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会社の1階にあるオープンスペースで打ち合わせをしていたところ、
よその会社の若手女性社員が、同じ会社の先輩と思われる女性社員に、
「そのスカートとってもかわいいですね!」と話しかけていました。

その姿を見ていた男性スタッフが「女性って大変だな…」と一言。女性の私に
とっては日常茶飯事な光景も、男性にとっては不思議な光景に映るようです。

考えてみると、他人を褒めることに関しては、
男性よりも女性の方がずっと上手かもしれません。
なんと言っても年季が違います。

私自身のことを思い返してみても、それこそ小学生低学年の頃から、
友達が髪型を変えたのを見つければ「その髪型かわいいね!」と声をかけ、
新しい洋服を着ているのを見つけると「その洋服どこで買ったの?かわいいね!」
などと声をかけていました。

無意識にそうする(褒めるために声をかける)ようになったのか、
意識してそうするようになったのか、今となっては定かではありません。
けれども、子供心にも“その方が友達関係がうまくいく”ということを
知っていたのだと思います。程度の差はあるかもしれませんが、
多くの女性が小さい頃から同性を褒めることに慣れているはずです。

一方の男性は…おそらく褒め慣れている方は少ないのではないでしょうか。
特に、職場の女性を上手に褒められる男性は少ない気がします。
ひょっとすると、下手に褒めると“セクハラ”になってしまうのではないか?
と、二の足を踏んでしまっている方が多いのかもしれません。

女性を褒めるには(これは、男性を褒めるのにも変わりはないはず)、
「さりげなく、タイミングを逃さず、シンプルな言葉で」がキーワードです。
そして何よりも大切なのは“習うより慣れろ”ではないでしょうか。
褒め上手な男性が増えれば、職場はもっと活性化するだろうと思います。