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赤ちゃんは、眠ければ食事をしている途中でも眠ってしまいます。
逆に、お腹が減ると泣き叫び、一時も待ってはくれません。

では大人はどうでしょうか?

毎年の新入社員研修では、受講生を眠らせないため、常に
プログラム進行に気を配っています。
なぜならば、少し長くレクチャーが続くとすぐに数人は眠気を必死で
我慢しているか、頭を垂れてしまうかという状況になるからです。

ところが、ユニゾンで一番多く手がけている管理職層の研修になると、
どんなにレクチャーが続こうとも、眠そうな気配さえほとんどの方が
見せません。
もちろん、年齢が高くなれば、睡眠時間が短時間でよくなるという
ことも考えられますが、それだけではなさそうです。

社会経験を積み、組織でもまれ、時間を経ると、人は自制する力を
自ずと高めているような気がします。
組織では、“わがまま”には生きていけません。
自分を押さえる、我慢するということが“癖”として、しっかりと
身についているのです。

しかし、この“癖”によって、自らも気付かない内に心身が限界を超え、
メンタルヘルスを患ってしまう要因の一つともなってしまっているような
気がします。

多忙を極める現代のビジネスパーソンは、自分をも壊す力で自制して
しまっていることがないよう、たまには自分の心や体の“わかまま”を
聞いてやることも重要かも知れません。