ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

ゲーテ

共同体の精神

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

「組織人5つの基本精神」の最後にご紹介するのは、『共同体の精神』。

組織は多様な価値観を持った人たちの集まりである。
“仕事”の価値観一つとってみても“報酬・出世・成長・安定・生活…”など、
人によって重視するものは異なっているはずだ。
そのような色々な価値観だけに従って、一人ひとりが好き勝手なことばかり
していれば、組織は成り立たなくなってしまう。

そのため組織には、その組織の理念・方針・目標・計画がある。
それらの“共通目標”を達成するという共通のルールがあるから、
組織は多様な価値観を受け入れることができるとも言えるだろう。

とは言うものの、
組織で働いているのは感情を持った生身の人間である。

生身の人間である我々が、組織で働き続けていくためには、
その組織に対する愛着・誇り・忠誠心といったものが必要だろうし、
一緒に働く仲間たちに対する“メンバーシップ(「同じ釜の飯を食う」
仲間としての意識)”も欠くことができないものだろうと思う。

“共同体の精神”を一言で言い表すならば、
有名な言葉に「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
(All for one,One for all)があるが、次の言葉たちも金言であろう。

■ 共同体の精神

1.成功に秘訣があるとすれば、他人の立場からものごとを見ることの
 できる能力である(ヘンリー・フォード)

2.私なく案ずるときは不思議の智恵も出づるなり(山本常朝)

3.分かちたる喜びは、倍したる喜びなり(ゲーテ)

4.小さな妥協は小さな人物でもできる。
 大きな妥協は大きな人物にしかできない(松永安左衛門)
 
5.人間は優れた仕事をするには、自分一人でやるよりも他人の助けを
 借りる方が良いものだと悟った時、その人は偉大なる成長を遂げるのだ   
 (カーネギー)

秩序維持の精神

【PR】『はじめての管理職100問100答』こちらから購入できます!【PR】

unison1がご紹介しております「組織人の5つの基本精神」
業績尊重の精神相互親密の精神に引き続き、本日はunison2が
“秩序維持の精神”に関連する名言をご紹介いたします。

秩序維持の精神を一言で表現するならば、
『“正直者がバカを見ない”組織にしよう』ということ。

もう一言つけ加えれば、『組織には“モラルなくしてモラールなし”』
ということになるでしょう。
モラルとは“道徳・倫理”、モラールとは“士気・意気込み”のことです。
意味するところは、組織に属する一人ひとりが、組織のルールや約束事、
道徳・倫理観を大切にしなければ、組織全体の士気も上がらないということです。

以下の名言も、至極当たり前のことを言っているのですが、
今一度真摯に向き合ってみたい言葉達です。

■ 秩序維持の精神
1.自分自身を統制し得ない者は、自由人たるの資格がない
 (クローディウス)

2.秩序は時間を倍にする(ラ・フォンテーヌ)

3.自由は健全なる制限に比例して存在する(ウエブスター)

4.礼儀作法は各人がその肖像を写す鏡である(ゲーテ)

5.無人島で紳士たり得る者が真の紳士である(エマーソン)
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

QRコード
QRコード
最近のコメント
twitter