最近読んだ本で印象に残った三冊をご紹介します。(unison1)

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 「火車」(宮部みゆき著)は、NHKで放映されている
 「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、
 ヤミ金融の被害者救済に奔走する弁護士、
 宇都宮健児氏が取り上げられていた番組内で、
 彼をモデルにした弁護士が登場する小説として
 紹介されていた本。

 過去に読んだことがある著者の作品「クロスファイア」、
 「理由」の二作品よりも楽しんで読めました。
 知人の話によれば、
 宮部みゆきは時代小説の方が面白いとのこと、
 次回はトライしてみようと思います。



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 「歴史とは何か」(E.H.カー著、清水幾太郎訳)
 「論文の書き方」同様、恩師に薦められて読んだ本です。
 
 一言で言ってしまえば、とても難しい本でした。

 1960年代にイギリスの著名な歴史学者が講演した
 内容を翻訳したもので、 タイトルの通り
 「歴史」とは一体何なのか?
 多方面から考察しています。
 
 歴史とは、それを紐解く現代に生きる歴史学者が
 作るもので、一面的なものではないと理解しました。
 それでもそれ(歴史)は動く、
 恩師はこの言葉が印象的な本だと話していました。
 しばらく経ってまた挑戦したい本です。

 
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 最近話題となっている「ウェブ進化論」(梅田望夫著)

 Webテクノロジーがもたらすであろうパラダイムシフトを、
 平易な文章で解説した意欲的な書であると感じました。
 この著作に関して賛否がかまびすしいのもうなずけます。
 
 この本を読んだ私は、デジタルデバイトの進行により、
 情報を持てる者と持たざる者との格差が
 ますます広がっていくのではないか、と
 少なからず危惧を覚えました。
 
 良い悪いの話ではなく、この本に書かれているような
 現実が、遠くない将来にやってくるのかもしれません。
 ITになじみの薄い方にこそお薦めしたい本です。