ユニゾンでは、研修(特に管理職向け研修)を実施する際に、
受講者の直属の上司にあたる方々にも、オブザーブとして
研修にご参加いただくことがある。

これは、受講者ご本人の課題を直属上司の方にも理解していただくことで、
受講者の研修効果を高める(実践しやすくなる)狙いがある。

また、上司のオブザーブが叶わない場合でも、研修終了後のフォローや
ご報告の為に、受講者の直属上司の方とお会いすることも多くある。

このような経験からか、私は、
上司・部下を“組み合わせ”で眺める癖がついてきてしまったようだ。
その癖のお陰(?)で、最近あらためて気づいたことがある。

それは、部下は、良きにつけ悪しきにつけ、
直属の上司に“よく似てくる”ということである。

上司を尊敬していたり、好きだとおっしゃる部下はもちろん、
嫌いだ、認めないと大騒ぎしている部下でさえも、にじみ出る
雰囲気から言動まで、直属上司にそっくりなのである。

先日、社内でそんな話をしていると、
一人の講師が、私と私の部下のデスクを眺めて一言。
『確かに…机の上を整理整頓できないところもそっくりだ!』

自分で自分の首を絞めた私であった。