ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

ドラマ

真田太平記

真田太平記2010年の読書、最初の長編が
『真田太平記(文庫全12巻)』

昨年『仕掛人・藤枝梅安シリーズ』に
はまって
以来の池波作品だ。

文庫で12巻と短くはない小説なれど、
そこは池波正太郎。長さを感じさせない
筆さばきで一気に読み切ってしまった。
良くできた小説である。続きを読む

今年は『坂の上の雲』が再ブレイクする?

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

坂の上の雲.jpg 多くの経営者が座右の書として挙げる
 司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』 。

 2009年は、その『坂の上の雲』が
 再び脚光を浴びる年になるかもしれない。

 私がそう考えるのは、この小説が今秋、
 NHKのスペシャルドラマで放映される
 予定であることが最も大きな理由ではある。
 しかしながら、単にそれだけの理由ではない。

今、この国の将来に明るい展望を抱いている人はどの程度いるだろう。
若い世代に限って見れば、残念ながらメディアで喧伝されている通り、
「将来に希望が持てない」と感じている人が多いのだと思う。

無論、今の時代に閉塞感や不安を感じているのは若者だけではない。
将来に希望が持てないゆえに『内向き・保守的・安定志向・安全志向』
となる傾向は、今やこの国に住まう我々日本人の大勢になりつつある、
と私自身は感じている。

そんな現代の日本人にとって、この小説中に生きる主人公たちが
投げかけるメッセージは鮮烈かつ衝撃的だ。

作者の司馬遼太郎さんが言うところの、
『日本人が、有史以来初めて“日本人”であることを強烈に意識した明治』
というこの時代に、主人公の3人を含めた我々の先達たる明治日本人たちは、
現代の我々が決して真似できないような驚くべき強靱な意志の力をもってして、
結果的に日本というこの極東の島国を世界の表舞台にデビューさせていく。

『坂の上の雲』に描かれている世界は、たかだか100年ほど前、
けれども“グローバル世界”などいう言葉はなかったであろうその時代に、
“日本人がいかに懸命に生きていたか”を我々に突きつけてくる。

多くの日本人が“この先いかに生きていくべきか”と考えているであろう
今このタイミングに、たとえそれがテレビドラマの中の世界であったとしても、
『坂の上の雲』が衆目にさらされる意味は大きいと思う。

『坂の上の雲』が再ブレイクするであろうという私の予想の真の理由は、
そのあたりにある。悩める私も1年ぶりに再読を始めている。

夢をかなえるゾウ

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

夢をかなえるゾウ
 『夢をかなえるゾウ:水野敬也(著)』
 巷では大ベストセラーとなっているこの本。
 既に 120万部を越えているそうだ。

 
 前職の上司と、unison neoから
 時を同じくしてこの本の評判を聞き、
 早速手に取ってみた。


読み終えるまでに、時間がかかることはない。面白い物語だからだ。

内容は…、「どうすれば成功できるのか?」というテーマを、
メルヘンと笑いで味付けした自己啓発書と言えば適当だろうか。

物語の随所にちりばめられているのは、どこかで聞いたことのある
ような人生訓や、古今東西の成功者たちのエピソード。こんな話を
口やかましい上司から聞かされたら、きっとうんざりすることだろう。

それを“ガネーシャ”なる俗世にまみれた神様に語らせたところが、
ヒットの理由だと感じた。着想と企画力の勝利と言ったところか。

テレビドラマ化も決まったそうで、我が社では“ガネーシャ”の声を
誰が担当するのかが、ちょっとした話題になっている。今のところ、
キム兄こと木村祐一さんか笑福亭鶴瓶さんが有力視?されているようだ。

個人的に、主人公(僕)は妻夫木聡さんにやってもらいたい。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

QRコード
QRコード
最近のコメント
twitter