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クリスマスのこの時期は、TVや雑誌、街の至るところに
ジュエリーの広告が目に付きます。

そこで思い出すのが、ダイヤの原石の話。
宝石は、原石から一生懸命磨けば、光り輝きます。
ただ、ダイヤの原石だけは、どれだけ磨いても光らないそうです。

ダイヤだけが光るために必要とするもの。それは、カットです。
ダイヤの原石は、カッティングされて始めて光りを放つそうです。
ただし、ダイヤが光れば、その輝きたるや、他の宝石の比では
ありません。

このダイヤの話で思うのは、人の成長も同じだなぁということです。
もちろん、人は経験を重ねたり、勉強したり、自分を磨く努力をすれば、
光を放つ事が出来ます。

ただ、誰しも大きな壁にぶつかる時期があります。
その時には、どんなに自分磨きをがんばってみても、なかなか変化
(成長)することはできません。
そんな時には、自分がダイヤの原石になっている時期だと捉えてみる
といいと思います。そして、カッティングするために、自分に更なる
負荷、ストレスをかけるのです。

負荷というのは、高いな目標であったり、重い責任を引き受けること
であったり、大きな環境の変化を自ら起こすことであったり…。

自分の成長もそうですが、部下を育成する時にも、同じ事が言えます。

普段の仕事で充分に力を蓄えてきた部下が伸び悩んでいることは
ありませんでしょうか?
その時には、ダイヤの原石の時期だと捉えて、高い負荷を与え、
カットしなければなりません。

宝石も人も同じで、磨けば光るのか、カットしなければ光らないのか。
自分の成長でも、部下の育成でも、しっかり見極めて取り組めば、
同じ原石でも最大の光を放つようにすることができるはずです。