ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

キャリア

素敵な女性先輩との出会いに、異文化コミュニケーションの大切さをあらためて考える

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今日は、昨年末に開催いたしました弊社無料セミナー
お越しいただいたお客様へお邪魔してきました。

その方は某大手メーカーの女性で、
失礼を顧みずご年齢を伺うと、私の母親と同年代でした。
私より少し年下で私と同じように営業をしている姪御さんが
いらっしゃるそうで、そのため親近感を抱いていただけたのか、
とても親身になってお話をして下さいました。

まだ男女効用機会均等法も無かった頃から、
大手メーカーの中でキャリアを積んでこられた先達のお話は、
勉強になることばかりでした。

そんな彼女が、私にいくつかの質問を投げかけて下さいました。
それは、同世代で営業の仕事をする女性が置かれている現状や悩み、
仕事の面白さや自分をどのようにモチベートしているのか?
といった質問です。

私は、そのような質問を投げかけられるとは思ってもいなかったので、
少し驚いてしまいました。
なぜなら、ビジネスウーマンとして華々しいキャリアと実績をお持ちの
彼女の方がその答えを知っていると思っていたからです。

しかし考えてみれば、同じ境遇・世代同士の方が、
より近しい感覚で感じていることも少なからずあるはず。
そのように思い直して、僭越ながら少しでもお役に立てるならばと
自分の考えを思いつくままお話させていただきました。

そんな私の支離滅裂な話にも、
彼女は終始笑顔で耳を傾けて下さっていました。

私の話がその方のお役に立てたかどうかはわかりません。
それでも帰りしな、その大変素敵な女性先輩が、
「普段なかなかお話を聞く機会のない若い女性営業の方の
 お話を伺えて、今日はとても勉強になりました」
と声をかけて下さったことで、少し安堵することができました。

そして、日々の生活の中では、自分と遠い環境にいる人の意見が
大変勉強になるのだということをあらためて噛みしめていました。

昨今、企業という組織の中だけに限らず、
世代や立場を越えたコミュニケーションや、タイプの違う人同士が
Face to Faceで意見を交わし合う機会が少ないと感じています。

企業においても、部署や年齢を越えて、
もっとコミュニケーションを取ることで素晴らしい“気づき”が
生まれ、新たな価値を産み出せるのではないでしょうか?

そんな想いを強くしたとても素敵な出会いでした。

なりたい?なりたくない?

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「管理職になりたがらない人材が多いんですよ」

ここ数年、お客様からこのような話を聞く機会が多かった。
事実、課長候補者研修などを担当すると次のような話を聞くこともあった。

・管理職になってもプレイヤー責任が軽くなるわけではない
・ただでさえ忙しいのに部下の面倒までみていられない
・残業代が支払われなくなるだけでメリットは何もない

“管理職になることにネガティブなイメージを抱いている人が増えている”
これは、実際に多くの管理職候補者と接した私自身の実感でもあった。

ところが、どうやら潮目が変わってきているようだ。
ごく最近、ある大手企業が 30代の中堅社員を対象にキャリア志向を
調査したところ、スペシャリストを志向する社員の割合は 30%台、
それ以外の社員は一定のレベル(概ね部長クラス)までは管理職として
キャリア形成を図っていきたいという希望を持っていたという。

身近なところでも、変化の兆しを感じることがある。
私たちの管理職研修に参加される各社の若手リーダーから、
今までにないエネルギーを感じられるようになってきているのだ。
彼らの多くが“イキイキと”管理職という仕事に取り組んでいる。

このわずかな期間に“何が”変わってきているのだろうか?
企業で働く社員の価値観が変化してきている(例えば、保守化している)
というようなこともあるだろうが、大きく変わったのは企業(経営)だろう。

前記のような理由で、優秀な人材が管理職になりたがらない企業に、
成長は期待できない。この好景気に支えられて“管理職を育てる意識”を
明確に示す企業が増えてきていることが管理職になりたい人材を増やしている、
というのが個人的な見解である。

さて、皆さんは“今の会社”で、
管理職になりたい(出世したい)と思っているのだろうか?

New Born!

babyプライベートな話で恐縮だが、赤ちゃんが産まれた。
もちろん、私にでは無く友人に。

お祝いに駆けつけた私たちは、産まれて4日目の
彼女の一挙手一投足、全てに大騒ぎ。

集まった友人たちは40代、30代、20代の女ばかり。
業種・職種は違えども、それぞれの組織で部下を持ち、
プレイングマネージャーとして第一線で活躍している。

皆、仕事はもちろんのこと、出産や結婚、趣味も
個々のペースで楽しんでいる。


hand世の多くの企業では、“女性管理職の創出”や
“育児休暇取得率の向上”などが、声高らか叫ばれている。
そんな声とは関係なく、今日集まった友人たちは、
普通に管理職や母親、それぞれの役割を果たしている。

このような女性たちは、社会全体で見れば、ごく一部かも
知れない。
しかし、新しい時代がすぐそこまで来ていると実感した。

そして、彼女の小さな手が、なんだかたくましく思えた。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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