ビジネスの世界においてパワーポイントを利用することは、
すっかり定着したように見受けられます。
プレゼンテーションの場での利用は言うに及ばず、
営業マンが持ち歩く販売ツールや提案書、社内の企画書や会議資料などの
多くをパワーポイントで作っているという組織も珍しくないようです。
このツールが、
これほどまでにビジネスの場に浸透したのは、ひとえに、
見場の良い資料が(過去と比較して)簡単に作成できる、
という大きな要因があると思われます。
他者に何かを伝えるためのプレゼンや資料という意味において、
よりわかりやすく、より伝わりやすいデータや資料が作れるようになったのは
喜ばしいことと言えるでしょう。
けれども困ったことに、
このツールを使って見場の良い“完璧な”資料を作ろうとすると、
結構な時間を要してしまうのです。
やれ色が気に入らない、オートシェイプの形がしっくりこない、
この部分のフォントを変えようか、ここにはクリップアートがあった方が・・・
時間をかけようと思えばいくらでもかけられるほどです。
ビジネスの現場でも、一体どれだけの時間をかけたのだろう?
と思われるほどの力作(?)に出会うことがあります。
そのようなとき私は、ひょっとするとパワーポイントには、
“几帳面な日本人の性質”に目を付けた陰謀が隠されているのではないか?
と思ってしまいます。
マイクロソフト社と結託した米国が、
日本のホワイトカラーの生産性を落とそうとしているのではないか?、あるいは、
綺麗な書面が揃わないと意志決定ができない経営者を育てようとしているのではないか?。
そのような悪巧みの存在を疑ってしまうのです。
私は今、パワーポイントと格闘しています。
八つ当たりでしょうか?
すっかり定着したように見受けられます。
プレゼンテーションの場での利用は言うに及ばず、
営業マンが持ち歩く販売ツールや提案書、社内の企画書や会議資料などの
多くをパワーポイントで作っているという組織も珍しくないようです。
このツールが、
これほどまでにビジネスの場に浸透したのは、ひとえに、
見場の良い資料が(過去と比較して)簡単に作成できる、
という大きな要因があると思われます。
他者に何かを伝えるためのプレゼンや資料という意味において、
よりわかりやすく、より伝わりやすいデータや資料が作れるようになったのは
喜ばしいことと言えるでしょう。
けれども困ったことに、
このツールを使って見場の良い“完璧な”資料を作ろうとすると、
結構な時間を要してしまうのです。
やれ色が気に入らない、オートシェイプの形がしっくりこない、
この部分のフォントを変えようか、ここにはクリップアートがあった方が・・・
時間をかけようと思えばいくらでもかけられるほどです。
ビジネスの現場でも、一体どれだけの時間をかけたのだろう?
と思われるほどの力作(?)に出会うことがあります。
そのようなとき私は、ひょっとするとパワーポイントには、
“几帳面な日本人の性質”に目を付けた陰謀が隠されているのではないか?
と思ってしまいます。
マイクロソフト社と結託した米国が、
日本のホワイトカラーの生産性を落とそうとしているのではないか?、あるいは、
綺麗な書面が揃わないと意志決定ができない経営者を育てようとしているのではないか?。
そのような悪巧みの存在を疑ってしまうのです。
私は今、パワーポイントと格闘しています。
八つ当たりでしょうか?