ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

スキル

“明るい”ということ

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研修の際には、受講者の方から色々なご質問をいただきます。

中でも、最近目立って多いのが、
「良い営業マンにはどんな“スキル”があればいいのでしょう?」だとか、
「できる管理職とは、どんな“力”を持っているべきですか?」などと
いうご質問です。

このような質問が増えているのは、
“人間力”などの言葉に象徴される“○○力”とか“○○術”といった考え方、
すなわちビジネスマンの能力を、定量化(数値化)できる明確なパッケージと
して捉える傾向が強まっていることが、その背景として考えられます。

しかし、ビジネスマンに求められる能力を、
『“これらの力”が“このくらい”必要』と計測することはできません。
営業力やマネジメント力、ましてや人間力などを計測できる“ものさし”は
存在しないのです。ですから前記のようなご質問に対して、明快な答えを
ご提示するのは非常に難しいと言えます。

そんな中で、唯一確信を持ってお答えできることがあるとすれば、
それは“明るい”ということ(能力)です。質問に対する答えとしては、
あまりに素っ気ないと感じる方も多いでしょうが、私は、経営者であれ、
管理職であれ、新入社員であれ、営業マンであれ、ビジネスの世界に
身を置く者にとっては、なによりも大切な“力”であると考えています。

ここで言う“明るい”ということは、単に他人に与える印象が
“明るい”ということだけを指しているのではありません。
物事を前向きに捉えられる、つまりピンチをチャンスと捉えられる
ような“陽転思考”を持っているというのも“明るい”ということです。

あれこれとスキルや手法に縛られてしまうよりは、
“明るい”ということに注力して仕事に臨んでみることをお勧めします。
明るいということは、どんな場面においても大きな力になってくれると、
私は強く思っているからです。

an・an パート2

先日取り上げた「an・an」が手に入りました。

まだ全部に目を通していませんが、さすが(?)an・an。

「相づちを打ったり、相手の言うことをオウム返しにしたり・・・
そういうマニュアルを実践するだけ、は一昔前のテクニック。心から
相手に興味があるという意識を持つことが大切。」

としっかり書いてありました。

興味深かったのは人間関係における読者アンケート。
人間関係で悩んでいる相手は「女友達」が「職場の上司」を抑えてトップ。
(読者は、10代後半〜30代前半の女性が大半か)

また、今の子供や若者は他人との距離感を学ぶ機会が極端に少ない、とか、
今は”話を聞いてほしい”人の需要過多、とか何となくうなずける話も。
特集だけあって、かなり充実した紙面のようです。

追記ページに下手なコミュニケーションに関する研修講師のメモを
ご紹介します。ご参考まで。

続きを読む

an・an

意を決して本屋に行ったら、売り切れてました。「an・an」。

実は先週号の中吊り広告を目にしてから気になっていたのです。
特集タイトルは「コミュニケーション術(うろ覚えです)」。
社交上手の距離感のはかり方を知る、人の話を”聞く”技術を磨く、
そんな文字が躍っていました。

女性ファッション誌のパイオニアが、コミュニケーション術をどう
取り上げているのか、とても興味があります。

巷では、外見を良く見せたり、立ち居振る舞いや言葉遣い、親密感を
演出する方法など、広義でのコミュニケーションスキルを教えるセミナーが
盛況だそうです。

裏返せば、このようなことを身につけたい人が多いのでしょう。
スキルアップのために学ぶ方が増えるのは、私たちにとって歓迎すべき
ことですが、少し気になることもあります。

コミュニケーションは、他人の立場や気持ちを慮れる想像力を持っている
ことが何よりも重要なはず。重要なものを置き去りにして、うわべだけの
コミュニケーションスキルが跋扈しないかしら?

もし「an・an」を読んだ方がいらっしゃれば、
どんな秘訣が書いてあったか、是非教えてください。
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(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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