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NHK教育テレビで『知るを楽しむ』という番組が放映されている。
(本放送は月〜木曜の午後10:25〜10:50、再放送も適宜放映中)

密かに?“NHK通”を自任していた私。
けれども、この番組の存在は知らなかった。

先日、社内で唯一「北方版:水滸伝」の話題で盛り上がれる
女性スタッフから「“知るを楽しむ”って番組知っています?」
と尋ねられたのがきっかけで、にわかにはまってしまった。

というのも、今月〜来月初めにかけて取り上げられているのが、
“「水滸伝」から中国史を読む(毎木曜)”というテーマだからだ。
しかも毎回、北方謙三さんが登場して、自らの“水滸伝”の世界を語るのだから、
北方・水滸ファンには堪らない内容となっている。

残念なことに、第1回の放映は見逃してしまったのだが、第2回(闇塩がテーマ)、
第3回(青蓮寺と帝が主なテーマ)と存分に楽しませてもらった。
最終回となる第4回(10/2放映予定)のテーマは「稗史の中の真実」ということで、
中国人と日本人の死生観を取り上げるそうだ。
北方・水滸ファンの方は、是非、チェックしてみてはいかがだろう。

そして今回の北方さんが終わっても、
私の『知るを楽しむ』を楽しむのは終わりそうにない。

10月〜11月にかけて、今度は毎週月曜日に、
これまた私の好きな作家である宮城谷昌光さんが登場するそうだ。
『孟嘗君と戦国時代』と題して全8回。
『孟嘗君』は宮城谷作品の中で、お気に入りの作品の1つ。
今から楽しみで、思わずテキストも購入してしまった。

ひょっとすると視聴者は少ないのかもしれないが、
歴史好きの知識欲を刺激してくれる良質な番組が少なくなったと感じる昨今、
このような番組は、是非なくさないで欲しいものである。