同じビルに入っている会社の方とご一緒する機会があった。
普段なら何気なく近況をお話ししたり有意義なひとときが過ごせるのだが、
今日は先方が外国人とご一緒にいらっしゃった為、私は「話に入れない!」と
緊張と切ない思いでいっぱいになった。

我々のオフィスビルには外資系企業なども多く在籍されていることから、
ビル内での外国人率はかなり高い。
いつもエレベーターなど公共のスペースでは、外国の方と一緒になると、
語学が苦手な私は緊張の嵐である。

しかし、彼らの話をしばらく聞いていてびっくり。
その外国の方は日本人よりもきれいな日本語を話されていた。

直接お話を伺ってみれば、日本に来て10年くらいとのこと。
周りの方々曰わく、時に日本人の日本語の間違いを指摘することも
あるほどらしい。

こういう方にあうと本当に感動する。
外資系企業の日本へ派遣されている方などは、常に通訳を通し、
挨拶さえも英語というような、全く日本語を使う気のない方を見かける
ことがまれにある。

仕事においては、業界や業種によって使われる言葉が異なる場合がある。
意味さえ分かればさほどの違いがない仕事であっても、使う言葉が違うだけで、
自分の仕事は特別だと、他者に理解を示す努力をしない人間がいる。

外国から来日して、根本的に国語が違うところでも相互理解を深めようと
言葉を習得している人がいる。
少なくとも、日本語同士であれば相手の使っている言語を分かろうと努力し、
自分の言いたいことを相手に伝わる言葉を使う努力をしたい。
そして自分の仕事や能力の可能性を自ら狭めてしまうことのないようにしたい。