例年、この時期に、
財団法人 社会経済生産性本部が発表している新入社員のタイプ。
昨日、今年の新入社員のタイプが発表された。
それによると、今年は「デイトレーダー型」らしい。

すなわち、今年の新入社員は、株のデイトレーダーよろしく、
良い待遇や条件を求めて転職をしやすいということのようだ。

私たちは、この発表に少なからぬ関心を寄せている。
これから佳境を迎える新入社員研修、その場に集う今年の新人が、
発表されたタイプに符合しているのかどうか、が気になるからだ。

今回はというと…
少し首をかしげる部分がなきにしもあらず、である。
大学生の就活傾向は、大手企業が人気であると聞く。
実際に中小企業の採用ご担当者からは、人材が大手に流れてしまい
採用が非常に難しかった、という話を頻繁に耳にした。

このようなことから、むしろ私は、
今年の新入社員は安定志向の方が多いのでは?、と思っていた。
事実、先週から始まった新入社員研修でお会いした方たちには、
「この会社で長く勤めたい」と話す方が多い。

さて、今回の「デイトレーダー型」が的を射ているのかどうか?
その結果は、数年後に見えてくるのだろう。

ちなみに、私の代は「キシリトールガム型」。
種類は豊富で価格も手ごろだが味に大差はない、とのことだった。

噛めば噛むほど歯(組織)の健康増進に役立つ“有望な人材”、
という意味では当たっていたのかしら。。。