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以前、unison2 が当ブログにエントリーしていた通り、
(私も含めた)当社のスタッフは、余程多忙な時でもない限り、
原則、営業電話に真摯な態度で対応するようにしている。


但し、例外はある。
個人宛にかかってくる先物取引の営業電話である。
それでも、当社も過去はこのような業者の営業電話にも対応していた。

彼らからの電話を受けなくなった事由は、

(1)法人ではなく個人を対象としたセールスであること
(2)相手の都合を無視した極めて強引なトークを用いること
(3)相手の断りを受け付けない頑なな営業姿勢であること

の 3点に収斂される。
(1)の事由だけならば、こちらもそれほど目くじらを立てないかもしれない。
しかし(2),(3)の事由が加わってしまうことで、扱うモノは異なれど
同じ営業マンの道を歩んでいる者としては、極めて不快な思いを抱く。

一言で言ってしまえば、この業界には未だ「押し売り(死語?)」
スタイルの営業マインドが生き残っていると判断せざるを得ないのだ。
無論、このような業者は業界の一部に過ぎないと信じたい。

しかし今日、たまさか私が電話を受けてしまった
某公開先物企業のセールス氏とのやり取りを振り返るだに、
今しばらくは彼らからの電話を受けつけない状態が続きそうだ。

  unison1:「申し訳ないのですが、先物には全く興味がないので、
          お役には立てないと思いますよ」

セールス氏:「社長は知らないから、興味が持てないんです!
         それにお役に立つのは試してもらう私たちです!」

  unison1:「(…)いえいえ、興味がないだけではなく、そもそも
          投資するほどの余裕はないんですよ」

セールス氏:「そんなことがある訳ないじゃないですか!
         麹町で資本金を積んで会社を経営している社長が
         投資する資金がないはずはありません!」

  unison1:「は?…私はお断りしているんですよ。
          それにこれから出かけなければならないんですよ」

セールス氏:「そんな忙しい社長と話せたのは運命ですよ!
         今からお邪魔しますんで、試して下さいよ」

  unison1:(絶句)
 
このセールス氏、2年目の24歳だと話していた。
だとすれば、この企業の押し売りセールス教育は徹底している。

と妙なところに感心しつつも、この会社も含めた先物各社は、
それこそ業界を挙げて、営業活動に対する意識改革に取り組んでいただきたい、
と強く願った次第である。