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昨日に引き続き食事時のマナーについてです。

インターネットで調べていて一番驚いたのは、
日本のようにお茶碗などを手に持ちながら食べることは、
世界的に見て珍しいマナーであるということです。

では、なぜ日本で食器を持つことが認められたのか?
理由の一つとして考えられているのは、漆器の存在にあるそうです。
木で作られているため、軽くて断熱性が高い。そのため、食器を
手に持って食べることを前提としたマナーが成立したとの説です。
“なるほど”とうなずける話です。

また、お呼ばれをした際などに料理を残すのは失礼かと思い、
お腹がいっぱいながらも無理矢理に食べることがあります。
しかし、中国でこれをすると大変なことになるようです。

中国では、食事を残すことがマナーで、
残すことにより“満足した”と表現するようです。
ですのでいつまでもお皿を綺麗に食べていると
エンドレスで料理が運ばれてくることになります。

お客様を招いた際には、まず主人が料理を少し取り、その後
周りの方にすすめます。これは毒殺が多かった昔の名残で
主人自らが先ず食べて安全であることを示しているとのことです。

私が未だに慣れないのが、ソースをパンにつける食べ方です。
フランスですとカフェオレにパンを浸して食べたりもします。
我々日本人は、手づかみで食事をする習慣がないからなのか
はわかりませんが、エレガントに食べることが難しい作法です。

とはいうものの、「郷にいれば郷に従え」の諺にもあるように、
外国を訪れた際にはマナーも含め食事を楽しみたいと思います。