管理職研修・リーダー研修が増えることを願っている。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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