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世に、『社長はこうあるべきだ!』というような
一般的かつ典型的な社長論はいくつかあれど、
実際、私たちがお会いする社長方のタイプは実に様々ある。

先週の木曜・金曜と、私は関西方面に出張していた。
その間、私は既知のオーナー社長4名と個別にご面談いただく機会を
得たのだが、その際に“社長業に一般的な『べき論』は通用しない”
という思いを強くした。

ご面談いただいた社長方は、すべて社長歴15年以上のベテラン社長である。

私なぞからすれば、酸いも甘いも噛み分ける猛者揃いだ。
そんな猛者たちも、現在はかつて経験したことがないほどの
危機的状況だと口を揃える。

そうは言っても、さすがは歴戦の猛者たち。
あの手この手で、その危機的状況に挑んでいるようだ。

自らが陣頭指揮に立って営業活動に勤しんでいるK社長、
あれこれと新規ビジネスのアイデアを出しているW社長、
何よりも従業員たちの話を聴こうとしているS社長、
自分は一歩も二歩も下がって権限委譲を進めるM社長。

同じような認識を持ちながら、社長としての視点や取り組んでいること、
それぞれリーダーシップのありようはまったく異なっている。

しかし、そんな彼らにも共通点があることに気がついた。

それは、彼らが『俺流』を持っているということだ。
そして、それぞれがそれぞれの『俺流』をして、この不透明な時代を
生き抜いていこうとしている姿には、学ぶべきところが大きかった。

私自身はまだまだ社長業の駆け出しの身なれども、
私なりのやり方=『俺流』を見つけ出したいものだ。