「年下の上司、年上の部下」
私が社会人になった頃には考えられないことでしたが、
このような関係も、今では珍しいことではありません。

「仕事の上では年齢などまるで関係ない」
と本心から割り切っている方もいらっしゃいますが、
お互いが遠慮をしながら、ぎこちない関係を続けている
ケースも多く見受けられます。

先日、課長になったばかりの三十代前半の友人と話す機会がありました。
彼の部下は大半が年上で気苦労が絶えないことに加え、数少ない年下の
部下との関係もぎくしゃくしてしまっているとのこと。

話を聞いていて、
比較的若い彼が、思いのほか年齢を気にしているのに驚くのと同時に、
「年上の部下とはやりづらいのが当たり前」と思っている私と、
何ら違わない感覚を持っていることに少し安堵しました。

「部下は上司のことを良く見ているもの。
 特に、Aさんと私とでは接する態度がまるで違う、
 なんてことを敏感に感じ取る。年下の部下に接するのと
 同じように年上の部下にも接してみなよ!」

などと、もっともらしいことを言ってしまいましたが、
かくいう私も褒められたものではありませんでした。

一つだけアドバイスができるとしたら、
自分の悩みや、自分はこうしたい!ということを理解してくれ、
牽引役となる「ナンバー2」を育成することかもしれません。