【unison3】

今日は『パレートの法則』という言葉を取り上げてみたいと思います。

『パレートの法則』とは、別名『2:8の法則』とも言われるもので
様々な場面で利用されています。

例えば、全商品のうち2割が売上全体の8割を占める、
蟻が100匹いたら、よく働く蟻は全体の20匹だけ、
納税者の上位2割が総額の8割を負担している、等々。

そう言われれば、私がこれまでお付き合いさせていただいた
企業様を見ても、必ず主力の商品やサービスがあるか、
上得意の取引先があります。

確かにマーケティング戦略の立案等の場面では
費用対効果の観点から非常に意味のある考え方です。

でも、これを会社の組織にあてはめた“例え話”に私は違和感を覚えました。

「会社の2割の人間が会社全体の8割の売上(利益)を稼ぎ出している。
従って、それら2割の人間だけをケアすれば会社としては安泰」
というのですが、果たしてそうでしょうか?

会社を組織として捉えた場合、主力である2割の人間も残り8割の
レベルアップがあって初めて強化されるというものです。

そんなことを考えているうちに、私の尊敬するある方が
よくおっしゃっている言葉を思い出しました。

「これから団塊の世代が定年退職を迎え、
労働力人口がますます減少して行く時に、
日本企業が世界の中で競争力を維持し続けるには、
組織力強化による知的生産性の向上しかない!」

ところでプロ野球のオープン戦が始まりましたが、
常に2割の主力選手の強化ばかりに注力している
例の球団は今年こそ優勝できるのでしょうか?