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皆さんは“圧迫面接”なる言葉をご存じだろうか?

多くは企業の面接において、受験者に対して面接官が
威圧的な態度で臨むタイプの面接をそのように呼ぶ(らしい)。
我が社のいわゆる氷河期世代のスタッフには馴染みの言葉である。

彼らシューカツ(就職活動)の猛者たちに聞いてみると…
履歴書の長所の欄に“笑顔”と書いてあることを面接官に問われ、
「そんなに笑顔に自信があるなら、こんなことも平気だよね」と
面前で履歴書を破られる、というような驚くべき圧迫面接(?)も
あったということだ。

反面オジサン世代からすると、なぜそれが“圧迫”なのか?と
首をかしげたくなるような話もある。彼らの仲間内では、面接官から

「他にもいい会社があるのに、なぜ当社を受けるんですか?」とか、
「どうして厳しい営業職を志望するんですか?」とか、
「もし不採用になったらどうしますか?」など、

私の感覚からすれば普通に投げかけてしまいそうな質問を受けると、
あそこの会社は“圧迫面接だった”と吹聴する友人もいたとのこと。
売り手市場の昨今は、企業側が“圧迫面接”の風評が立つことに
ピリピリしている姿が目に浮かぶ。

昨日の日経新聞一面にも特集記事が掲載されていたが、
氷河期世代と雪解け世代が持つ企業や働くことに対する価値観には、
相当な格差が存在するであろうと想像させる話だった。