「最近は、定年まで勤め上げようと思って入社する人は少ないよねぇ。」

お客様先や研修の場で、このようなお話を耳にすることがある。

他方、財団法人社会経済生産性本部が行った
「2006年度 新入社員半年間の意識変化調査」によると、
ここ数年、有名大企業への就職が再び人気となっていて
定年まで働こうと思って入社する学生も全体の3割程度いるとのことだ。

3割が多いか少ないのか、また、新入社員へのアンケートであるから、
今後どのように動くのかはわからない。

しかし、定年まで勤める気がなく入社したのに、
やりがいのある仕事や、尊敬できる上司・気の合う同僚などに巡り会い、
結果的に定年まで働くこともあるかと思う。

今のところ万年部下(?)の私としては、ウン十年後に
「良い部下に恵まれて定年まで勤め上げちゃったよ」と
上司や先輩に言わせてみたい。

部下が「この上司や先輩がいるからがんばろう!」と思うこともあるように、
上司にも「この部下のためにもがんばろう!」と本心から思ってもらえるように
なりたいものだ。

日頃お世話になっている上司や先輩に対して、何かしらの恩返しがしたい。
そのためにも、早く一人前以上の成果が出せるよう成長してみせます!